松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

タイのツーリングで文化の違いを実感 ファイナル

 

チェンマイからチェンライへのツーリング復路編

バスに乗り込みコーラをグビグビ飲み干してから次は、チェンマイ市内から北へ30分の位置にある首長族と耳長族の村へ向かいました。到着してそこを見た瞬間、何となく観光客を意識しているような雰囲気を感じでした。

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入り口は、こんな感じでここから様々なアトラクションが・・・・イヤイヤ地元の先住民族が実際に生活されているという所にカメラは、入って行きました・・・・。

 

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不自然に置かれた何かの頭蓋骨。恐らくこのサイズだとお国柄ゾウさんのものだと思われます。お供えもしてあり、祭壇の割には些か貧弱な感じもしますが、真相は僕にも分かりません。

 

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おっと!いきなり村の人を発見、「ここに座っていなさい。」と言われたが如く僕たちに驚くことなく同様もせず無言でこちらをみてフリーズされていました。どうやって生活をしているのか・・・・・?なんてふと疑問に思いました。因みに耳長族です。

 

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こんな感じに集落がありました。ここも電線や上下水道みたいなものが見当たりませんでした。冬が無いのでこんな感じでも問題ないのでしょうか。ここはなんとなくランボーが捕虜奪還でマシンガン片手にバンバン撃ちまくって走り回っているそんなイメージですよね。

 

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村の子供たちと遭遇しました。無表情で頬に人差し指をあててポーズを取っていました。これは、絶対にこうしなさいと教えられての仕草だと思い何か胸が痛くなってきました。僕にも当時このくらいの娘がいたので、何か切ない気持ちになりました。

 

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あるポイントまで来ると取って付けた様に続々と村人登場です。しかも女性ばかり恐らく男性人は勤めに出てるか畑仕事みたいなことをやっているのでしょうか。

 

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年の頃は小学校高学年か中学生かいずれにしても学校も行かず働いているんですね。事情は分かりませんが、とにかく頑張って下さい。

 

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集落をひと通り見て周り出口らしき所から表に出て、後ろを振り向くとこんなポスターが貼ってありました。「村の中を4輪バギーで走ろう!」見たいな事を書いていると思うのですが、僕は、このアトラクションには参加しませんでした。例えセットであってもやはり住居の周りを走り回るには気が引けますね・・・・。

 

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先ほどのお嬢ちゃんが、これを進めてきたので二つ返事で二個買いました。確か二つで300バーツ(1,000円)くらいだったと思います。真鋳をグルグル巻いただけのリングですが買っちゃいました。

 

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ホテルに戻り身支度をして再びチェンライからチェンマイに戻りました。この写真は帰る道中、お洒落な公衆電話だったので撮ってみました。チェンマイから飛行機でバンコクに入って最後の市内観光です。

 

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バンコク空港に着いたら早々にチャーターバスで市街観光の始まりです。タイの車は、とにかく派手な車が多く日本とはチョッと色の使い方が違いますね。

 

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ハイウエイを走っていると等間隔でお釈迦様が立っています。さすが仏教の国ですね。日本は、何の国って世界から言われているのだろう?フジヤマ、スシ、ゲイシャサン?どれも道路の脇に立てるのはNGですね。

 

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どうですこのショッキングピンクのタクシーお洒落ですね?トヨタもこんな色のクラウン出してましたね。それにしてもピンクのタクシーは目立ちますね。

 

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落書きなのか看板なのかいずれにしてもやりすぎですよね。目立つには目立つけれど、とにかくこの国には驚かされます。

 

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そんなビルがあるかと思えば、こんな素敵なビルも建っています。

 

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バンコクのプラナコーン区に入ってきました。

 

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国王夫妻の写真が道路の中央にド~ンと飾られています。

 

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こんなところでもトゥクトゥクがスタンバイしています。

 

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 バンコクの観光地で一番有名な「ワットプラオ」到着しました。心身共に身を清め、タイの文化に触れることの出来る場所です。「ワットプラケオ」は、タイ人であれば誰もが訪れたいと願う場所だそうです。金色に作られた寺院はとく迫力があり、神聖な雰囲気に包まれます。この中は、神聖な場所なのでショートパンツでは、入れませんでも路上で長ズボンや長いスカートを無料で貸し出しているので安心です。観光が済めば、ちゃんと借りたところに返しに行きます。もって帰る人はいないのだろうか?

 

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様々な国から観光に来ています。外観の写真はOKですが、中に入ると殆ど撮影できませんでした。やはり神聖な場所はちがいます。靴も結構脱がされましたね。

 

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必死でファインダーを覗き込む観光客の姿がなんかイイ!

 

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アンコールワットのミニチュアが、飾ってありました。ミニチュアといってもかなり大きくてそれにとても精巧に作られていてまさに圧巻。

 

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どうです?凄くリアルでしょ!でもアンコールワットってカンボジアですよねなのに何故?チョッと調べたところ昔シャム王国の支配下にクメール王国があった頃、ラマ4世がアンコールワットを訪れ、その素晴らしさに感動してここに模型を作らせたそうです。それにしてもどうやって作ったんだろう?

 

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とにかく何処もかしこも、きんきらきんです・・・・。

 

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こんなのが動き出したら怖いでしょうね。ハムナプトラって映画でこんなのが動いてた気がする・・・・。

 

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地元っぽい子供たちも社会見学かな?とても可愛かったですね。そして僕たちは、ひと通り見て廻ったのでいよいよタイともお別れです。

 

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ワット・プラケオから少し離れるともうこんな町並みに早代わり。とにかく景色のギャップには驚きの連発でした。

 

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こんなのもありました。上手に刈り込んでありますね。これが、それなりに並んでいたんですが、一番出来が良かったのがこの像さんだったので写しておきました。

 

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あとがき

はい、別れを告げるバンコクの空港です。今回のタイ・ツーリングはとても楽しかったです。町を通り抜ける度に検問所がありドキドキしながら走ったり、食べ物に細心の注意を払いながら走ったりと何か無我夢中的な旅でした。しかしながら最後の夜にジョーカーを引いてしまったのです。

それは、ずっとタイ料理だったんですが最後は何故か中華料理店での晩餐だったんです。気の緩みととても美味しい中華だったので出るもの全て食しました。ただ一点、揚げた海老が出たんですが、何となく食べたくなくパスしてたのにもかかわらず、強引に進める人がいて仕方なく食べたのが大きな間違いでした。30分も経たないうちに腹痛に襲われ我慢しながら何とかホテルに戻りました。

その瞬間あまりの激痛に一瞬気を失い、気がついたら車椅子に乗せられていました。ホテルのスタッフが何か話されているものの意識の遠のく中、まったく言葉が分からずとにかく身振り手振りで部屋まで連れて行ってもらいました。しばらくして同じ部屋の連れが帰ってきて「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれました。僕はトイレでずっとうずくまりながら力なき声で「大丈夫です。」と答えるしか出来ませんでした。痛みが少し治まりトイレから出てくると連れが、正露丸を出してくれました。それをのんだらスーっと痛みが引きウソの様に治ってくれました。恐るべし正露丸。とチョッと長くなりましたが、最後の最後で痛い目にあった旅でした。