松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

家庭で楽しむお手軽カクテルvol.2

 

BARだけでしか飲めないカクテルはそうそうないと思います。

昨日、一昨日と1月に続き2月の京都は雪に見舞われ僕の通勤が阻まれる日が続いています。バイク通勤の僕は自宅から職場に行くにはどうしても峠をひとつ越えないといけません。その峠がここ最近の寒波で時折積雪に見舞われるのです。幾度と無く大雪の中、危険とひんしゅくを感じながらも乗り越えてきた僕ですが、今年の雪は中々の兵です。「そっちがその気ならこっちだって・・・・。」と風車に戦いを挑むドンキホーテの域に達しています。やるか、やられるかです。とにかく春がもうすくそこまで来ています。もう少しこの冬と戦いたいとおもいます。

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因みにこの写真は先月大雪が降った時の画像です。今思い出すだけでも身の毛がよだちます・・・・。雪の日は必死で走ってくるので写真を撮るゆとりが無く二度目の登場です。

さて、今回はあまり一般的ではないもののそれでいてとっても美味しいカクテルを紹介したいと思います。このお酒は、BARをする前に知り合った女性から教えてもらったカクテルです。イメージと口にした感じがまったく違うことにその時は凄く驚いたのが今も記憶にあります。それ以来僕も店で出すようになり女性のお客さんから結構リクエストを頂きました。

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まずそのリキュールですが「advocaat」アドボカートといいます。それは、たまごからできたリキュールです。オランダ産のリキュールです。見た目は黄色く濃厚でクリーミーな感じです。種類は、それなりに沢山あります。味の見極めは、実際飲んで見極めるしかありません。卵白まで使う濃いものから黄身だけを使う少し薄いものまであります。因みにリキュール系には、黄身だけを使う少し薄いものが使われています。

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その中でももっともポピュラーなメーカーがこのワニンクスのアドヴォカートですとにかくリキュールとしては、最高にドロドロなのでグラスに注ぐ時は、根気よく焦らず注ぎましょう。まず、女性から教わり感動したカクテルへ行く前にこの季節にバッチリのこのリキュールを使って温かいカクテルのエッグノッグというのを紹介します。僕は暖めたミルクが駄目なのであまり好きじゃないですが、冷えた身体には、もってこいのホットカクテルです。

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材料 アドヴォカート 45ml  ブランデー 1tsp.  ホットミルク 適量

作り方  300ml~350mlのグラスにアドヴォカートを入れ、温めたミルクを注ぎ良くかき混ぜます。  その上に、ティースプーンでブランデーをフロートすれば完成。ミルクとかクリーミーとか甘いとか好きな人にはたぶんお気に入りのカクテルになると思います。

因みに僕が好きなのは、ホット・バタード・ラムです。これは、ダークラムに角砂糖ひとかけら、そして熱湯を注ぎバターを適量乗せる。このカクテルは僕の場合、二杯飲んだら風呂上り気分になります・・・・。チョッと脱線しましたが、本編に戻ります。

それでは、いよいよそのカクテルのお話をしましょう。そのカクテルは、スノーボールといいます。今となっては珍しくないかも知れませんが、当時はどこのBARでもおいていませんでした。クリーミーなのに清涼感があるというかとにかく僕は美味しいと思いました。

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材料  アドヴォカート 40ml  ライム・ジュース 1dash  トニックソーダ

作り方  300ml~350mlのグラスにロックアイスを入れたタンブラーにアドヴォカートそしてライム・ジュースを1dash最後にトニックソーダを注ぎよくステアすると完成。これで美味しい、美味しいスノーボールカクテルの出来上がりです。因みに僕はトニックソーダを使ってましたがジンジャーエールを使っているところもあります。

まとめ

 

 

確かにこの説明だけでは、本当に美味しいかどうか分からないと思いますが僕の店では、人気があったのは紛れも無い事実です。でもこれだけ説明すればチョッと飲みたいと思いますよね。「フルボトル1本買うのはチョッと・・・・。」の人はまずお店で飲んでみてから決めるのもいいかも知れません。とにかく興味のある人はぜひ、試してください。ホット・バタード・ラムもよかったらご一緒に・・・・。

 

 今回紹介したリキュールはたまごが入っているので保管は冷蔵庫でしてましたが殆どのリキュールやスピリッツ、バーボン等は常温で管理でき日持ちもするの一本、また一本と集めて行くうちに気が付けばホームバーになってしまってたりして。