タイのツーリングで文化の違いを実感 寄り道編
メコン川よりラオスに上陸
異国を走ったこともあり結構くたくたになってしまったツーリング初日でしたがこの日は観光を楽しむ日となりました。子供の頃も大人になってもワクワクする時間を過ごすと買ってに目が覚めるもんですね・・・・。
一夜明けましてホテルの窓から見るチェンライの朝焼けです。周りには高い建物が見当たらず「ここはタイなんだそれにとっても田舎なんだな~」とあらためて実感しました・・・・。
この日は、朝からチャーターバスに乗り込みメコン川へ向かいゴールデントライアングルを生で見に行きます。
日本の町並みにありそうな風景です。バスの車窓より
いちいち草木が多い茂っていて家なのか何なのか分からない所が多かったですね・・・・。
少し街中に入ってきました。建物はコンクリートのものが多いですが全体的に高さが低く京都の古都条例みたいなものがあるのでしょうか・・・・?それに車の往来がとても少なく感じました。
そうこう言っているうちにメコン川の船着場に近づいてまいりました。写真では、分かりにくいですが、かなり大きな建造物でした。
ゴールデントライアングルのミニ情報
ゴールデントライアングルはタイ語でサームリアムトーンダムといい、タイ、ミャンマー、ラオスの3カ国がメコン川で接する地帯です。今は観光地化しているゴールデントライアングルは、19世紀の頃、この地域一帯では麻薬原料のケシ栽培がさかんで密造や密売が横行していたそうです。タイはミャンマー、ラオス両国に対してケシ畑の撲滅を求めましたが、貧しい国の農民にとって大きな収入をえることができるケシ栽培をやめさせることは難しい問題だったそうです。現在は、取締の強化や両国の経済成長によってタイ北部近辺での麻薬生産はほぼ消滅したそうです。
船着場にはテイクアウトできる調理パンが売られていました。美味しそうだけれど船に乗る前なので辞めときました。もし体調に異変がきたとき対処のしおうが無いので・・・。
見えてきました!メコン川まっちゃ色です。透明度はまったくありません。しょっちゅう雨が降っているから濁っているのだろうか・・・・?
なんて書いてあるのか分からないけれどニュアンス的に「ライフジャケット着ないと知らないよ!!」という事なのだろうか?
桟橋に向かってどんどん階段を下りておきます。左側を向いたら金の御釈迦さんが鎮座していました。
いよいよ乗船です。僕んちの近所に保津川下りの船着場があるんですが、ずいぶんイメージが違うのでとても新鮮でした。
天気が好いはずなのになぜか向こうがかすんで見えます。神秘的?
だいぶメコン川の中心部まで来ました。それにしても、素晴らしい景観で心があらわれるって感じは全然しなくってどちらかと言えば、探検?な感じですね。
向こう岸が見えてきました。ラオスです。船着場的な場所がよく分かりません・・・・。やはり探検ですね。
はっきり見えてきました。船着場です。お洒落の一言につきます。しかしながら日本でこれをしたら安全基準は、絶対パスできないでしょうね。
ラッキーです!ま新しい竹で編みたての桟橋です。古かった時の事はどちらかと言うとイメージしたくないですよね。
それにしても両幅が、不揃いで縦の竹が3本・・・・。やはり新しくてよかったです。
帰りもこれに乗って帰ります・・・・。その前にあの桟橋を渡らなければなりません。
上陸したものの無人です。人の気配がありません。まるで「千と千尋の神隠し」の最初の方みたいです・・・・。でも実は、奥のほうにお店の人が居ましたけどね。
お店の中に入るといきなりこんなのの瓶詰めや・・・・
こんな野の瓶詰め・・・・それに、
こんなのの瓶詰めと盛り沢山。これいったい何なんだろう?精力増強剤?観賞用?そもそもお土産で持って帰れませんよね~・・・・。これは地元民だけのお土産なのだろうかそれとも意外とお土産はアリなのだろうか・・・・?
結局、何も買わず船に戻りました。僕達一応お客さんなんですが船長さんは、僕たちをガン無視でこのポーズそれでも何故か腹が立たないのが不思議でした。
ジャングルと奇妙なみやげ物屋さんとつかの間の時間を過ごしラオスを後にします。
タイ側の河川敷に集落が並んでました。昔は知りませんが今の日本には無い風景ですね。実は、観光用のセットだったりしてと思うくらいの異文化です。なんてったって生きて行く上のインフラがまったく見当たりませんからね・・・・。
それでも近づいてみると生活風景が、見えてくるのです。これぅてやっぱり住んでいるという事なのでしょうか?因みに写真に写っている人達は闘鶏の鳥を飼育している人達だそうです。
生まれた時からここだったらもしかして住めたかもしれませんが、今からここで住めと言われたらチョッと厳しいかもいや、全然厳しいでした。
これは、コカコーラです。無事メコン川の遊覧を終わりバスに戻ってまいりました。このときの冷えたコカコーラがこれほど美味しいと感じたことは無かったと思います。それにしてもこれだけ自分の住んでいる日本と環境がちがうんですね。でも凄く楽しかったです。次回は、いよいよチェンマイからチェンライへのツーリング復路編そして上手く編集できればバンコクへ移動日本へ出発まで紹介したいと思います。