ロックもフォークも行き着くところは「演歌」にならなかった。
あの頃ジュークボックスが音楽のデータベース
昨日、カセットテープの事を書いていてふと昔の事を思い出しました。若い頃はロックやフォークそれにニューミュージックにソウル、AORと様々な音楽を楽しんでいました。僕が中学、高校くらいの時は空前の喫茶店ブームで石を投げたら喫茶店に当たるくらいの数がありました。本当は、駄目なんですけど学生の頃、よく近所の喫茶店にジュークボックスを掛けに行きました。その当時音楽情報番組なんかはあまりなくミュージックTVなんかもその頃未だ無かったかと思います。なので音楽情報はラジオか何故かジュークボックスだったんです。出たばかりの新しい曲が沢山詰まった箱でした。その時よくジュークボックスで聞いていた曲を取り合えず10曲選んでみました。
AMI K Jukebox | Home Leisure Direct
1970年代後半のお気に入りソング
- アバ ダンシングクイーン
(ABBA Dancing Queen) - ビージーズ サタデーナイトフィーバー
(Bee Gees Saturday Night Fever) - オリビア・ニュートンジョン ジョリーン
(Olivia Newton-John Jolene) - ジャニス・イアン ラブ イズ ブラインド
(Janis Ian Love Is Blind) - イーグルス ホテルカリフォルニア
(Eagles Hotel California) - ジャクソン・ブラウン スティ
( Jackson Browne Stay) - ビリー・ジョエル ストレンジャー
( Billy Joel Stranger) - ピーター・フランプトン ショーミザウェイ
(Peter Frampton Show Me The Way) - キッス ハードラックウーマン
( KISS Hard Luck Woman) - プレイヤー ベイビーカムバック
( Player Baby Come Back)
とまあ、数え上げればきりがないのですがその中で特に思い出深い曲のみをピックアップしてみました。確か当時ジュークボックスは100円で3曲かけれたと思います。
趣味が変わるターニングポイントはどこ?
子供頃人は音楽の趣味が大人になるにつれて変わっていくんだと本当に思っていました。なぜか周りの大人は、演歌を口ずさみテレビの歌謡番組は、のど自慢の番組なんて印象が強烈に残っています。また歌う場所にしても当時カラオケボックスの様なものは無くせいぜいスナックくらいだったと思います。そしてそんな演歌を歌っていたりする大人たちも若かりし頃は西洋音楽に耳を傾けリーゼントをきめロックンロールを口ずさんでいたに違いない・・・。だから僕もそうなるのか~誰のファンになるんだろどんな演歌が好きになるんだろうかと考えていました。
未だ変わる気配がない音楽の趣味
あれから数十年僕はいっこうに演歌は好きになれず口ずさむことも無いです。完全に自分の中の思い込みでした。年齢に応じて音楽の趣味は僕に限っては全く変わらずどちらかと言えば時代にリンクする音楽を楽しむ事の方が多いです。ただ一つ言える事は一時期の様にじゃんじゃんレコード(今で言うところのCDやミュージックデータのダウンロード)を買う事は少なくなったのは事実です。演歌が悪い訳でも何でも無いのですがとりあえず大人になっても演歌に走らなくて済んだ事にホッとしています。