松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

ここだけの話は、本当にここだけ?

 

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昔から「人の口には戸は、建てられない」と言いますが、いつの時代もこの風習は、変わらないですね。学校の授業の事は、僕もずいぶん前になるので覚えていませんが、ホームルームの時間や道徳の時間に「人間というものは・・・。」なんて人の道まさに道徳を教えられたものです。その中でよくテーマになったのは「暴力は、いけない」とか「いじめては、いけない」そして「差別をしては、いけない」などこの手のお題は、ガッツリ始動された様な気がします。しかしながら噂話についての指導は、無かったのでは、ないでしょうか。

 

 

話せないけど、話してしまう時のワード「ここだけの話」

絶対に他言無用と言われる話題は、そう言われれば、言われるほど、誰かに話したくなるのが、人間です。「ここだけの話」があちらこちらで展開される井戸端会議みたいなものですね。秘密を持つ当人は、何が何でも隠そうとしますが、秘密を掴んだ者は、人によって勿論異なりますが、猛烈に打ち明けたくなるのです。前置きなしにそのまま伝えると間違いなく広まると思い「ここだけの話」が、登場するのです。

 

 

何てったって「ここだけの話」は、やはり悪口?

また、聞かしたくない話を誰かに話す時にも「ここだけの話」がちょくちょく登場します。そもそも人を褒めたりするのにここだけの話は、使いません恐らくこの場合大概、話題というのは、良くない噂話やバラされたくない機密情報などいずれにせよ聞かされた側にも知らぬ間に共犯にされていきます。

 

 

言っては、いけないと強く自覚しているのに

秘密を掴んだその瞬間から誰かに聞いて貰いたくてウズウズし始めます。僕の様に秘密を打ち明けられる尻から忘れて行く人間には、話しても仕方ないですが、拡散するリスクを負ってまで誰かに打ち明けたくなる衝動は、どうして生まれるのでしょう・・・?僕自身に置き換えた場合考えられる事は、それがとても面白い話の場合。何れ世間にバレるので先行して一部の人達だけで情報を共有したい時。など、どれも自分勝手な理由ばかりです。世の為、人の為になる噂話等は、ま~無いと思います。

 

 

最悪バレても何とかなると軽視した話題

最後は、居直りです。そもそもそこに正義の無く、よこしまな気持ちのみが作り出す話題なのでバレてもそれほど罪悪感を持たないのがこのタイプです。

 

 

かってに時効と決め付けて話す話題

一か月か一年か分かりませんが、公にされたくない話を当人以外がもう話して大丈夫だろうと勝手に判断して、一部の人間に話す。究極の言い訳です。

 

 

まとめ

僕も人の事は、言えませんが人のプライバシーや企業の秘密など偶然手に入れた時、人に話してこそ価値があるなんて解釈をする時があります。なぜそうするのか、やはり自分の価値観の共有しかありません。悪気がある、悪気が無いは別として人より早く情報を手に入れ人に教えるのループだと思います。何れにしても人格を疑われます。なのでせっかく勝ち得た社会的信頼感を「ここだけの話」をするだけで失うことになります。なので極力「ここだけの話」はあまり連発しない様心がける事が肝心です。