映画が好きなのは妄想力が優れている
僕が子供の時、頭の中に別の世界(架空)を描く能力が十分に無かった頃、映画という黒船が僕の空想の世界へ来襲してきました。これがきっかけで僕の頭の中に妄想・空想・想像が形成されていきました。
気に入った情報で理想の世界を作り上げる妄想力
妄想の世界は、ポジティブに膨らませる場合とその反対にネガティブに描く場合があります。僕の場合は、勿論どちらもしたことがありますが、7:3くらいの比率でポジティブな妄想が多かったです。先ほども少し触れましたが、まずなんといっても僕の場合映画の影響が、大きかったですね。
初めて映画館に足を運んだのが東映の夏休みに上映される「東映まんが祭り」でした。あんな世界に行きたいとか主人公を自分と入れ替えたりとか夢いっぱいの子供時代でした。
憧れから来る妄想がすべての始まり
そして年齢を重ねるにつれて思春期に突入します。
思春期:(ししゅんき、英: puberty)は、人間が生殖器以外でも外形的性差が生じ、やがて生殖能力(性的に成熟する時期)を持つようになり、心身ともに子供から大人に変化する時期のこと。 by Wikipedia
ただ僕の場合この時期のかなり早い段階から好奇心満載でしたけどね・・・。見ては、いけないとされていた「11PM」をこっそり見たりとかドラマでも「プレイガール」とか「傷だらけの天使」などちょっとエッチなドラマなど小学生には十分すぎるくらい刺激的な番組でした。こうして妄想のベースとなる資料がどんどん蓄積されていくのでした。
現実逃避からの妄想力を育てる
現状の自分に不満を抱いている時「これが、これで、こんな風になっていたら・・・。」などと精神的バランスをコントロールするには意外と使えるのが妄想力です。
昨年秋に大人気となったドラマ「逃げるがはじだが役に立つ」の中でも主演の新垣結衣さんや星野 源さん。特に新垣結衣さん演じる「みくり」は、妄想女子としてドラマの見どころにもなっていました。このように妄想は、精神的バランスを保つのにとても大切な行いなのです。
心が傷ついた時の特効薬それが妄想
精神的にダメージを受けている時、好きな映画やドラマを見て主人公を自分に置き換え現実逃をするのです。要するに人生の箸休めです。
日々消化して行く出来事を詰め込み過ぎた時に消化不良を起こしたりするのは身体的にも精神的にも同じです。なので、このようにありえない妄想に耽り、チョッと休憩するのです。
非現実と現実を区別できなくなる
まれに妄想にはまりすぎて現実と非現実をごちゃまぜにして生活をしている人がいます。この場合は非常にまずい事になり妄想を想像と勘違いしなせば成ると思い込み問題を起こすケースがあります。
妄想は、あくまでもありえない事で「こうすれば、こうなるであろう」という想像では無い事を、しっかり認識しておく事が妄想を楽しむポイントです。
妄想が出来なくんる日
こんなことを書いていて何なんですが、最近めっきり妄想する事が少なくなりました。感受性がうすれ、日々の生活に疲れそんな事をしている場合では無いとかが原因なのでしょうか?
よくよく考えてみると、ただ単純にやることが多く妄想する時間が無いだけに気付きました。なので、そのうち暇になったら、また妄想が出来るかもしれませんね。
まとめ
妄想は、恐らくわれわれ人間だけが出来る特技かも知れません。足したり、引いたりる計算もするし人生設計もします。ひとを思いやったりその反対も時には考えたりとか、とにかく色んな角度から自分の行動を精査し自身を導いていきます。この超精密機械を動かすには、妄想力は潤滑剤でありクールダウンの時間でもある訳ですね・・・。