松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

嫌な臭いの無いトイレにする方法

 

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いきなりですが、僕の勤める会社での役割のひとつに、トイレの掃除があります。決して罰でやらされているのではなく、 他の人にお願いするとどうしても僕の思うクオリティーに仕上がらないからです。僕がする時は、便座は、便器から外し可能な限り解体して掃除をします。もちろん工具を使ってまでしませんが、とにかく手で外せる限り、分解掃除を試みます。そんな僕の努力もあって10年以上経った今でも職場のトイレは、ま~美しく維持できていると思います。それでもやはりトイレは、トイレ。どうしても微妙なトイレ臭というか、やっぱりトイレなんですね~これが・・・。以前コマーシャルで見た事があるのですが、目隠しされて悪臭があるはずの場所に連れて行かれ芳香剤をそこに置くだけで「自然の森にいるだの、山の高原にいるなど」場所を分からなくするくらい強烈な臭いの芳香剤のCMがありました・・・。若干デフォルメされている様な気もしますが、それにしても一体どんな香りがするものなんでしょうかね・・・。さて、今回はそんな強烈な芳香剤を使わなくても、日々の掃除でトイレ臭の解消ができる技を紹介したいと思います。

 

トイレに潜む嫌な臭いの主な原因

何かと気になる住まいの悪臭。中でも、嫌なニオイといえば、上記でも触れましたが、やはり排泄絡みのトイレ由来のものになるでしょう。そんなトイレのニオイの主原因に挙げられているのが、男性陣にとって耳の痛い話ですが、洋式便器で僕たち男性が小用を足すときの飛び散りが原因なのです・・・。もちろん無神経にただ小用を足しているのではなくなるべく飛び散らないように願いを込めて、水溜り周辺を狙うのです・・・。しかし実はこれが、何の効果も無い事がわかりました・・・。ライオン株式会社ハウスホールド第2研究所が発表した調査によれば、洋式便器の場合、便器のふち裏汚れがニオイの主原因である事が判明しているようです。そして、その便器のふち裏汚れのできやすい家庭の条件が、次の項目になっています。

  • 洋式トイレで男性が立ち姿勢で小用を行う際、水たまりの手前や奥を狙っている
  • 温水便座を使用
  • 便座カバーを使用
  • 常時便器のふたを閉めている

 

知りたくなかった現実

別の報告では、洋式トイレで男性が立ち姿勢で小用を7回(1日分相当)行うと約2300滴の尿が、便器外に飛び散っていたということが分かり、そこで悪臭(アンモニア)の原因となるスタフィロコッカス(黄色ブドウ球菌)が多く検出されるとの事です。こうなってくると僕たち男性陣に対して「できるだけ水たまりの中央を見据えて狙え!」と家族から執拗に攻撃を受けるかもしれません・・・。でもできるだけ頑張ってみたいと思います。

 

トイレ掃除の確信に迫る

まずは、トイレ掃除で用意するものをチェックしてみましょう。聞くところによると、5%ほどの濃度のクエン酸水スプレー(エッセンシャルオイルを入れても)、あるいはトイレ掃除用中性洗剤、家庭用中性洗剤などがよさそうです。あと、吸水性の高いぞうきん、ウエスなど、使い捨てたい人はトイレ掃除用不織布でもOK!

1. マットやブラシ、エチケットボックスなどを外に出し、タオルも外します。腰高以下の壁面、床、および便器全体に「クエン酸水スプレー」を満遍なく噴霧します。クエン酸水スプレーがない場合は中性洗剤等でもいいですが、洗剤成分のすすぎのため二度拭きが必要なので正直手間がかかります・・・。クエン酸水スプレーの場合は、二度拭きは必要が無いそうです。ホームセンターやドラックストアに行くと結構いろんな種類のが売っています。

2. 床の手前から奥、壁の奥から手前、便器の蓋、便座、脚、脇、便座の裏、便器の縁、便器内の順に、ぞうきんやウエスの綺麗な部分を使いながら拭き上げます。汚れが溜まったらその都度、水洗いを。抵抗のない方なら便器の水たまりで洗ってしまってもいいでしょう。その場合くれぐれもぞうきんを流してしまわないようにしましょう。

3. クエン酸水スプレーを使える部分には使いながら、新しいぞうきん・ウエスかトイレットペーパーで、タオルホルダー、トイレットペーパーホルダー、トイレブラシ立て、温水便座関連の備品など、壁・床・便器以外の部分を拭きます。最後にドア内側、ドアノブを拭きます。

 

最後に

作業内容としては、すべての工程をあわせてもだいたい15分程度で終わらせることができると思います。尿石などは、普通に拭いたくらいでは、落ちないのであまり深追いせず、掃除する頻度を高めることが大事です。月に1度が2度になるだけでも大きな効果を感じられます。とにかく回数を増やせば、増やすほど成果が上がると言う訳です。こうなったらいっそ、家の中で一番清潔で快適なのはトイレと言えるぐらいに極めるのも良いかもしれませんね・・・。 なにせ狭い場所なので、掃除をする労力も幸い家の中で一番小さく済むので頑張ってみましょう。