松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

遂に来てしまった!車盗難新時代

 

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Relay Attack

 いよいよ今年もあと5日と迫りました。因みに僕の仕事納めは28日です。時間とお金があれば、「年末年始はハワイで・・・。」なんて事もしてみたいですが、今はそのタイミングではないので止めておきます。そのタイミングがいつ来るか分かりませんけどね・・・。なので今年の年末はつきなみに、自宅での来客準備や部屋の掃除、そして車やバイクの洗車とやる予定をしています。ただやる気はあるのですが、なにせ意志が弱いところに寒さも苦手なので、どれだけ達成できるかは全く自信がありません・・・。それでも2年ほど前までは、年末になると親戚や友人を呼んでお餅つきをしてそれなりにアクティブな年末でしたが、子供達も大きくなりイベント自体盛り上がらなくなってきた事もあり、気が付くとそのイベントもしなくなりました。なので、今は静かな年末年始を過ごしています・・・。さて、今回は以前取り上げた「リレーアタック」について再度触れてみたいと思います。

 

新手の犯罪日本上陸スマートキーでの車窃盗

 以前も記事で書きましたが、車に近付くだけでドアの鍵が開くスマートキーの電波を中継して駐車中の車を盗む「リレーアタック」とみられる被害が遂に日本に上陸したみたいです。それも京都とお隣の大阪で確認されたというのです。今回大阪で発覚したのは、バッチリ防犯カメラに映ったものでした。何やらリュックサックを前に抱えた人物が、両手で電気コードかアンテナのようなものを広げ電波を拾う様に体を動かし、ターゲットらしい車のヘッドライトが点滅してドアのロックが解除されたところが映されていました。幸い車の持ち主がその状況に気付き警察に通報したので事なきを得たようですが、もし気付かなければ間違いなく盗まれていたかも知りません。警察の話によると、やはり今回の手口も海外同様犯行はグループで行われていたようです。特殊な装置を使って自宅の中に置いてあったスマートキーが発信する電波を家の外まで中継し、車のドアのロックを解除したとみられています。なので今回の手口は、確実にヨーロッパで、被害が広がっているリレーアタックと呼ばれる手口にまず間違いないでしょう・・・。そして今回、初めての事件が関西発信と言う事なのです・・・。因みにリレーアタックの疑いがある車の盗難事件はその後、大阪市内でも確認されていて、警察は同一犯とみて捜査を進めているようです。

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自分でできる対策方法を考える

このリレーアタックから愛車を守る簡単な方法は、スマートキーの電波を遮断できるものを持ち歩く方法が手っ取り早いでしょう。電波は金属製の容器に入れると電波が遮断されるので、スチールケースなどにスマートキーを入れて持ち歩くと言うのもひとつの手段です。手順とすれば、キーをロックしたらスチールケースに入れる。これだけで電波の中継を防げるのです。また、今回の事件のように自宅こそ注意が必要なのです。玄関などに愛車のカギを置いておく場合、夜中に玄関先に近づいてリレーアタックを受ける可能性が大いにあるのです。玄関に金属ケースを用意して、クルマを使わない時は常にケースにしまっておく作戦を考えてみましょう。

 

 後付けできる盗難防止装置

 たとえば、後付けでリレーアタック対策ができる盗難防止装置なんかを取り付けるのも有効です。ご自身でできる人は別として、その手の作業が苦手な人は、カーショップ等に依頼して自分の目的に合った盗難装置をつけるのもいいと思います。

 

 

最後に

 ホントに嫌な犯罪が、上陸したもんですね・・・。厄介なのが、このリレーアタック、それ専用の機器も海外から闇ルートで簡単にしかもリーズナブルに手に入るそうなので始末に悪いです。車メーカーも現在対策中ということなのでしばらくは、自分の身は、自分で守る様、心掛ける必要がありますね。それと車両の盗難保険もこの際、検討有かも知れません。