松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

恐怖のミステリーショッパーズ

 

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監査の準備で大忙し

今日は、3連休明けの出勤で業務がドッサリ仕事が溜まっています。おまけに年に二回の店舗監査が、近々に入るので店の展示物のチェックや補充等、CIに基づくレイアウトをしなければなりません。【CI=コーポレート・アイデンティティ Corporate Identity は、企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、をわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく事。】平たく言うとメーカーの指定する店舗作りが、出来てるかどうかを監査するのです。

 

 

様々なチェック項目をクリアしなければならない。

とにかくたったの年2回なのにこれが結構厄介なんです。写真もそうですが書類の作成が多く日常からの様々な数字から計画、実行、統計、結果までコレも項目別に提出を求められ改ざん出来ないようになっています。一人の監査員がするのでは、無く各部門の担当が監査を行います。それとなれ合いを防ぐため現場の監査は、監査専門会社に依頼し全く面識のない人間が送り込まれる徹底ぶりです。

 

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主なチェック項目
  • チェックリストの完全記入と画像添付
    事前に用意されたチェックリストに自己採点と
    店舗の様々な展示の写真をメーカーに報告する。

  • ミステリーショッパーを送り込む
    監査期間中にあらかじめミステリーショッパーを店舗に来店させ
    我々の接客態度の一部始終をチェックする。

  • ホームページ、SNSの監査
    ホームページの場合常に最新情報がメーカーとリンクしていなければならない。
    ブログの場合は、車両並びに用品関係の紹介、それに自社イベントの様子等1週間に一度はアップする。フェイスブックも同じく最低1週間に1度アップする。それと最低いいね!数が決められていて必ず達成しなければならない。

  • 監査員立会い監査
    実際に監査員(メーカー担当者)が本社より来店。外見、内装、商品、展示、書類閲覧など直接監査員が、自身で触れ店が用意した自己採点の書類と照らし合わせながら監査を行う

 

 

減点法での採点

今回の監査は、店舗リニューアル後2度目になります。なので前回はリニューアル直後だったので一部、寛容な対応をしてもらえましたが今回からは、再び通常のシビアなチェックが始まりです。

 

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監査は、100点満点より減点法で行われます。当初の販売計画に基づき仕入れ条件が確定されます。そして減点が加算されていくと監査期間の条件が原点されます。とにかくシビアです。これは、メーカーがディーラーに対して理想の店舗のあり方なのです。

 

 

まとめ

 どこの企業も支店や僕が働く輸入オートバイディーラーもブランドイメージなど即ちCIに忠実でなければならないのです。牛丼の吉野家やマクドナルドに個性がありすぎて行く先々で店の雰囲気が違う事は許されないのです。すべては標準化が絶対条件なのです。ミステリーショッパーを導入してまで完璧なディーラーを求めるメーカーを持つと苦労します…。しばらく寝不足が続きそうです・・・。