松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金でも正直者はバカを見る

 

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 寒いのがやっと終わったら、こんどは暑いのが始まりました・・・。春と秋だけあればいいのにホント困ったもんです・・・。唐突ですが、僕の本業は以前からいうように輸入オートバイのディーラーでオートバイの販売をする仕事です。なのでひとつのメーカーであるにもかかわらず、本国の意向と日本の意向を聞き入れながら車両の販売をしなくてはなりません。そしてこの時期は、第二四半期というのもあり厳しい監査が始まるのです・・・。「そもそもディーラーは、こうあるべき」というメーカーからの厳しい基準があり、それに満たない場合は、ペナルティーを科せられるのです。

たとえば、仕入れ条件が厳しくなったり、希望の車両を入れてもらえなくなったり等けっこう露骨なペナルティーなのです・・・。そしてその締め切りがもう間も無くなので僕的にも必死でレポートを作成したり展示内容の見直しをしたりとバタバタなのです。だからといって、全ての課題をクリアしたとしても、僕に対してのインセンティブは「0」ですけどね・・・。はい、小言はこれくらいにしまして今回は、真面目にコツコツお金を貯める倹約家が、何故か浪費家より不幸になるという噂について検証したいと思います。

 

倹約家は浪費家よりも不幸になる噂に迫る

 なぜ、こんなことが起きるのでしょうか・・・? その理由として考えられるのが、節約を大義名分に多くの機会を逃してしまい、自責の念にかられるからなのです。未来のために頑張ってお金を節約しているのに、結果的に不幸になってしまうようなのです。節約は確かに大切です。しかし、節約が原因で不幸になっては、節約をする意味がありませんからね・・・。まさに本末転倒です。

 

節約で不幸になるという考え方

 ではなぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか? この原因としては、「幸せになるための支出」と「幸せになれない無駄遣い」の違いを、理解しなければなりません・・・。たとえば、ストレス解消のために旅行へ行くというのは、正しい支出なのでしょうか? あるいは、ストレス解消のために、大きなテレビを買って、映画を見るというのは、正しい支出か?

ここでお金を使うことで、自分は本当に幸せになれるかを見誤ると、本当に必要なときに支出をためらってしまったり、逆に全く意味のない事に支出をしてしまうはめに繋がってしまうのです。このような失敗をしないように、何にお金を使えば、幸せになれるのかを、しっかり理解して勉強する必要があります。

 

幸せに繋がらないお金の使い方を止める

 明らかに幸せには繋がらないというお金の使い方があります。そもそも人間はある意味弱い部分があり日常的に、間違ったストレス解消法を求めて、ついつい無駄にお金を使ってしまうケースがあります。たとえば、ストレス解消につながらない代表的な出費として・・・。

  • ギャンブル
  • 買い物
  • ゲーム
  • お酒
  • タバコ
  • テレビ
  • 映画

などがその部類に入ると思います。そして、これらはどれもストレス解消には効果がないようなので、これにまつわるお金や時間は、節約しても問題ないでしょう。固定費なども同様ですね・・・。もし固定費を負担に感じているようなら、プランを見直すだけでも、不幸から遠のく事ができるかもしれません。

 

幸せに繋がるお金は気前よく使う

 逆に節約すべきでないお金として考えられるものもあります。これを上手く使い分ける事でストレスが、劇的に改善したり体調が良くなったりします。

  • 運動
  • 読書
  • 音楽鑑賞
  • 友人や家族と会う
  • マッサージ

といったアクティビティには、ストレスを解消する効果があるのです。もちろん幸福感も得られるでしょう。なのでこういった活動には大いにお金を使ってみましょう。特に、人と接点を持つというのは、かなり有効です。なぜなら、昔から孤独はタバコよりも身体に悪い!というくらいですからね・・・。それにある研究では、孤独が寿命を縮める・・。なんてのも指摘されているようです。

 

最後に

 よく考えてみるとこの手のお話は、何回か書いた記憶があります・・。それだけ僕的には、とても重要な価値観だと思っているのです。人生において、絶対という答えはありませんが、それでも共感の持てることで、尚且つ自分にも出来そうなことは、積極的に取り組む事です。そうすることできっと悔いのない人生を送ることができるのではないでしょうか。