松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

気がつくとお金のために働いている現実

 

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日にち薬とは、よく言ったもので日に日に虫刺されの跡がましになって来ました。赤くはれていた部分が水泡からかさぶたに、そして押さえるとまだ少しうずくものの表情を動かすだけで痛かった痛みはほぼ無くなり、片頭痛も完全に治まりました。ただリンパ腺はまだ腫れているので、この腫れが治まれば、晴れて完治です。さて、痛みも治まったところで今回は僕も6冊ほど読ませてもらったロバート・キヨサキ氏のお話です。

 

負債だらけの財布の中身

今回は、ロバート・キヨサキ氏がいうところのいろいろな「お金の流れ」のパターンについて紹介します。一言でお金の流れるパターンといっても漠然としすぎてピンときません。そこで超分かりやすく簡単に説明しましょう。

 

お金の流れの3つのパターンに注目

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お金の流れには大きく3つのパターンから構成されているとロバート・キヨサキ氏はかんがえています。

1. 貧乏な人のパターン
2. 中流の人のパターン
3. 金持ちのパターン

それぞれのパターンをもう少し詳しく見てみましょう。まずは、貧乏な人の「お金の流れ」に注目して見ましょう。貧乏な歩とはお金の流れが単純で、給料として入ってきた収入はすべて支出として出ていってしまいます。負債(借金)もないけれど、資産を買うゆとりもないという傾向にあります。そして中流の人の場合を見ましょう。貧乏な人よりも、お金の流れが少し複雑になります。しかし「中流」というと聞こえはいいかもしれませんが、実は悲惨なケースも多いのです。それは、何故かというと「資産だと思って負債を買い込んでいる」からなのです。「負債」は借金なので、返済しなければなりません。給料として入った収入は、まず毎月のローンや借金の返済として支出の欄から出ていきます。もちろんこの他に、税金や生活費の支払いがあります。ローンの支払いのために生活費を切り詰めているという人や、昇給を目指して猛烈に働いているという人もいるでしょう・・・。

 

 

お金があっても解決しない

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普通の家庭の80%は、お金のために一生あくせく働くとロバート・キヨサキ氏は考えています。よく考えてみてください。この2つタイプには何れも資産というものがありません。「負債」、つまり自身ののポケットからお金を取っていくものを買ってその借金を返すために一生働き続けなければならないとしたら、それはあまりにも悲しい話だと説明しています。これは、多くの人が誤解していますが、お金があっても問題は解決しません。いくら収入があっても、「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)」が身に付いていなければ、その人の家計は、貧乏な人や中流の人の物語と同じ結末になってしまいます。宝くじで高額当選した人があっと言う間に貧乏になった話や、引退した有名スポーツ選手やミュージシャンが破産したニュースなど、取り上げるときりがありません。逆に言えば、たとえ今の収入が少なくても「本当の資産」を買い続けていけば、働かなくても、あるいはもし働けなくなったとしても、その資産が生むキャッシュフロー(不労所得)で支出をまかなえるという状態、つまり「経済的自由」への道が開けます。これこそが、ロバート・キヨサキ氏が考えるところの「真の金持ちになる方法」なのです。もし誰かが今の自分の経済状態に失望していても、決して諦めてはダメなのです。未来は決まっていません。今やっていることが、未来を刻々と決めているのです。


 

最後に

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僕は、この本知り合いに教えてもらいました。ただその後すっかり記憶から消えていました。そしてしばらくして本屋でこの本と偶然出合う事になりました。「そういえば、面白いとか言ってたっけ・・・。」で、せっかくなので1冊買ってみました。「コレを読んだらあなたもお金持ち!」的な事が、書いてありましたが、そこは僕には大して響きませんでした。ただ物語としては、とても面白い内容だったので関連本も含めて6冊も読んでしまいました。この本を読んだのはもう何年も前になるのですが、残念ながら未だに僕は「貧乏父さん」のままです。でもこの本を読んで「金持ち父さん」なる人も当然いるかも知れませんね・・・。

 

 

ロバート・キヨサキ氏
投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。