松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

液体だから安全!? ペットボトルのお茶は腐るのか

 

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涼しくなってくると僕んちのまわりにある田んぼのあぜ道には彼岸花一色に染まっています。これが、秋の訪れを最初に知らせてくれる自然の変化だと毎年思っています。それと、勤めている会社のお客様用給茶機のフリードリンクをあまり利用されなくなって来ました。これも涼しくなったことが影響しているのでしょう。熱いと汗をかくので汗で出たぶん、水分補給します。今は、お客様もあまり汗をかかないんでしょうね。

 

水筒代わりのペットボトル入りドリンクは飲みきろう

僕は普段から通勤にバイクを使っているので移動中にペットボトルに入った水やお茶を飲むことは、ありません。せいぜい出張に行った時くらいですね・・・。なのでペットボトルで飲む場合の「今さら聞けない正しいペットボトルからの飲み方」的な感じで調べる事にしました。そもそもペットボトルの飲み物は、食べ物と違って液体なので、「腐る」という概念が正直なかなか頭に湧いてきません。夏場は特に喉が渇くため、手軽に水分補給ができるペットボトルの飲み物にお世話になります。しかし、開封してから数日も温度の高いところで放っておくと腐ってしまうことくらいは、なんとなく理解できます。そこで今回はペットボトルのお茶が腐ってしまうメカニズムについてサイエンスです。

 

ついつい腐らせてしまう飲み残し

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多分一度や二度ペットボトル入り飲料を腐らせてしまったことがある人もいるかと思いますが、どんな時にそうなるのでしょうか・・・。ペットボトルのお茶を口をつけて飲み、残っているものを長い間部屋に放置していたら、中身が真っ白に濁った。なんて時々耳にします。たとえば、ミネラルウォーターの賞味期限は、500mlで約1年、1.5L~2.0Lで約2年と言われています。しかし、これはあくまでも未開封の状態である事は常識ですね。なので当然開封してしまうと、微生物や細菌、空気中の有機物が入り込んで、どんどんと腐りやすくなってしまうことは容易に想像できます。

 

腐らせないようにする工夫を考える

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とにかく開けてしまったら、その日のうちに飲みきるか冷蔵庫で保管していても、2~3日で飲みきるようにする。これからの季節はそうでもないと思うのですが、特に夏場は温度が高く、食べ物と同様に傷むスピードがとても早いです。なので、冷蔵庫で保存をしたり、なるべく直茶日光を避けるなど工夫をする。ほかにも、直接ペットボトルに口をつけて飲まないようにする。それだけでも微生物や細菌は断然繁殖しにくいでしょう。

 

携帯する場合口をつけて飲むしかないので飲みきる

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ちなみに専門家の見解はこうです・・・。直接飲むと菌が入ったりするので当日に飲み切るしかない。ただし、コップに移して飲むなら翌日でそのままおいしくいただけます。特に蒸し暑いときは、腐敗に必要な温度と水があるので、食品同様足が速い。ちなみにお茶よりも安全そうに勘違いしがちの水の場合も、腐ってしまうメカニズムは上記と同じです。

 

まとめ

これから秋の行楽シーズン突入です。ペットボトル飲料を直接飲む機会が特に増える季節でもあります。最近食中毒など様々な問題が取り沙汰されています。これらは、すべてウイルス感染です。屋外でのバーベキューやアウトドアスポーツなどますますペットボトル飲料の需要が増えてきます。僕も充分注意したいと思います。だって腹痛は辛いのでそれを考えるだけでゾッとします。なのでペットボトルから直接飲む場合は飲み切りを心がけましょう。