松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯金にはなぜか越えられない壁がある

 

 

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僕には、高校生の娘がいます。これから卒業そして大学といろいろ物入りになります。そんな中、なんとか貯金ん何かもしてみたいなと思ったりしています。しかし僕の場合若干の浪費癖があり中々貯めるに至りません・・・。そこで貯金についてサラッと調べてみました。そしてお金を貯めて殖やす貯金には、どうやら順序があるようです。

 

3つの時期に分かれる貯金のポイント

その1:欲しい物を我慢して必死で貯める時期

生活のための借金がある人、貯金が100万円以下の人です。まず、いざという時のために、生活費3ヶ月分をためましょう。

その2:次の目標に向かって貯める時期

借金を返済し、生活費の3ヶ月~半年分を貯められた人。いざという時のお金は、貯められたので、教育費、引っ越し、マイホーム、転職など目標に向かってお金を貯めるステージです。

その3:余剰金を活用・増やす時期

いざという時のお金も、目的別貯金もできて、さらに余裕があるお金を住宅ローンの繰り上げ返済や、社会人大学、海外旅行、老後資金準備など人生を豊かにするために使います。

 

因みに貯金100万円台の人は、「その2」に当てはまるとされています。ライフイベントに備えてしっかり貯金をする大切な時期です。ここで、目的別のお金を貯める仕組みを作っておけば、人生を豊かにするためにお金を使える、「その3」に進めます。「その2」にずっといるということは、お引っ越しや、大型家電の買い換え、進学などのまとまったお金が必要になった時に、お金を借りなければならず、また「その1」に戻ってしまいます。

 

 

無駄遣いはしていないけど

必死でお金を貯める「その1」をクリアすると、「貯金がある!」と、どこかで安心してしまいます。では、ぜいたくをしなければ、いいのでしょうか。例えば「毎月3万円のワイン定期購入」と「教育費ひと月3万円」1本3万円のワインを、毎月買うのは躊躇しますが、塾やおけいこごとなどの3万円は、躊躇しないでしょう。でも、どちらも出ていくお金は同じ3万円です。「3000円のランチ」と「居酒屋で3000円」3000円のランチをすることは、普段はないかもしれませんが、飲みに行って居酒屋で3000円は、よくあります。これも同じ3000円です。貯金200万円の壁を超えられない人は、自分が思う「適正価格」であれば躊躇なくお金を使うという考え方があります。毎週3000円のランチを食べるのはぜいたくだけれど、毎週居酒屋で飲むのはぜいたくではないと考えています。でも、使っているお金は同じです。こんな風に、全て「適正価格ならOK」ルールで行動すると、お金が貯まらなくなります。

 

 

絶対に貯める財布を作る

仮に100万円の貯金があるとするならば、せっかく100万円貯めたので、「その3」を目指しましょう。まずは、200万円を何のために貯めるか考えます。 

  • いざという時のお金
  • マイホームの頭金
  • 教育費
  • 海外旅行
  • etc

続いて、どこに貯めるかを決めます。普段の生活費の口座にお金を貯めると、油断して使ってしまいますので、絶対に使わない「貯めるお財布」を用意します。

500円玉貯金

500円玉貯金なら、2000枚で100万円です。お財布に500円玉が残るように買い物をするため、現金で買い物をする事が多く、家族が協力してくれる人に向いています。

ただし、これだけで達成しようとすると時間がかかります。メインは、「絶対貯めるお財布」用口座を作り、500円玉貯金はサブ財布というイメージです。

積立定期預金

今使っている給与振込口座から、毎月自動的に定期預金口座に貯金する仕組みを作ります。生活費口座と分けることで、お金が貯まっても使ってしまう危険は減らせます。

 

 

分かっちゃいるけど編

もし、2年後にハワイに行くことが目的で、あと50万円で貯金200万円の壁を超えられるなら、毎月2万円積み立て+500円玉貯金40枚で、50万円貯まります。500円玉貯金は、40枚位なら意外と簡単に貯められるそうです。後は、毎月2万円を確実に積み立てるために、固定費と変動費を見直します。固定費とは、住居費、教育費、保険料、スマホ代などの毎月決まって出ていくお金です。

家賃交渉をしたり、保険や通信費を見直したりと、最初は大変なのですが、一度見直してしまえば、その後ずっと固定費を削減できるので、努力なしで毎月支出を減らせます。続いて変動費です。変動費とは、毎月かわる支出です。すぐに思い浮かぶのは、食費ですが、安い食材を買うことを意識するより、無駄にしない分だけ買うことを意識しましょう。家庭から出る生ゴミのうち、手つかずで捨てられる食品が2割もあり、さらにそのうちの4分の1は賞味期限前にもかかわらず捨てられているものだそうです。

食べられる分だけ買うには、週に一度冷蔵庫空っぽデーを作ること。無くなったら買うを繰り返せば、必要な量が買えるようになります。こんな風に、生活の満足度はキープしながら、無理なく2万円積み立てると、2年で当初の目標、200万円超えを達成出来ます。さらに、もし給料日前にちょっとお金が残っていたら、すかさず、貯金にまわすと、貯まる加速度が増し、貯めるのが楽しくなります。

 

 

最後に

以上、いろいろ調べてみて書き出してみました。これは、少なくとも僕の場合「分かっちゃいるけど・・・。」という感じです。貯金に関する記事は、大概似た様な答えに行きつきます。それでも僕の中で500円玉貯金だけはチョッとやってみようかなと思いました。