松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯めるならとりあえず100万いっとこ

 

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 昨日の定休日は、なかなか上手くならないウクレレを終日頑張って弾いていました。それでも、ゆるい右肩上がりで成長してると自分ではチョッとくらい思っているんですけどね・・・。そういえば最近、腕前はおいといて、もうひとつウクレレが、欲しいと思いだし、日々煩悩を抑えているのです。今は、2本持っているのですが、「あ~僕の物欲が・・・。」ま~こんなの買ってたらいつまで経ってもお金なんか貯まる訳ありませんね。そこで今回は、とりあえずもし貯めるとしたらどれだけ貯めればよいか、について僕なりにイマジネーションを浮かべてみました。

 

貯金とは目標設定が明暗を分ける

 当たり前の事ですが、人間どんなことを始めるにも、目標を持つことは大切です。特にお金を貯めようとする場合、ヤル気になるかならないかの設定金額というのがあります。そんな設定金額を的確に示してくれるのが、お金の専門家であるファイナンシャル・プランナーの人たちです。そしてそんなお金のプロ達が、最初の目標額としてアドバイスするのが「とりあえず100万円貯めましょ!」だそうです。実際問題貯蓄ゼロの人にとっては、遥か遠い金額のように思えて当たり前です。しかしコレにはちゃんと理由があるといいます。

 

達成できた時の感動は100万円くらいで芽生える

 正直10万円だってなかなか貯まらないのに、100万円なんて貯まる訳ない・・・。という人もいるでしょう。もちろん1カ月1万円ずつ貯めようとか、半年でいくら貯めよう・・・。などと細かく目標を設定した方が、貯めれるというのであれば別段問題ないでしょう。しかし本気で貯めたいということであれば、目標設定額はやはり100万円にすべきなのです。その根拠としてたとえば目標を3カ月で10万円とした場合、どうしてもそこがゴールのように感じてしまい気持ちが緩んでしまいます。確かに貯金ゼロの時点から考えれば10万円を貯めたのは相当凄い事ですが、現実問題今10万円があっても、いざというときに貯めておいてよかったにはならないでしょう。そうなるとやはりまとまったお金の第一歩は、とりあえず100万円なのではないでしょうか。

 

100万円は気持ちに余裕を作る

 貯蓄の目標額を設定する時、100万円以外にも生活費の最低3カ月分という考え方があります。というのは会社員の場合、自己都合で退職すると失業保険は7日間の待機期間+3カ月の給付制限期間が終わらなくては受給することができないからです。実際に約3カ月は無収入になってしまう為、せめて生活費の3カ月のお金を貯めておく必要があると考えるべきでしょう。なので、いざというときの備えになるべき妥当な金額でもあるのです。実際にこのお金が手元にあれば、普通の人は幾分か気持ちに余裕ができると思います・・・。また、夫婦ゲンカの原因で一番多く挙げられるのもやはり「お金が無い。」がきっかけになるようですね・・・。まさに「金持ち喧嘩せず」です。

 

貯金は貯まりだすと楽しくなる

 何かを続けようと思っても、目に見える効果がないとモチベーションをキープするのは難しいものです。とにかくお金を貯めようという気持ちが、グンとアップする転機になるのがやっぱり100万円です。たとえば、家計管理ができない人の傾向のひとつに、預金通帳を記帳しないというのがあるそうです。潜在意識の中に、残高が少ない通帳を見たくないという気持ちがあるのかも知れません・・・。ところが100万円貯まると、思考が少し変わってきます。記帳するのが億劫にならずそれどころか楽しくなるでしょう。今まで、10万円の単位だった残高が100万円の単位になるという事は、6ケタの数字が7ケタになるだけのことなのですが、それでもその数字を見た時の気持ちに大きな違いが出てくるはずです。カンマが2つ入った数字が記帳されると、どんどんテンションが上がってくるでしょう。更に残高が増えることも楽しくなり、貯蓄意欲がアップ。そして貯められない人から、貯められる人に変身していくのです。とにかくこの達成感を忘れない事です。

 

最後に

 今まで貯められなかったものが、そう簡単に貯められる訳が無いと思いますが、それでも試行錯誤で地味でもコツコツ積み立てをして貯蓄100万円を実現すると、まとまったお金が手元にあるというだけでなく、計画をきちんと実行できたことで今まで、できなかった自分にも自信が持てるはずです。お金を貯め始めた時は、買いたいものをガマンしたり、細かい節約をすることにストレスを感じる事もあるでしょう。しかしとりあえず100万円が貯めれたら、自分にもできる!と実感し、更には今までの節約に対するストレスが、一変してゲーム感覚で楽しめるようになるかもしれません。今貯金0の人は、きっと100万円の壁を超えれば、「自分も貯められる人になれた!」と確信を持つはずです。なので貯めるならとりあえず100万円にしましょう。