松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

稼ぐ力 VS 貯金する力

 

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昨日は、週に一度の休日でした。それに珍しく休日の快晴は、久しぶりの様な気がしました。ところで冬支度には少し早いのですが、一応暖房機チェックも兼ねて家電量販店巡りをしてみました・・・。やっぱり家電量販店は、イイですね。ここには、男のロマンがあります。家電は、日進月歩です。同じものでも常にバージョンアップしていて「うわっ、コレこんなことになってる!」なんて感激とワクワク感を毎回、味合わせてくれる所なのです。これってひょっとしたら僕だけでしょうか・・・。さて、今回は度々登場してくる貯金にまつわる話です。

 

貯金に対する強い意思と貯蓄力が将来を決める

聴きなれない言葉の貯蓄力という言葉ですが、読んで字の如く貯蓄をする力のことです。高が貯金にオーバーだと思うかもしれませんが、貯蓄力のある人とない人では、人生はずいぶん変わってくるのです。

 

貯蓄力がもたらすメリット

貯蓄力のある人は苦しまずに自然にお金が増やせる

今の世の中、貯蓄をするのは正直厳しいと思っている人も多いことでしょう。しかし、貯蓄力が備わっている人は苦しまずに自然とお金を貯める方法を知っています。自然と身に付く人もいれば、自覚的に身につける人もいます。自然とお金を増やせるのなら、それに越した事はありません。

 

貯蓄力のある人は借金をせずにすむ

借金、即ちローンにしろキャッシングにしろ借金は借金です。今手元にお金が足りないから将来の自分の収入を当てにしてお金を借りるわけです。貯蓄力のある人は必要なお金を事前に貯めておくことが可能ですから、借金をしなくてすむか、するときも借入を少なくして返済を減らすことができます。人生で数百万円から数千万円トクする可能性が生まれます。

 

貯蓄力のある人はリスクを取って運用ができる

理屈からいくと貯蓄をすることができる人は、資産運用をする際にも有利になるはずです。というのは、運用で少し損失が出ても貯蓄力でカバーができ、その気になれば再チャレンジできるからです。逆に貯蓄力のない人と比べ、この点で運用力が異なります。当然リスクを取ってうまくいけばの話ですが、この点でも有利になります。これが、貯蓄力です・・・。但し、自然に備わるものとは限りません。勿論なかには、自然に身につけている人もごくまれにいるようですが、そうでない人のために、貯蓄力を高めるトレーニングを考えてみたいと思います。

 

貯める事に対し強い意思を持つ方法

しかしながら、本当に貯める意思を高める方法はあるのか。まず、不安材料を取り除く簡単な式で計算することにしました。それが 貯蓄額 ÷ 年収 = 貯蓄力 です。たとえば、年に20万円貯められる人が、年収500万円であれば貯蓄力は0.04(4%)ということになります。貯蓄力のある人だとこの数値が大きくなっていきます。貯蓄力を高めるには、2つの要素のどちらかを見直さなければならないということです。

収入を増やし、生活費はそのまま

転職等のキャリアアップや副業などで年収をアップする方法で、貯蓄力を高めるという考え方です。収入が増えるのだから貯蓄力を高められる事ができます。ただし、重要なのは生活費が変わらなければ、の話です・・・。生活費がその分アップしてしまえば、貯蓄力はその分下がってしまうことになります。夫婦の場合であれば、共稼ぎすることで収入を増やすというのがこの方法となります。

 

収入はそのままで、出費を減らす

もう一つのパターンは収入を増やすのは難しいが、出費を減らすことで貯蓄力をアップさせようというものです。毎日なんとなく使っているムダな買い物や固定費用を一度チェックしてみることで、数千円から数万円の貯蓄力を作ることはできるはずです。正社員で働いている人であれば、貯蓄力を作ることは不可能ではありません。それに、貯金は年収とは必ずしもイコールではありません。年収が平均より少なくても貯められる人はいます。また富裕層ばりの年収があっても貯められない人がいます。なので年収があまり高くないからといって貯蓄力がないと思うのは早計なのです。とにかくマイペースで金額を意識せずにまずは、貯めるということを習慣付けましょう。

 

やる気になるきっかけを作る

理屈は分かっても、なかなか実践できないのが貯金です。そこで、誰でもがやる気になる方法について考えてみました。まずは、お約束の積立貯蓄や積立投信を始めるです・・・。給料日の翌日あたりに自動引き落としにすれば、イヤでもお金が貯まっていくはずです。いきなり高額設定する必要はなく。とにかく「自動化」することがやる気を出すポイントなのです。それと口座を増やすと維持しやすくなります。簡単におろせる口座にお金が残っているとき、貯金をキープすることは至難の業です。むしろ拷問に近いといえます。しかし面倒だったり、億劫であると、貯金をキープすることが可能になります。要は、ひんぱんに使う普通預金口座にお金を残しておかない事です。簡単に引き出せない定期預金にするか、別の銀行に移します。とにかく、おろすのが面倒なほどよいのです。株や投資信託を買うときに開設する証券口座はかなりおろすのが面倒なので、ある意味最適なのです。

 

最後に

富裕層や不労所得があり高収入という、一部の人たちを除いては、やはり堅実、倹約を真面目に行い、尚且つ所得を上げるべく一生懸命スキルアップして1円でも高くなるように高額所得を狙う人が大半だと思います。もちろん好きなことを貫いて、大成する人もいるでしょう。負債を抱え勝負に出る人もいるはずです。それでも必ず上記に書いた基本的なことは変わりません。とにかく行動の前には必ず考えそして計算する事をセットで心掛けましょう。