松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

絶対パンクしない自転車のタイヤが凄い

 

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今朝、起き抜けにトイレに入って水を流した時、流れているのに何故か手洗い用の水が出てこず???当然次にレバーをひねっても水がタンクに補充されずそこで初めて大変な状況に気が付きました。とにかく状況の把握にタンクの蓋をあけ中を覗くと、ボールタップ(浮玉が下がれば給水し、浮玉が上がれば水を止めます。)の上の部分から「シューッ」という音と共に水が少しずつ漏れていました。明らかに普段と違う状況です。ここで一旦自分の部屋に戻りパソコンでトイレの品番を検索展開図と仕組みを調べ再度トイレに戻りました。止水栓を閉め順番に外していきました。

修理屋さんに頼めばいいのですが、「くらしあんにできて僕にできない訳が無い」と自分で直すことにしました。幸いにも不具合の部分をすぐに特定できたのですが、経年劣化の為、そのまま再利用は出来ず、交換しなければならないと判断しました。早速近くのホームセンターに走りオープンと同時に部品コーナーへ・・・。残念ながら思う部品がありませんでした。やみ雲に移動するのも何なんでそこから順番に近くのホームセンターへ片っ端から電話をし部品の在庫を確認してもらいましたが、全滅でした。取り寄せても数日かかるし修理屋は呼びたくないし・・・。

さすればと、友人の大工さんに水回りの部品を下ろしてくれる業者さんが、無いか尋ねました。すると餅屋は、餅屋。ちゃんとプロ専用の業者があるんですね。早速問い合わせて在庫のある事を確認し大急ぎで取りに行きました。さらに大急ぎで自宅に戻り部品を交換しました。するとバッチリ直っちゃいまいた。大満足です。よいんにひたる間もなく大急ぎで仕事に向かいます。出勤時間を軽くオーバーしての出勤になりました。結局壊れていた部品というのはボールタップ内にあるダイアフラムの破損でした。まさに「為せば成る為さねば成らぬ何事も」です・・・。

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だいぶ遠回りしましたが、今回はパンクしない自転車タイヤに今更ながら驚いた話です。自転車に詳しい人は、たいてい知っているニュースだと思いますが、僕は今の今まで知りませんでした。それは、2種類の『パンクせず、空気を入れる必要もない自転車タイヤ』が開発された事だったのです。

 

あったらいいのにな~が、現実に

確かにパンクするたびにパンクしないタイヤが有ったらいいのになと思うもせいぜいパンクし難い止まりだったタイヤが、なんとし難いからしないに変化したのです。

 

パンクしない穴あきタイヤ

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まず最初はアメリカで特許を取得した特殊複合ポリマー樹脂で作ったタイヤ「Ever Tire(エバー・タイヤ)」です。ところどころに穴が空いていて、タイヤの中にチューブがなく空洞なので、パンクのしようがありません。なので、空気入れも不要です。樹脂の劣化により走行可能距離は8000キロとなっていますが、パンクや空気を入れる手間がないとなると、十分なメリットがありますよね。一般のタイヤより樹脂の部分が分厚い分、やや重量があるそうです。でもぜんぜんOKじゃないでしょうか・・・。

 

 

刺さっても抜けばいいタイヤ

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もう1つが、タイヤの中にまで複合高分子樹脂が詰まった『Nexo(ネクソ)』。画鋲やクギが刺さっても抜けば良いという優れもの。こちらもチューブがないので、空気入れは不要です。

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出典:Kickstarter

今までもパンクしないタイヤは発売されていたそうですが「重くて走りにくい」という意見があり人気がイマイチだったようです。そんなノーパンクタイヤから大幅に軽量化を図ったのも、Nexoの良いところのようですね。

 

 

やっぱりサイクリングマニアの仕業だっった

 この2つのタイヤを開発したのは、アメリカのサイクリングマニアである3人。自転車が大好きな3人は、このタイヤにかける想いを次の様に語っています。「とにかくパンクする従来のタイヤが嫌い。自転車好きの人ならきっとそう思うはず。そんな煩わしさから解放されたいし、みんなを解放したい・・・。」当時、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で製品化のための出資者を募集していたようですが、目標額を超えて実現に向けて動き出していると言ってましたが、未だ一般化されていないようですね。

 

 

最後に

僕も最近また自転車が欲しくなってきて色々調べていたらこのタイヤの事を知りました。チョッとその世界から情報を取らないとあっという間に人間ガラパゴスになってしまいます。とにかくどんどん良い製品が開発され、世界中のサイクリストがより快適に自転車を楽しめるようになるといいですね。