松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

我が家にエコジョーズがやって来た!

 

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 最近、自宅の給湯器を使用中、突然電源が切れるという症状に見舞われました。1度なら「機械だから、そんな事もあるだろう・・・。」と気にもしませんが、これが2回、3回と続くとさすがに気になります。なので僕的には、「あっ、これは壊れたな・・・。」とこの症状が故障であることの確信に変わりました。

そこで早速ネットで検索してみることに・・・。色々と症状を調べているとどうやら経年劣化での電気系統が怪しいと睨み、「そうに違いない!」と勝手に決め付けていました。仕事を終え、自宅に帰って懐中電灯を片手に早速建屋の外にある給湯器を確認しに行きました。

 

年の瀬の悲劇そして想定外の出費

 そこで僕が目にしたものは、一目で壊れているとわかる光景でした。おまけに僕の決め付けは、大きく的を外れていて「電気系のケーブルが・・・。」とか以前の問題で、それどころかあっさり水が給湯器本体からポタポタとまあまあ激しく漏っていたのです。電気の線なら「何とか僕が・・・。」と思っていましたが、給湯器からの水漏れは完全に僕のテリトリー外なので早速、馴染みのガス屋さんに連絡する事にしました。

 

恐るべし価格の高低さ

 それにしても給湯器って高いけれどビックリするくらい値引きもします。ネットで「給湯器」を検索すれば、ずらずらっとよく聞く銘柄の商品が50%OFF~85%OFFくらいのふり幅で紹介されています。何という価格の高低差でしょう。僕の住む町は、田舎でもあり僕自身が地域密着型のスタイルをとっているので、昔からお付き合いしているガス屋さんに商品の手配から工事に至まですべてをお願いすることにしました。

この寒い中、二日間程湯船に浸かれなかったりいちいち外にある水道の元栓を締めに行ったりと若干不自由でしたが、どうにか心細い日々を乗り切りました。とにかくこれで安心してお湯が使えます。それにしてもお湯のない時代の人は凄いな~と心の底から感心します。今の時代では、そうとうの気合が無いと出来ませんよね・・・。

 

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業者さんオススメの「エコジョーズ」を選択

 ところで掛かった費用ですが、修理は下手をすると買う以上に高くつくと断言されたので、覚悟を決め新しく購入することにしました。従来通りのノンエコでも良かったのですが、どうせ買うならスピリッツで今時の「エコジョーズ」バージョンにグレードアップすることにしました。どうせ1回交換すると10年は使えるという事なのでそうしました。価格は、上代ベースで5~6万円変わりますが、10年で割れば、大した金額でもないし、それに「エコジョーズ」がその分以上に節約してくれそうなので問題ないでしょう。あと馴染みのガス屋さんもきっと頑張ってくれたと思い請求価格は詮索しない事にしました。

 

 

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エコジョーズを大急ぎで学習してみた

 そもそも「エコジョーズ」とは、それは家計にも環境にもやさしい、エコなガス給湯器の事をいいます。僕が使っていた従来の給湯器では捨てるしかなかった「熱」なんと約200℃の排熱をこのエコジョーズは再利用してくれます。なのでエコジョーズは、ガスの使用量を減らせることが可能になり、それによってガス代やCO2排出量を削減することができる申し分の無い機能なのです。なのでエコジョーズの給湯器を使用するだけで、簡単にエコライフを始めることができるという訳です。

 

メリットはケースバイケース

 ただこれは、ケースバイケースでガスの消費量によって大きく異なるようです。4人以上の家族構成とか、沢山お湯を使う家庭やLPガスいわゆるプロパンガスなど都市ガスよりガス代が高い場合凄くお得です。逆にひとり暮らしや「お風呂はシャワーだけ・・・。」なんていう人は大してエコジョーズの恩恵は受けないかもしれませんね・・・。それと施工の段階でも従来のものとエコジョーズで違う点があります。それはエコジョーズの場合、使用時にドレン水が発生するということです。

 

プラスアルファーの工事が必要

 ドレン水とは蒸気が冷えて凝縮した水のことをいいます。1日500cc~1500cc程度発生するとされています。エコジョーズで作られるドレン水は燃焼時に作られた窒素酸化物が溶け込んだ酸性の水ですが、機器内の中和器を通り人体に影響がない中性の水として排出されます。しかしながら垂れ流しという訳にもいかず、一応建屋の雨どいに便乗して排水する施工が必要となるのです。その分若干施工代が、プラスアルファーされます。

 

最後に

 という訳で今はもう気がね無くお湯を使っています。それにしてもこの季節というかこれからまだまだ寒くなるこの時期にお湯が出るのと出ないとでは雲泥の差がある事を改めて実感しました。あとは年間通してガス代がどれ程安くなるかが楽しみです。そういえば、新しい給湯器の電源を切る時、必ず電源を入れてから切った時までのガス代がモニターに表示されます。これもなんとなく節約を意識させるメーカーの小ワザが効いてますね・・・。