松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

冬の乾燥から守る気管のトラブル

 

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 ここに来ていよいよ第4四半期の鼻詰まりが、活発になってきました。年中鼻炎持ちの僕としては、これを何とか穏便にやり過ごし次の花粉シーズンに備えたいのです。僕の場合は、上気道(鼻、咽喉頭)がウイルスによって炎症を起こすのですが、下気道(気管、気管支)に炎症を起こすものもあります。それらを総称して気管支炎というそうです。また、気管支炎は世界で最も一般的な病気のひとつと言われています。なので全国民は、どこかでかかっていた可能性があるはずです。そこで今回は、これからの乾燥した冬の空気に対抗すべく工夫について色々調べてみました。

 

どの症状でも辛い気管のトラブル

 気管のトラブルでは、しつこい咳、鼻づまり、不快なたんなどが代表的な症状かと思います。また、どれだけ辛いかもわかるはず。通常はウイルス感染が原因で、起こす気管のトラブルは、咳、鼻づまり、たんのほかに、頭痛、喉の痛みやかゆみ、疲労、筋肉痛を伴うこともあります。と言う訳で、自宅でもできる治療法をご紹介します。

 

冬の定番加湿器を使う

 乾燥した寒い時期には、やはり加湿器は、強い見方です。とにかく空気中の水分をキープし、鼻づまりを和らげてくれます。特にこの時期秋が深まり、自宅で空気を乾燥させる暖房器具を使いはじめる時、加湿器が役立ちます。我が家は、だるまストーブにやかんとクラシックタイプです・・・。仮に倍の効果がほしい場合は、エッセンシャルオイルを使って加湿器を使うと鼻水と咳が和らぐという方法もあるそうです。ま~試してみないと何とも言えませんけどね・・・。

 

とにかく水分をたくさん飲む

 お医者さんによると1日にコップ8杯以上飲むとよいそうです。専門家曰く、水を飲むことで、速い呼吸で失った水分を補い、脱水症状を治し、鼻水の粘り気が下がるそうです・・・。これだと冬場、便秘気味の人も両方に効果があるので一石二鳥ですね・・・。

 

ハチミツ入りの紅茶を飲む

 これは僕自身試したことがありませんが、咳をやわらげるために寝る前にハチミツ入りの紅茶は有効だそうです。紅茶は水分をキープし、ハチミツは咳に効くという根拠に基づいているようですね。また、呼吸器感染症の子が、寝る前にハチミツを口にすると、咳をしていてもよく眠れたという研究も海外ではあるそうです。僕も一度チャンスがあればやってみたいと思います・・・。

 

まずは睡眠をたっぷりとること

 気管支炎を含め、あらゆる病気を克服するための基本が睡眠です。因みにどのくらいとればよいのでしょうか。お医者さんによると少なくとも一晩7~8時間は摂らなくてはいけないそうです。ある研究によると睡眠不足、つまり一晩5時間以下だと、免疫システムに潜在的な影響が及ぶため、呼吸器感染症になる可能性が高まるそうです。また、一晩に9時間以上眠る人ではそうした関連性は見られない結果がでているそうです。なので、結論としては、気管支炎になったら、眠ることです。 さらにぐっすり眠りたい場合は、夜間に加湿器を稼動させるとなお良いでしょう。

 

お馴染みのビタミンCを摂る

 今時のサプリメントで摂れるものは、ビタミン、ミネラル、ハーブの3つに分類されます。そして最も優秀なビタミンはビタミンCとされています。少し専門的な説明になりますが、調子が悪いときは、最高2000ミリグラムまでビタミンCを摂ってみるのがよさそうです。これはほとんどの成人にとって許容される摂取量の上限だそうです。それ以上の摂取は必ずしも有害ではないようですが、吐き気、下痢、便秘などの副作用があるそうです。因みに、個人差もありますが、ビタミンC1000ミリグラムを1日3回摂取すると気管支炎の症状を軽減してくれるそうです。それでも念の為、実行する時は必ず、医師に相談しましょう。

 

チキンスープが効果的

 実際チキンスープは、気管支炎の症状を和らげてくれるそうです。そして、チキンスープは研究で、いくつかの効能がわかっているようです。特に放し飼いで育てられ、有機飼料を与えられたとりの肉が良いそうです。効能としてチキンスープは炎症をおさえ、上気道感染の症状を和らげる物質を含んでいるかもしれないというなんとも微妙な研究もあるそうです。

 

普通に運動をする

とても疲れていたり、頻繁に咳をしていたりしたとき、その疲れを押して軽い運動をすると気管支炎にとってはよい効果があるそうです。要するに軽いものの定期的な運動を続ける事が効果的のようです。今流行で良くと、ヨガ、ゆっくりしたピラティス、軽いウエイトトレーニングのようなものでしょう・・・。もちろん朝起きて犬の散歩なんかもいいでしょう。

 

最後に

それではいつ医者へ行くべきでしょうか・・・。色々総合的に見た結果、次のような場合には、お医者さんに行くことを強くお勧めします。

  • 一週間後に咳が悪化している
  • 熱があるか咳と一緒に血が出てくる
  • 年配であり、別の病気もわずらい、空咳が続く
  • 息切れすることが多く、たくさんの咳をする

気管支炎は間違いなくつらい病気ですが、上記の事から特定の対処法により症状を和らげることができます。そして、マナーとしても病気が治らないうちに他人にうつさないよう気をつけます。マスクをしたり、仕事を休んだり、手をよく洗ったりすることが大切です。僕も年がら年中、コップにたっぷりお茶を入れて枕元に置いています。これなかなか良いですよ。本当のところお茶は、利尿作用があり、夜中にトイレへ行く確率が上がるので水の方が良いそうですけどね・・・。