保冷剤とビニール傘がたまる家は要注意
お金の専門家が感じる注意すべき点とは
お金の専門家曰く、保冷剤とビニール傘がたまる家にはお金がたまらない いうそうです。どうして保冷剤やビニール傘が家にたくさんあるとお金がたまらないのでしょうか？その原因を探り、お金がたまる家に変わる方法について、考えてみましょう。
保冷剤がたまる理由
そもそも家に保冷剤がたまってしまう理由の1つは「プチぜいたく」だと考えられます。もちろん、一概に言えませんが「自分へのごほうび」 などと、少額のぜいたくをすることはあります。「プチぜいたく」をすべて否定はしませんが、それでも、少額のぜいたくを繰り返すことで、知らず知らずのうちに浪費しているとを認識しましょう。そして「保冷剤をもらう場所」がカギになるのです。恐らく、すぐに思い浮かぶのは次の2か所でしょう。
- デパ地下の食料品売り場
- 有名スイーツ店
デパ地下などの食品は値段が高い分高級感もあり、数百円程度でちょっとしたプチぜいたくを楽しめるのが魅力です。しかしながら、買い物の回数が増えると、お金がたまらない元凶となります。そこで目安となるのが、家にたまった保冷剤の数です。その数だけプチぜいたくをしている証拠。それこそが、お金がたまらない原因でとなっている可能性が濃厚なのです。
プチぜいたくはほどほどに
プチぜいたくは年単位で考えると大きな出費になりかねます。どのような形で家計に響くかを数字としてはっきりさせるため一般的デパ地下とスーパーで、最も手軽に買えるポテトサラダとプリンの最安値を比べてみました。するとデパ地下ではポテトサラダがスーパーの約2倍、プリンは約3倍の価格となっています。なので必然的に、保冷剤がつくお店はお高いという印象になるのです。
週1、4人分の食品を1年買った場合をシミュレーション
また、プチぜいたくは、長期にわたるほど家計へのダメージが大きくなります。そこで、週1ペースで4人分の食品を1年間（52週）買った場合の、スーパーとの差額を見てみましょう。
- ポテトサラダ（差額）104円×3（倍）×52週＝1万6,224円
- プリン（差額）212円×4個×52週＝4万4,096円
週1回の「プチぜいたく」でも、年単位で考えるとかなりの金額となり、微妙に家計に影響が出てくるのです。また、デパ地下のお惣菜やスイーツの中には最小単価が1,000円近いものもあります。その場合はさらに家計へのダメージが大きくなります。家に保冷剤が増えてきたと思ったら、デパ地下などに行く週間のある人はなるべく回数を減らしましましょう。月に1～2回などと回数を決めると実行しやすく、節約効果もあります。ただ、あまり制限しすぎるとその反動で浪費する恐れがあるため、ストレスにならない程度に節約しましょう。
ビニール傘がたまる理由とは
家にビニール傘がたまってしまう理由の1つ「プチ浪費」です。コンビニなどで売られているビニール傘を買うのは、たいてい出先で急に雨が降った時でしょう。それは誰にでも起こりうることです。けれども、家にビニール傘がたくさんある場合は要注意です。ビニール傘をひんぱんに買う人は無駄な浪費を繰り返しています なぜなら、外出の際傘を持参すれば、雨が降ってもビニール傘を買う必要はないからです。つまり、本来買う必要がないものにお金を使っているということです。どのビニール傘も似たような見た目であるため、傘置き場に置いた自分のビニール傘が紛失する確率も高いです。そうなると新たにビニール傘を買う羽目になり、余計な出費が増えるという悪循環も生まれます。
一体いくらのムダになっているのでしょう
実際にはどの程度の無駄づかいになるでしょうか？コンビニでビニール傘の価格は、税抜きで、だいたいどこも500円から700円位だと思われます。もし、月1本のペースでビニール傘を買えば、年間で約7,000円ものお金を無駄づかいする計算です。やっぱりビニール傘も極力買わないほうが良いでしょうね･･･。買う必要のないものを買わないですむ工夫対策としては、出がけに天気予報をチェックを必ずする事。必要に応じて傘を持参、あるいは置き傘をするのが一番です。その簡単なひと手間でビニール傘を買う必要がほとんどなくなり、その分お金も節約できます。
最後に
保冷剤やビニール傘が家にあふれている その背景には、必ず家計にじわじわと悪影響を及ぼすプチぜいたくやプチ浪費が潜んでいると思われます。ちょっとした注意でそれらの浪費行動を抑えることも簡単なので、家の中に保冷剤やビニール傘が増えたと思った時点で対策を打ち、それこそ日々のプチ断捨離をしてみればどうでしょうか･･･。
