松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

人を困らせることが快感な人は新種の依存症かも

 

それにしても朝夕劇的に寒い今日この頃ですが、僕の住んでいる亀岡は、しばしば霧に見舞われています。数メートル先までしか見えない濃い霧や薄っすら霞んだだけの霧など様々な、顔を持つ町なのです。一昨日近所で霧の全貌が見れたので写真にとって見ました。

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1枚目の写真は、少し離れT距離から撮影した風景です。

 

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そして近くまで近づいたときの1枚です。晴れているのに濃い霧で洗濯物が、乾かない現象がここにあるのでした。

 

さて、今回は、僕もたまに陥る事のある自己否定感というか自己肯定感が低くなる時について少し調べてみました。

 

身近な犯罪全てが依存症? 

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依存症は、酒や薬物などの物質が引き起こす印象が強いですが、近年では、本人の意思の問題と思われてきた痴漢や万引などの行為も、治療が必要な依存症と捉えられているようです。いわゆる「新型依存」と考えられているのです。そして新しいケースは次々と増え続けているようです。

 

遅刻の 常習犯でも人によって性格は真逆

遅刻を繰り返す行動にも、依存に似た心理が働いている場合があります。例えばある会社に勤めている派遣社員男性は、幼少期から続く遅刻癖が原因で前職を退職しました。この場合本人曰く、出勤時間から大幅に遅刻が確定した時、遅刻でも出勤するのではなく、仮病で会社自体を休んでしまうのです。この様なタイプの人はプライベートの待ち合わせも、度々30分以上の大きな遅刻してしまう傾向があるようです。本人の胸中を察するに、その癖は直したいと思う反面、「自分がいなくても大丈夫だろう・・・。」と卑屈になり易く、最後には開き直ってしまい、なかなか直せないのが現状のようです。

 

 

自己肯定の低さが社会での孤立へと導く

「自己肯定感」が低い人は、「自分はダメだ」と確認するために、わざと怒られる行動を繰り返す場合があるそうです。これは「自己確証の欲求」といって、怒られることで本人の心はむしろ安定するというものだそうです。遅刻常習犯なのに性格は真逆の人の場合、到着時間から逆算して行動するのが面倒だし、かと言って早く着いて自分の時間をムダにするのも嫌な人がいます。そういう人は行列のできる店に友達と行くときは、わざと遅れて後から合流するそうです。もちろん本人も極度の自己中という自覚はあるそうですが、この場合、この人が抱える問題はより根深く厄介なものなのです。どういう事かと言うと、性格が尊大で反抗的な人は、そもそも誰かが決めた期限や集合時間に納得せず、いら立っており、遅刻することで相手を攻撃しているのです。「受動攻撃」といって、彼らにとっては人を困らせるのが快感なのです。

 

自己肯定感

自分自身にOKを出せ、尚且つ様々な自分を受け入れられる感覚の事をいいます。自己肯定感が低いと、「自分はダメだ」と思い続けざるを得なかったり、自分を認められないのでただただ生き苦しいのです。問題なのは、自分をなかなか認められないので、同じように他人も認めるのが苦手ということです。他人を褒めるのが苦手なので、コミュニケーションもうまくいかない事が多いのです。また、自信を持てないので漠然とした不安感も強くなります。自己肯定感の反対語は自己否定感です。自己否定感とは、自分自身をどうしても認められない感覚の事ですが、これが強くなりすぎると、生きているだけで苦しくなり、最悪自分で自分の人生そのものを否定するようになります。

 

 

最後に

人のメンタルな部分は、とても繊細で案外予想しにくいものです。昨日までは、ポジティブな発想や考え方であっても、何か問題が発生したとたんに、ネガティブに考える傾向の人は、僕の周りにもそれなりにいます。たとえ自己肯定感が低くても家族や友人などが周りにいる場合は、大いに助けられる事もあります。それに何より、出来ない事の言い訳を探すより、出来る方法を考える為に時間を使ってはどうでしょう。