松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

金欠の時に絶対にやってはいけないこと

 

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今日でお店のクリスマス装飾品を全て撤収しました。キンキラキンの装飾がなくなると、なんとまあ~殺風景な事でしょう・・・。それにしても、あと今年の営業も26日27日を残すのみになりました。28日は、大掃除と年明け準備、そして忘年会です。だけど僕はバイク通勤なのでお酒が飲めません。しかしその分飲んだ勢いで二次会、三次会に行ったりなど、お金を無駄に使わずに済むので僕的には全然OKですけどね・・・。さて、今回は、ついついやりがちな「やってはいけない借り入れ」について考えてみたいと思います。 

後先考えない借り入れは絶対に止めよう

僕たちは、生きていく上でお金は切っても切り離せないものになってしまっています。因みに検索エンジンで「お金が欲しい」と検索してみます。すると、実にさまざまな「即座にお金が手に入る方法」がヒットします。しかし、これらは決して僕たちをリッチにしてくれる方法ではありません。さて今回は、新たな年を迎えることもあるので、正しい生活スキルを身に付けるために知っておくべき、「お金がない時」にやってはいけない3つのことと、お金がほしいときに最初にすべきことを考えて行きたいと思います。

 

カードローン(キャッシング)

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まず最初は、お手軽中のお手軽なキャッシングをはじめとするカードローンです。借金は、時としてチャンスを生かすために必要な手段になることが希にありますが、個人向けのローンは金利手数料の負担が大きく、結果的に損しやすい仕組みになっています。カードローンはいまや手軽に現金を手にできる方法の筆頭です。借入手続きはスピード勝負で手間もかからず、誰に気兼ねする事もありません。問題がなければ1〜2時間もしないうちにお金を借りることができてしまうのです。

申し込みに必要なのは本人確認書類のみです。印鑑も保証人も担保も不要で、借入額によっては収入証明書さえいらないそうです。1社あたり約50万円、他社も合わせれば総額100万円という金額を、カードローン会社は収入確認なしで貸し付け可能としているのです。また、カードローンの一種であるクレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、何の手続きをすることもなく、ATMから30万円程度までなら引き出せてしまいます。ATMを通すことで、借金という感覚が薄れるところが実に厄介なのです・・・。

「返済できるなら借りたって問題ない」という考え方もありますが、その発想は、とても危険だと思います。重要なのは、このようなときに相手目線で考えられるかです。なぜ、金融機関はそんなに簡単にお金を貸すのか考えてみてください。理由は単純明快。「ズバリ!もうかる」からです。相手がもうかるということは、私たちは損をする可能性が高いということを肝に銘じておきましょう。

 

 

リボ払い

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クレジットカードの返済方法の一つに「リボルビング払い」、通称「リボ払い」があります。利用件数や金額に関係なく、毎月一定の金額を支払っていくという返済方法で、最小支払い額は借入総額によって変わります。「月々2000円からの支払いでOK」などとうたっているサービスもあり、一定額を毎月支払っていくだけなら、支出管理しやすく便利だから良いのでは? と思うかもしれません。しかし、リボ払いは利用残高全体に実質年率15〜18%の金利手数料がかかる仕組みなのです。元金はなかなか減らず、完済までの金利手数料は莫大になります。さらに、支払い終了時期が見えにくいという難点もあります。では、実際にどれほどの金利負担があるのか実例で見てみましょう。

 

借入総額=50万円

返済額=リボ払い1万円(元利定額方式:返済元金+利子=1万円)

年利15%

「元利定額」では毎月一定の支払い額に利子や手数料が含まれます。一般的に金利手数料(利子等)が大きくなる方式で、上記の場合、完済までの金利手数料の総額は約29万円。返済総額は79万円にも上ります。ちなみに返済回数は79回(6年7カ月)。借りたお金の1.6倍を返すことになるのです。

 

  

ギャンブル(競馬、パチンコ、宝くじなど)

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ギャンブルは損失を受ける確率が高く、お金を増やすという観点からはNGです。そもそも、競馬の還元率は約75%、パチンコは約85%と定められていますが、これは、競馬は25%、パチンコは約15%が胴元の取り分で、その残りが参加者に分配されるということ。数値で考えると、1万円を賭けた場合、競馬なら2500円、パチンコなら1500円を平均的に失うということなのです。

また、宝くじやtoto(サッカーくじ)はパチンコなどのギャンブルとは別物と考えている人も少なくありませんが、これらもれっきとしたギャンブルです。しかも、還元率は宝くじが約46%、totoは約50%という低さなのです。こうして見るだけでも、ギャンブルでお金を増やすのは至難の業であるのは一目瞭然。ギャンブルは「お金を増やす」ためにするのではなく、損しても問題ない金額の範囲で「娯楽」として楽しむものと考えましょう。

 

 

最後に

 今更ではありますが、改めて書くような事でもないかもしれません。殆どの人が充分に借り入れの仕組みを分かっているでしょう。ただ厄介なのは、分かっていても借りてしまう怖さだと思います。子供の頃によく両親に叱られる時に言われた言葉で「知らずにした事はま~仕方が無いにしても、知っていてする事はたちが悪い・・・。」というヤツです。ホントにこのフレーズでよく叱られました。お金を借りるには、それなりの事情があっての事だと思いますが、間違いなく払いすぎるくらいの金利を払わされるので、とにかくよく考えて行動しましょう。 

参考資料:DAILYANDS(株)Money&You