松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

今年ももうすぐ終わります「お金の行く年来る年」

 

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昨日の夜、何時もの通勤で、使う道中にホテルが数件並んでいるんですが、珍しく電気が消えていました。いわゆる「満室」てやつですね。一昔前は、週末になると何処のホテルも満室で建物を照らす照明が落とされ真っ暗でしたが、最近は殆どそのような光景を見ることがありませんでした。世間では、めっきりこの手の施設を利用する若者が激減し今は、年配者や怪しい関係の人くらいしか使わなくなったとか・・・。さて、今回は、そんなクリスマスも関係する年末年始の「お金」について考えてみました。

年末年始のお金の使い方

だいぶ聞き飽きたでしょうがあえて、もうすぐお正月です。ボーナスが支給される一方で、お歳暮やクリスマス、帰省やお年玉、初売り等、お金の出入りが忙しい時期でもあります。この時期のお金の出入りの多くは、交際費や感謝の気持ちが付加されているものが多く、とても温かいお金として行ったり来たりしているのではないでしょうか。どのような温かい気持ちが込められたものか、改めて知り、そして気持ちよくお金を使いましょう。

 

 

年末年始の温かいお金の流れ

賞与(ボーナス)

賞与(ボーナス)は、公務員や就業規則に則って支給される場合を除き、売上や利益の大小や貢献度によって支給額の変動があります。つまり、頑張ったご褒美とも言えます。ありがたく受取って大切に使っていきましょう・・・。と頭では、分かっていても思いのほか多ければ問題ありませんが、その逆に少ない場合そんなことは、言ってられないのが現実かもしれません・・・。

 

お歳暮

お歳暮といえば、「ハム」?とは限りませんが、お世話になった人への感謝の気持ちをのせて贈るものです。毎年の慣習と なってしまい負担に感じている人も中にはいるでしょう・・・。家計には余裕のある時もあれば苦しい時もあります。無理をしない範囲ですればよいですし特に問題ないと思います。もしどうしてもお歳暮をやめることができない場合は、年間予算として組入れて積み立てするしかないでしょうね・・・。

 

クリスマス

本日真っ只中のクリスマスです。宗教的にみると、日本でクリスマスを祝うことは違和感を感じる人もいるかもしれません。しかし今の日本ではクリスマスは家族や大切な人と集う場となっています。大切な人と過ごす時間という意味合いでクリスマスを受け止めるのが良いと思います。

それに何より、子ども達にとってクリスマスの大イベントとしてはプレゼントでしょう。それにしてもなぜクリスマスにプレゼントをするのかと由来を調べたりすると「困った人を助ける・優しい行いをする」等となるのでしょうが、解釈を少し変え「感謝や愛」を表現する事や「子ども達を喜ばせる」事が目的だと思ってはどうでしょう。また、サンタクロースを信じる気持ちはそもそも目に見えない「愛」を信じる気持ちと同じように、子どもの成長には大切なことではないでしょうか。

我が家では、子供が小さな頃から僕がサンタさんと友達同士という設定になっていてサンタが忙しい時は、僕がお金を立て替えて後でサンタに請求するとか、「今年のサンタさんは、プレゼントの予算が少ないから高望みは、出来ないよ。」とか「今年は、風邪で来れないかも・・・。」など実に人間味のある設定にしています。因みに今年は、用事でこれないので僕が変わりに買い物へ連れて行き後でサンタに請求する設定にしました。

 

お年玉

お年玉は大人から子どもに対する愛情がたくさん詰まっているものです。かつては、お正月に歳神様から神聖な一年の魂(命)を頂くと考えられていたようです。神棚に供える鏡餅やお酒など下げて家長から頂き、そののち家族や使用人に分け与えていました。やがて里帰りする使用人にはお金を渡すようになり、子どもに与えるものも「お金」に変わってきました。現在は親や親戚から子どもへ、もしくは目上の人から目下の人へお金を与えるものと考えられています。

 歳神様は初日の出と共に現れるという言い伝えから、日本では昔から初日の出をとても重要なものと位置付けてきましたし、中でも歳神様は高い山から下ってやってくるという話から、山の上で見る初日の出を『ご来光』と言って特に大切にしてきました。

 

 

お金は自分と周りを幸せに豊かにするツール

感謝や愛情をお金やプレゼントにのせて贈ることは素敵なことです。しかし、「家計が苦しい時にお金が無いから何もできない・・・。」という場合でも嘆くのではなく、手作りのモノや、手紙や温かな言葉や最悪「笑顔」といった少し無理がある方法もなくはないです。お金があまりかからないものでも相手を喜ばせることはできると思います。金額に関わらず、してもらったことに人は心打たれるものです。相手の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶ時間は楽しいものです。また交際費は人間関係の潤滑油となってくれます。お金は自分と周りを幸せにするひとつのツールです。

 

 

最後に

お金の使い方は、人それぞれですが問題は、使ったお金にどれだけの納得をしているかで損や、得を判断してしまいます。「あげたい人にあげるプレゼント」喜ばれると大満足です。しかし本意でない人にあげた場合どうでしょう・・・。その逆の思いであればどうでしょう。間違いなく、気持ちもきっと逆になります。なのでどうせ使うなら気持ちよく使う意味もこめて来年は、今まで以上によく考えてお金を使いたいと思います。