松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

間も無くGW高速道路はどの車線を走るのが一番正しいのか

 

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春の交通安全週間もあと5日となりました。それにしてもあちらこちらで取締りをしていてバイク販売店のスタッフでありながら、スピード違反で検挙されていたスタッフもいました。シートベルトに携帯電話、一旦停止に駐車違反とお巡りさんもフル稼働です。とにかく4月の15日が最終日なので、いつも以上に慎重な運転を心掛けましょう。さて、今月末から始まるゴールデンウィーク車で出かける人も多いかと思います。そうなると長距離の場合、高速道路を無しで考えるのは難しいです。そこで今回は、高速道路をどう走ればスムーズに目的地へ到達できるか、考えてみたいと思います。

 

高速道路では追い抜かれても時間的な差はほんのわずか

渋滞時、誰もが脳裏に過ぎる事だと思いますが、「どの車線が速い・・・?」とついつい考えてしまいがちです。何かの記事で読んだのですが、自然渋滞20キロあたり、車線による差は1分程度だそうです。つまり流れに差があったとしても、その差は非常に小さいので、気にしないのが一番という事です。要するに渋滞20キロあたり1分の差というのは、台数に直すと約30台です。クルマが交通容量いっぱいに走っている場合、車間距離は約2秒とすると、30台という数字を時間に直すと1分というわけです。

 

 

何となく分かっていてもイライラしてしまう

実際のところ、30台も前に行かれると、ものすごく取り残された気分になるのは正直なところです。しかしそれはあくまで気分なので、実際は渋滞が解消したとき、その差は1分程度でしかないのです。肝心のどの車線がいいかについては、左車線の方が若干速いケースが多いそうです。その理由としては、渋滞中はインターから乗ってくる台数より、降りる台数の方が多いからだそうです。渋滞に業を煮やして高速を降りてしまうクルマや、渋滞表示を見て高速に乗るのを断念するクルマがそれなりにいると仮定します・・・。そう考えると、渋滞が発生すると必然的に左車線が少しだけ速く流れるというわけです。

 

 

区間によって混む車線は変わることもある

しかしながら、時にはこういうケースもあります・・・。聞くところによると土曜日午前中の東名高速下り・大和トンネルを先頭にした渋滞の場合、途中の横浜青葉ICや横浜町田ICから大量のクルマが合流してくるので、通常とは反対に右車線の方が若干速く流れるそうです。要は、つねに左車線が速いわけではなく、ざっくり7割程度の確率と思うくらいでいいでしょう。それに、流れの差はあくまで若干です。速い車線を求めて車線変更するクルマもいるので、なんだかんだで大きな差はつかないようになっているのです。結論としては気にせずあせらずが一番なのです。さすれば、イライラやストレスも無くなり事故やトラブルに巻き込まれずに済みます。

 

 

事故渋滞でのケースを考えてみる

それでは、事故渋滞の場合を考えてみましょう。この場合は完全にケースバイケースになります。事故車が路肩に止まっていて、車線規制がない場合は自然渋滞と変わらないと思いますが、事故車が本線上をふさぐなどして車線規制が入ってしまうと話は別です。多くのケースで、事故車が塞いでしまっている車線側の方が速く流れるのです。その理由としては、塞がれている車線のクルマは、隣の車線に合流せざるを得ないわけですが、車線がなくなる寸前だけでなく、その手前から様々なタイミングで合流するからなのです。それでいて、最後の合流地点では1台づつ交互に合流させざるを得ないのです。その分だけ合流される側の車線が割を食い、流れが遅くなるのです。この事故渋滞は、自然渋滞と比べると、流れの速さにかなりの差が出ます。渋滞10キロあたり数分の差になったりする事もあります。場合によっては、100台以上も前に行かれることがあるので、ものすごく損をしたと感じることもあるでしょう。

 

 

最後に

話を整理しますと、自然渋滞は、どの車線もたいして時間に変わりが無く、事故渋滞の場合は、どちらの車線が減るか事前にわかれば、減る側の車線にいた方が有利になるケースが多いと考えられるのす。何れにせよ、渋滞は如何に平常心をキープし安全な旅を続けられる事が、最大のポイントと言えるでしょう。