松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

値上げにも勝つAmazonプライム愛

 

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 最近こんな話を耳にしました・・・。貧乏になる人は、自分より格下の相手には横柄になる傾向があるそうです。たとえば、仕事上で関わる下請けのスタッフには、自分からは絶対に挨拶をしないと言います・・・。それは自分のほうが立場が上だから、当然相手から挨拶すべきだろ・・・。というのがどうやら理由のようです。

ところが、逆によく稼ぐ人はそんな傲慢さは考えにはなく、それどころか相手を大事にすることは、いずれ自分に役に立ってくれる可能性があると考えています。とにかく仲良くしておけば、あとで必ずご利益があると確信しているのです。

たとえば、本来規則や決まり事で融通が利かずダメとされているシチュエーションでも、「ちょっとだけですよ・・・。」と自分にだけ、融通をきかせてもらえる事などもそのひとつでしょう・・・。要するに人に恩をしっかり売っとけば、必ずそれに対しての見返りがあるという理論でしょうね。しかしながら、お金持ちでも傲慢で威張っている人は、僕の周りに結構いるけれどそういう人たちは、どのタイミングで貧乏になっていくのか興味心身です・・・。さて話はコロッと変わりまして今回は、僕も愛用しているAmazonプライムが、遂に値上がりする件について調べてみました。

 

11年間の企業努力の末の決断

 アマゾンジャパンは4月12日、会員制プログラム「Amazon プライム」の年会費を初めて値上げすることを明らかにしました。同日付で年会費を3,900円からなんと約25%アップの4900円(1000円増)に、月会費を400円から500円(100円増)に変更することになりました。僕も含め既存会員の会費は5月17日以降の更新時に適用されるという事だそうです。

 

サービスが魅力のAmazonプライム

 2007年にサービスを開始した当初のAmazon プライムは、「お急ぎ便」などの配送特典のみを提供していたようですが、その後も追加料金なしにさまざまな特典を拡充してきました・・・。なんといっても代表的なサービスが、2015年に追加された動画見放題の「Prime Video」や音楽聴き放題の「Prime Music」です。僕もこれがきっかけで会員になったといってもいいでしょう。さらに2016年にはストレージ「Amazon Photo」や、2017年には食品配達の「Amazon フレッシュ」、 電子書籍読み放題の「Prime Reading」などを提供を始めました。さらに、ここからは、僕も全然知りませんでしたが、2018年にはペット向けの「PrimePets」、洋服を試着してから買える「プライム・ワードローブ」などを提供してきたようです。

 

値上げしても魅力的なAmazon プライム

 今回の値上げは、2007年の日本上陸から初となるそうです。アマゾンの担当者はその理由について「これまで11年間さまざまな努力を重ね、会費は一度も改訂してこなかったが、(2007年の)開始時と比べて商品数や特典は大幅に増え、外部環境も大きく変わっている。今後も新たなイノベーションを起こし続け、お客様に引き続き便利にご利用いただくために、このような決断をすることにした」と説明したそうです。

 

新しいAmazon プライムの会費

 これにあわせて、学生向けの「Prime Student」の年会費も1900円から2450円(月会費は200円から250円)になるほか、法人向けの「Business プライム」のEssentialsプラン(最大3ユーザーまで利用可能)の年会費も、プライム年会費と同額の4900円に変更するとしています。なお、米国のAmazon プライムの価格は現在119ドル(約1万3000円)となっているそうで、日本は値上げ後も米国の半額以下にとどまる企業努力は、やはり素晴らしいと思います。気になるのは今後のさらなる値上げの予定についてですが、「特に決まっていることはない」と言うことなので、まずは一安心ですね・・・。

 

最後に

 インターネットを使う環境で生活を送っている人は、恐らく殆どの人がAmazonで買い物をした経験があると思います。そして僕のように映画を楽しんだり、音楽を聴いたり、電子書籍を見たりする人にとっては、4,900円の年間会費は充分元が取れる価格だと僕は思っていて、なので今のところは退会するつもりはありません。ただ、毎年微妙に上がり続けると、さすがに考えるかもしれませんけどね・・・。と言う訳で僕のAmazon プライム愛でした。