松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

自己満足の為に使うお金について考えてみた

 

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それにしても年末年始は、僕的にとっても浪費してしまいました。おまけに3月には、車の車検に任意保険の更新それとバイクの保険もあったりして、出て行くお金の事を考えると気分は超ブルーです・・・。ま、考えても払わなければならないものは、仕方がないので頑張ってバリバリ稼いでじゃんじゃん支払いたいと思います・・・。さて、今回はそんな「出て行くお金」について少し飛躍した見方で考えてみたいと思います。

 

人と差がつくお金の使い方

ある専門家によると平均的な日本人の場合、生涯に数億円のお金を使うと言われています。勿論お金の使い道には、いろいろな種類がありますが、生活に対して必要な金額には、さほど大きな差は無いと思われます。例えば、食材費や、住居費など、生きていくための生活費は、どんな贅沢や節約をしようとも、限界はあります。住居費に、毎月10万円使う人はいますが、100万円使う人は、ま~ほとんどいないでしょう。食材費も同様で、毎月3万円であげる人はいますが、30万円も使う人など、そういないと思います。それでは、お金の使い道で差がつくのは、いったいどこなのでしょうか?そうです、それは即ち自己満足の領域なのです。

 

良い自己満足&悪い自己満足

例えば、旅行をする、本を買う、コンサートに行く、衣服を買う、子供に高価な教育を与える、お気に入りのマイカーを買うなどなど、生活費以外の出費で、大きな差が出ます。物質的、金銭的にぜいたくな生活をしたり、頻繁に外食したり、有名人のオッカケや金遣いの荒い友人と遊興で、お金を失うのは、「お金で幻想を買っているようなものだ」と言えるかもしれません。自己満足といっても、それは報われない自己満足なのです。しかし、自己満足をまるっきり否定してしまうのもどうかと思います。考え様によっては同じ自己満足でも、幻想のように消えて無くなる満足もある反面、自分の本質的な成長につながる自己投資的、良い満足もあると考えられます。

 

 

自己満足は短期で見るか長期で見るかで変わる

要するに、自分がどんな満足を求めているかを、客観的に知ることが大切だと思うのです。その目安は、自己満足を満たすタイミングにあります。いつどのタイミングで満足を求めているかです。それが目先つまり、今に近いほどに、刹那的(せつなてき)、浪費的になり、逆にまだ先のタイミングいわゆるそのタイミングが遠いほど、制御的、抑制的になるのです。そしてその中間に、必ず最適なタイミングがあるのです。今日の自己満足だけを求めたら、投資をすることも、学習のすることも、努力することも、面倒臭く感じます。いま美味しいものを食べる、気持ちの良いことをする、行き当たりばったりな生活をする。たぶん、それが今日の自己満足の到達点となってしまうでしょう。

逆に、遠すぎる未来に標準を合わせると、不安ばかりがつのってしまいます。例えば、30歳代の人に「自分の老後や終活を考えて見ましょう。」と問いかけたら、恐らく老後の長生きするリスクに不安を覚え、憂鬱になるのではないでしょうか。そして現役時代に余計なことはすべて謹んで、老後のために蓄えるだけの超倹約家になるかもしれません。

 

 

最適なタイミングとは

そこで最適なタイミングについて考えてみました。そしてその最適なタイミングは、10年後が理想的と考えられます。昔から10年ひと昔と言うくらいで、節目的には、いいタイミングではないでしょうか。10年後の自己満足を最大化することを考えて、計画を立て行動すれば、適度に積極的、尚且つ適度に防衛的なプランを作ることが出来ると考えられます。たとえ今すぐには成果が出なくても、10年後には得られるであろう結果にベストを尽くすのも悪くないと思います。

 

 

最後に

これからは、自分でしっかり自分自身をコントロールし、なるべく無駄遣いじゃない事にお金を使い、そしてそれが上手くいけばそれが何倍にもなって戻ってくると信じ、そんなプランを作ってみてはどうでしょう・・・。恐らく人生は明るいものになるのではと思います。その為に、タイミングを10年ごと設定して、自己満足を明確に描くことがポイントになるのです。僕も残りの人生を考えるとそんなにタイミングの数がありませんが、貴重なタイミングを悔いなく使って生きたいと思います。