松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

ゴールドカードと一般のカードとの違

 

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僕が20代の頃は、バブル真っ只中で公私共に諸に影響を受けていました。そんな時財布の中は、4枚のゴールドカードが入っていました。アメックスにJCBそしてVISAにUCと企業とのジョイントカードでは無く銀行直系のカードにこだわりを持っていました。そもそもゴールドカードとはその名の通り、たいてい金色をしたまぶしいクレジットカードのことを言います。クレジットカードを持っている人なら、少しは興味があると思います・・・。そこで今回は一般のカードとの違いやゴールドカードを持つことのメリット・デメリットについて改めて考えてみたいと思います。

 

そもそもゴールドカードとは

ゴールドカードは、一般的なクレジットカードの上位に位置するカードです。一般カードが持つ機能に加えて、独自の優待サービスが充実しています。優待内容はカード会社や種類によって異なりますが、一般カードと比べて付帯保険の補償内容が充実していたり、ポイントの還元率が高い事や、空港のラウンジサービスを利用できるなどの特徴があります。その分、一般カードに比べて年会費が割高になります。また、ゴールドカードは基本的に、同じカード会社の一般カードよりも審査基準が厳しくなっています。

多くは満30歳以上を入会の要件としていて、入会できる年齢が高めに設定されているケースがほとんどです・・・。中には、20代向けのゴールドカードを発行している会社も有るみたいですけどね。それに審査基準も厳しめで、入会要件として「本人に安定的な継続収入がある」ことを明記しているカード会社がほとんどです。さらに、実際に入会の申し込みをした際には、勤務先や年収、資産額なども審査に影響することがありますが、ゴールドカードの審査では一般カードよりも高い水準が求められるようです。要するにゴールドカードを持つ人は返済能力が高く、経済的な信用力の高い人という事ですね。そのため、今はどうかわかりませんが、一時はゴールドカードは社会的なステータスの高さを示すツールとして使われることもありました。

 

 

ゴールドカードを持つメリット

因みにゴールドカードにもさまざまなものがありますが、主に次のようなメリットがあります。

ステータスが高い

見た目もさることながら、ゴールドカードを持っていると高いステータスの証にもなります。お財布にゴールドカードが入っていれば、お買い物や食事の会計の際に、さりげなくアピールできるかもしれません。また、海外では身元保証などのためにクレジットカードの提示や決済を求められる場合があります。ホテルのチェックイン時やレンタカーを借りるといったときに、デポジットといって先に預り金を請求されるケースなどです。ゴールドカードを持っていれば、ホテル・お店側もあなたに支払い能力があると判断し、スムーズにサービスを受けられることが期待できます。

 

利用限度額が高い

ゴールドカードの利用限度額は、一般カードに比べて高く設定される傾向にあります。カードの種類や個別の審査結果によって異なりますが、100万円以上の設定になることも。高額なお買い物をする人には、有効です。

 

ポイントの還元率が高い

お買い物代金に応じて付与されるポイントも、一般カードに比べて高い傾向にあります。一般カードではポイントの還元率がお買い物代金に対して付くポイントの割合の0.5%(利用代金200円に対して1ポイント)程度のものに対して、ゴールドカードでは2倍の1%(利用代金100円に対して1ポイント)というのが多いです。また、ポイントの有効期限も一般カードに比べてかなり長いものが多いです。

 

会員特典が充実

クレジットカードの会員になると、カード会社独自のさまざまな特典が付いてきます。当然、ゴールドカードではより充実したものになります。もちろん、カード会社・種類によって異なりますが、どこのカード会社もよく似な特典になります。たとえば、ゴールド会員専用窓口があります。カードの利用やサービスについての問い合わせ、手続きの電話窓口が、一般カードの会員とは別になっているのです。フリーダイヤルで電話対応の品質が高いところも魅力です。それに空港のラウンジサービスなども提供されています。国内外の空港にあるラウンジが利用できます(国内空港のみ対象のカードもあります)。ソファーやリクライニングチェアでくつろいだり、無料のドリンクを飲みながら新聞や雑誌を読んだりできるほか、中には、有料でシャワールームや軽食が利用できるところもあるそうです。その他にも、ホテル・レストランなどの割引・優先予約サービスや、医療・健康の電話相談サービスそして充実した付帯保険の補償です。特に海外旅行保険では、旅行中の万が一の死亡やケガ、後遺障害で補償される保険金額の上限が、最高で5,000万円や1億円など高めに設定されているものや、旅行代金などの支払いでカードを利用していなくても補償の対象となる「自動付帯」になるものがあります。
また、一般カードでは対象外になることが多い、航空機の遅延や手荷物の紛失などでの損害をカバーする保険や、急病・出張など自己都合で旅行・コンサートなどにいけなくなった際にキャンセル料を補償する保険が付いているカードもあります。なので、カードでの日常的な支払いが多い人や、海外旅行に頻繁に行く人などにとって、ゴールドカードの特典はとても便利かもしれません。

 

 

ゴールドカードのデメリット

一方で、注意したいのが年会費です。ゴールドカードの年会費は、一般カードに比べて高めに設定されているものがほとんどです。カードにより差があり、安いもので年間2,000円程度、高いものでは2万円以上のものもあります。因みに僕が当時、持っていたカードは、全て年会費が1万円以上で4枚合わせて5万円以上、年会費だけで払っていました。初年度は年会費無料、2年目以降は利用状況(お買い物代金)に応じて割引されるカードもありますが、原則としては持っているだけで所定のコストがかかります。あまり使わないのに持っているだけでは、正直もったいと思います。僕も昔を振り返り本当にアホだったと後悔しています。

 

 

一般カードより審査が厳しい

上位カードという位置付け上、審査は一般カードより厳しめです。ゴールドカードを持ちたくても、誰でも簡単に作れるわけではありません。年齢が若い、カードを初めて作る、年収が低いといった状況がある場合、審査に通らない場合もあります。また、過去にカードの利用代金を延滞したことがあったり、信用情報が悪かったりすると、より不利になるでしょう。

 

 

最後に

ゴールドカードにはうれしい特典が豊富な反面、注意点もあります。自分にとって必要かどうか、十分に活用できるかどうかを検討して、申し込むと良いでしょう。それに上には上があって僕の店では、輸入オートバイを扱っているせいかゴールドカードより、ブラックカードの方が、圧倒的に利用されるお客様が、多いです。あとは、ほとんど普通の一般カードが主流ですね。なので、見方を変えて、イケてるイケて無いで言えば、ゴールドカードは、そうたいしてイケてるとは言えないかもしれませんね・・・。