松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

妬まれ体質の人 or そうで無い体質の人

 

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  最近本業のオートバイ販売が、とても忙しくてなかなか自分の時間がとれず、毎日帰ったらヘロヘロで、ウクレレすら弾けずに寝てしまいます。もちろん嬉しい悲鳴なのですが、それでも僕にとっては自分の時間は、とても大切なので出来る限り時間を作ろうと奮起している今日この頃です・・・。さて今回は、妬みについて考えて見たいと思います。世の中には、成功して妬まれる人と妬まれない人がいます。僕の仕事も輸入オートバイの販売という事もあり、様々なお客さんが来店されます。一般の人から超富裕層までとにかく色々なお客さんに出会えて楽しくまたとても勉強にもなります。なので当然立場によっては、妬まれたりする人もいるかと思います。人は、何かを成功させた人に対して、自然に妬みの対象にしてしまうとことが少なからずともあるかもしれません。もちろんあからさまにではなく心の底奥深く潜在意識の中にです。

 

幼稚な思考が妬みを生み出す

 羨ましいな~、あの人ばっかり良いな~、たいして能力があるわけでもないのに何であいつばっかり、まさかのエコヒイキ?なんて思われて妬まれまくっている人がいるかと思えば、いつも明るく楽しそうで、仕事や私生活が羨ましいくらい上手くいっているのに、なぜか友達や同僚、上司に至まで愛される人もいます。とにかく上手くいっている時も、そうでない時も、いつもまわりからサポートしてもらえている様な人です。ひょっとしたら賄賂とかあげてたりして・・・。

 

感謝の気持ちを言葉で贈る

 そもそも僕たち人間は、生きていく上ですべて自分の力で成し遂げるなんてことは、殆どのケースで無いと思います。どちらかといえば、何かしらまわりの人に協力をお願いしながら物事を進めているはずです。学生時代から考えれば、部活でも、バイトでも、社会人になってからの仕事でもそうでしょう。まず、このことに気付いているかいないかでまわりからの評価は大きく変わるはずです。そして、成功したときに喜ぶだけではなく、まわりの人にも必ず、感謝を言葉で伝えることができれば、その後の関係がどんどん良い方に変わっていくはずです。その伝える事こそが、◯◯さんのおかげです・・・。という言葉なのです。感謝の気持ちを伝えることが、相手への贈り物になるのです。但し、連発しすぎると嘘臭くなるので注意しましょう。

 

成功時に注意しなくてはいけない行動

 昔から、「恩を仇でかえす」という言葉があります。仮にそこまでいかないにしても、成果が出たあとの対応を間違えてしまうと、場合によっては自分に対してのまわりの態度は大きく変化する事があります。たとえば、成功した時に周囲から凄いね~!そんなことできるの!などと、まわりから褒められたとします。そんな時は悪い気がしないというか、とても嬉しいものです。ただ、この場合注意しなくてはいけないのが、その時の嬉しさにかまけて、自分の頑張りや苦労についてばかりアピールしてしまう事です。たとえば、僕は毎日努力して遅くまで残業していたので、営業部のトップセールスになれました・・・。などという、一見ふつうのコメントでも中身に対して素直に取られない可能性が極めて高いのです。

 

へ~、そういう事言うんだ・・・の報復

 きっとまわりの人は、えっ僕たちもそれなりに手伝ったけど・・・。まさか自分だけの力だと思っているワケなの?そうなると、こんなヤツの手伝いなんて今後誰がしてやるもんか!と、妬みの感情にも繋がりかねません。そもそもまわりの人も頑張って成し遂げた成果であることは重々承知しているのに、あえて自分の話ばかりしてしまうと、自分だけの力で成功したと思っていると思われてしまいかねず、良い感情を抱かれません。更にいえば、困ったときだけ助けを求めておいて、問題が解決したり、何か成功したらその成果は自分の手柄にしてしまう人と同類に思われてしまう可能性があるのです。以前ドラマ「半沢直樹」のワンシーンでこんなのがありました。「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任・・・。」まさにこんな感じの印象を与えてしまうのかもしれませんね・・・。

 

基本は感謝の言葉から

 まずは、自分の成功への喜びを、まわりの人への感謝に変えましょう。たとえば、頑張ってサポートしてくれた◯◯さんのおかげで最後まで続ける事ができました・・・。とか、チームのみんなのおかげです・・・。など、こんな風にしてまわりに感謝の言葉を贈りましょう。つまりは、自分の成功は自分だけで作られたものなのではないということを示すのです。こうすることで、まわりに感謝の気持ちを持てる人だと相手に伝えることができます。さらに、その発言を聞いていた人も、きっとこの人は、まわりの人のことを褒めることができる人なんだ・・・。感謝の気持ちを持てる人なんだな~・・・。と思うようになるので、いつか自分の力になってくれる心強い予備軍となるのです。

 

最後に 

 先程も少し触れましたが、やりすぎはよくありません。それでも感謝の言葉と言うのは、何かに付けて、有効に使えるツールです。くどいようですが、人は誰でも、あえて口には出さなくても、自分がしたこと、手伝ったことを評価されたいと思っているものです。それは、◯◯さんのおかげです・・・。を上手に使うことができれば、これからも自分に携わってくれる人たちを喜ばせることができます。なので是非これからは、感謝の言葉を頻繁に使ってみるようにして自分を応援してくれる予備軍を作りましょう。