一流になれない原因を探してみる

昨日、久しぶりに友人と会いました。相変わらずな感じと、少し貫禄を感じました･･･。しばらく談笑したあとで、僕のブログを偶然見つけ読んでいると言ってくれました。特に公表はしていなかったので、少し驚いたの変な事書けないなとも思いました。そして僕が、「いい事書いてるやろ！」と言うと、友人が「相変わらず、誤字脱字が多いですけどね･･･。」と一刀両断でした。なのでこのブログを見て頂いてる人も、なるべく誤字脱字を注意しようと思いますが、目に余るようであれば、是非、ご指摘ください。頑張って直します。それでも久しぶりに友人と話ができてとても楽しかったです。それでは、本題に入りたいと思います。

成功の影に忍ぶリスクとは

どんな仕事でも対価の発生するものは、その仕事がすべてプロの仕事だからこそためらわず支払ってもらえているものと考えます。当然プロは、難しい課題に対し、常に向き合い難なくこなせるよう日々努力します。そしてその仕事を続けていくその先に目指しているものを、手に入れるのです。それは、まさに人生においての「成功」と言えるでしょう。仕事で成功したときの達成感と快感は、成し得た人にしかわかりません･･･。しかし、大なり小なりこの快感を感じ、それに重きを置くひとは、確実に人生の成功を掴むでしょう。しかしながら、時に成功は、それと引き換えに大切なものを失ってしまう事もあります。そこで今回は、成功のリスクについて、それが何かを考えてみる事にしましょう。

簡単に初心を忘れてしまう

社会人として、僕たちはいろんな人からのアドバイスや自分自身のモチベーションを糧にしながら成長を遂げていきます。しかし、そのうちに「好きでやっている」というモチベーションが、「やらなければならない」という義務感へと変わってくるのです。成功という事実は、せっかくの他者のアドバイスを聞く姿勢を取りづらくさせてしまう事があります。お金が絡んでくる場合は、特にそうです･･･。視野が狭くなり、襲ってくる得体の知れない焦燥感（しょうそうかん）からくるイライラや焦りなどがそうです。人は、評価されたり、期待されているときこそ、仕事を始めたときの初心即ち「素直な姿勢」を手放さないように努力しましょう。

自惚れや自分を過大評価してしまう

仮に仕事が成功して収入が増えると、一般的考えから言えば、生活の水準をより高いものにしようとする傾向があると思います。はじめは満足感でいっぱいかもしれませんが、上げた水準は次第に普通へと変わっていきます。そして、手に入れた高い水準をキープできるように、無意識のうちに自分への期待値を上げてしまいます。元の生活に戻ることは、落ちぶれてしまうとかダウングレードと考えるようになります。そう思ってしまうと、結局は、自分の首を絞めることになりかねません。常に謙虚で柔軟な考えであり続けることが大事だと思います。

常に新たなる成功を目指す

たとえば、年間1,000万稼いでいたとしましょう。その時点でも、十分幸せな生活を送ることができる戸思いますが、まわりの成功者たちは、さらに1年に2,000万稼げばもっと幸福になれると言ってきます･･･。その後、たゆまぬ努力によって、年間2,000万稼ぐことができるようになったとしても、やはりさらなる成功者たちは恐らく2,000万稼げるなら、もっと稼ぐこともできるはず･･･。と声をかけてきます。要するにきっと、終わることなく上昇し続けろと言う事でしょう。無理をせずに自分の心地がいい生活を見つけたとしても、追い求め続けてしまうと、周りの目が気になって苦しむことになるかもしれません。従って、何事もほどほどにする事が、余裕のあるライフスタイルが送れる秘訣かもしれません。

他人の評価を意識しすぎてしまう

人は何かに成功すると、周りの人々から向けられる目が変わります。成功を喜んでくれた後、周りの人々は更なる成功をその人に対し期待することでしょう。当然、その期待を裏切りたくないと考えます。失敗すれば周囲の人々は自分に失望し、離れていってしまうかもしれない･･･。と要らぬ妄想が始まるのです。しかし、その成功が本当に自分自身の価値であるのか、もう一度考えてみる必要があると思います。何かを達成する前も、手の付けられない子どもだった頃も、変わらず自分を愛してくれた人はいたはずです。人に尊敬されるためではなく、自分が好きだから、その仕事に打ち込んできた気持ちを見失わないようにしましょう。

無意識のうちに仕事依存症になってしまう

仕事に成功すると、それが自分のすべてであると考えてしまう人がいます。それまで習慣にしていた、情報収集や絵を描く時間、音楽を楽しむ時間などを忘れ、自分と向き合う時間をおろそかにしてしまうでしょう･･･。しかし、仕事以外の時間こそ、成功に導いた鍵であることを忘れないようにしましょう。成功者として仕事人間になった途端に、失うものの多さに気付くでしょう･･･。自分が本来優先していたことを、続ける努力こそが本当に重要だと言う事を再認識しましょう。

最後に

成功自体はとても喜ばしいことでもあり、僕たちの人生を一歩先に進めてくれる大切な経験でもあります。しかしそれによって、自分の人生を振り回されてしまわないよう、また見失わないよう、信念を持って仕事をしましょう。他人の評価やお金のためや、ステータスのためではなく、何かを始めるときに抱く、期待感それにワクワクした気持ちを心に充実した人生を送りましょう･･･。