松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

仕事で世界一座りすぎる日本人

 

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 最近僕は、ワードプレスを使ってホームページの作成に燃えています。何もかもが、素人レベルなのでとにかく時間が掛かります・・・。誰かに聞きたいのですが、なかなかそうも行かず、それらしきサイトを必死で読みあさっている日々です。何せフリーのテンプレートを使って作業をしているものですから、一旦つまずくとなかなか立ち上がってこれません。昨日も思うようにソフトが動かず、僕の読解力を超える警告メッセージが出まくり「もう無理~!」と思わずアンインストールしてしまいました。

しかし「ここで止めては、男がすたる・・・。」と気持ちを切り替え再度ワードプレスの再インストールから始めることにしました。そして悲劇は、まだ続いていたのです。ワードプレスは、サーバーを借りるのが一般的だと聞いていたのでとりあえずサーバーを契約する事にしました。そしてどこで調べてもコレにたどり着いたのでそんなに勧めるならと「Xサーバー」にすることにしたのです。

しかしこのサーバーの中でのルールが、いまいち分からず復旧にまたまた時間がかかる事になってしまったのです。カスタマーセンターへメールで相談のコメントを送信し待つこと約2時間帰ってきた回答は、ダウンロードのマニュアルをよくお読み下さい。」でした。一瞬落胆したんですが、再度気を取り直し手当たり次第関連情報を読んでどうにかこうにか復旧する事ができました。恐らくこの手の知識がある人なら僕の1/100位のスピードで終わらすんだろうな・・・。と本気で思いました。という訳で凄く疲れた休日でした。さて今回は、そんな僕のように長時間パソコンの前に座っている人やオフィスワーカーの人達に警鐘です。

 

ひたすら座って仕事をする人のリスク

 僕達日本人は凄く勤勉で働き者です。それは海外から見てもそう映っているようです・・・。ただその働き方に少々問題があるようです。それは、ズバリ座りすぎと言う事です。職場では長時間のデスクワークで椅子に座り、自宅ではテレビやスマートフォン見るのにソファーに座り、現代人は1日の約60%を座って過ごすと言われています。

なかでも日本人が座っている時間は世界トップクラスだというデータが出ているようです・・・。そして近年、そんな「座りすぎ」が健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとの研究結果が明らかになりました。成人病の代表的疾患でもある肥満、糖尿病、脳血管疾患、認知症などになるリスクが高まり、寿命が縮まる可能性を指摘する専門医もいるくらいです。こうした現状に直面しているオフィスワーカーにとって当たり前の座りながらの仕事は、地味に危険であり、健康な体を確実に蝕んでいます。そんなことからも仕事のスタイルを改めて見直す必要が高くなってきました。

 

長時間の着座で健康リスクが高まる

 世界の主要20カ国との比較では日本人の座位時間が最も長いという調査結果があります。そんなランキングでも、トップ3は、1日の1/3程度をオフィスチェアーに座って過ごしているそうです。 1日11時間以上座る人は4時間未満の人と比べ、死亡リスクが40%アップするという調査結果が2012年に発表され世界に衝撃を与えたとそうです。また、日本の某医学研究所の平成30年に行った調査によると、1日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べて糖尿病をわずらう可能性が実に2・5倍高くなるとの結果が出ているそうです。それにしてもなんで座るという日常では当たり前の行動が健康へ悪影響を与え、最悪は死亡のリスクを高めてしまうのでしょうか・・・?

 

血流の悪化招く

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 座りすぎが健康に及ぼす影響について、専門家達の研究の答えはこうです。座りすぎのライフスタイルは筋肉の代謝や血流の悪化を招くと指摘されています。更に研究員は、人間の体で一番大きい大腿四頭筋(だいたいしとうきん:太ももの前側部分)などの下半身の筋肉は、座っている状態だとほとんど稼働せず、筋肉への刺激が少ないと説明しています。また、この状態が続くとブドウ糖の吸収を促すインスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性が起こり、血糖値が上昇するため、糖尿病となるリスクがあるのだそうです。

 

座り続けるだけで体が蝕まれる

 その上で、こうした生活習慣が長期にわたれば、糖尿病だけではなく、肥満、がん、認知症などの健康リスクを引き起こし、寿命がどんどん縮まっていく可能性も出てくるのです。それにメンタルヘルスにも影響するといいます。1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、抑鬱(よくうつ)や心理的ストレスなどを抱える人が3倍近く多いという説もあります。対策については、30分以上座っていると代謝が落ちてくるため、定期的に筋肉に刺激を与えることが重要でしょう。高さを変えて、立った状態でも仕事ができる昇降式デスクの導入などで座っている時間を短くすることが効果的ですが、一定時間ごとに業務を中断し、椅子から立ち上がり、数分でも歩いたり体を動かしたりすることもこれはこれで有効でしょうね・・・。

 

最後に

 実際に企業での取り組みもそれなりに進んでいるようです。そしてそういった取り組みの結果、仕事での肩こりが改善されたり、ストレスによる眠気がとれたといった社員からの声も聞こえるようになった企業もあるようです。因みに僕の場合は、主に自重トレーニングを朝と夜にしています。よくいうところの腕立て伏せに、腹筋、それにスクワットっていうヤツです。僕自身も普段は、デスクワークが多いのでこの手の運動をしないと将来フヤフニャのジジイになりそうなのでやってます。やはり、いくら長生きができても健康寿命とのバランスは、不可欠ですからね。