松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金が絡む正しい幸せの感じ方

 

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 庶民レベルの話ですが、たまには贅沢したいな~・・・。と思うのは恐らく僕だけではないと思います。これはある意味人間のもって生まれた性ではないでしょうか。たとえば、ボーナスを支給されたときや、有給で休みが取れたときなど、時間やお金に余裕ができると、僕達はつい「あ~贅沢がしたい。」と感じてしまいます。しかし、僕の場合いざ贅沢をしようとなると、こんなことにお金を使うなんて、チョッともったいないかも・・・。のように、久しく贅沢をしていないとつい節約癖がつい出てしまいます。それと仮に思い切って贅沢をしたというのに、意外に思ったほど楽しくなかったな~・・・。なんて、後悔することもあります。そこで今回は、もし叶うのならば幸せを感じる贅沢な気分とはいったいどういうものなのかについて考えてみることにしました。

 

考え方ひとつで贅沢はこう変わる

 せっかくお金や時間を手に入れても、使い方を間違えてしまったらまったく意味がありません。むしろ幸せになるどころか、ただの無駄遣いで終ってしまいます。そうなると後悔ばかりがつのり、よけいとストレスを溜めることになりかねません。そこで、本来は禁じ手である自分に対してのチョッとしたご褒美として「贅沢したい!」願望を、出来る限り科学的に正しく幸福であろう贅沢の仕方をご紹介したいと思います。

 

豪華さより数で勝負する

 まず贅沢というと男性陣は一番に浮かぶのが車の購入でしょう。それに女性陣はとにかく買うならブランド品が欲しい・・・。といった大きな買い物が思い浮かびます。しかし実際は、大きな買い物は幸せにつながらないとしたらどうでしょう・・・。ある有名な研究室の発表によると、高級車やマイホームを買っても幸せになれないことが分かっているそうです。また、幸福を研究する心理学者も、大きな贅沢を1回するより、小さな贅沢を小分けに沢山した方が良いことをデータとして持ちその方法を推奨しています。なので、家を買ったり、車を買ったり、ブランド品を買うなどの大きな贅沢より、スーパーで、いつもより高級なお肉を買ってみたり、今年の里帰りでは地元の高級中華を家族で外食しに出かけるとか、週末にちょっと豪華なランチをお友達とする・・・。のように、小刻みに小さな贅沢をした方が、幸せにつながります。要するに豪華さよりも回数を意識して贅沢するとで思った以上に幸せになれるという理屈です。

 

時間と経験を意識する

 あと贅沢といえば、モノを買うイメージがあると思います。でも、モノを買っても、幸せに繋がり難いことも心理学の世界では、よく知られていることのようです。その心理学者によると、お金より、時間を重視することが幸せにつながる!もしくは、モノを買うより、経験を買うことが幸せにつながる!といったことが分かっています。なので、買い物をするときには、素敵な時間を演出してくれる買い物や、素敵な経験を得られる買い物を優先するようにしましょう。

 

内容に価値のある買い物をする

 さて、素敵な時間を演出してくれる買い物としては、今はあんまり言わなくなりましたが、白物家電なんかが時短につながる好例だと思います。たとえば、ドラム式洗濯機を買って、洗濯を時短して満足できるというのがあります。ドラム式洗濯機1つの買い物で、洗濯物に振り回されて、忙しく過ごす休日が、ボタン1つで洗濯も乾燥も終わる、ゆったりとした休日に変わったというストーリーですね・・・。なので、素敵な時間が手に入るこの買い物は、とても良い買い物だという事になるのです。また、素敵な経験を得られる買い物としては、旅行やコンサート、特別な食事に出かけるなどが挙げられます。経験は思い出が残り、時間が経つほど価値が高まるとされています。買って後悔することも少ないと思うので、迷った時にはとりあえず経験を買うようにしてみてはどうでしょうか。

 

最後に

 以上の考え方を取り入れるようにすれば、生きたお金の使い方として自然と良い買い物ができるはずです。ふだん忙しく働いていて、贅沢をしていないと、いざ時間やお金ができたときにも、 どうすれば楽しく贅沢できるのだろう・・・?と、分からなくなるかもしれません。なのでもし贅沢の仕方が分からなくなった時は、とりあえず、上記を参考にして自分にとって一番望ましい幸せの感じ方を身につけてみましょう。