松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

新社会人必須!お金の基礎知識

 

 

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 「冬来たりなば春遠からじ」今日もやっぱり寒かった・・・。それでもじきに春が来ます。そして様々な新天地での新一年生がデビューします。特にこれから社会人となって仕事に汗をかこうという人も、社会人になってようやく仕事のやり方を覚えてきた人も、必ず覚えなければならない大切な事があります。それは社会のルールであり、お金のルールでもあるのです。

このお金のルールを理解している人とそうでない人には、将来必ず大きな差がつきます。しかし、会社ではそんな事はまず教えてもらえません。会社にしてみれば仕事は教えても、お金の使い方までは、面倒見れないというところでしょう。かといって両親が、きちんと教えてくれていたかと言うとやはりそこも疑問符が付きますね・・・。そこで今回は、なかなか人に教えてもらえないお金の基礎知識について簡単に説明したいと思います。

 

自力で覚えるお金のルール

 聞くところによると最近では、学校教育の場でも金融経済教育が組み込まれるようになったそうです。しかしながら実際これを受ける機会はまだまだ限定的のようです・・・。一部の高校では、総合学習の時間を数時間確保し、ファイナンシャルプランナーがお金の基本ルールを講演しているそうです。これからの長い人生お金についての基礎知識を知るか知らないかで大きく将来が左右されます。とにかく知らない人より、知っている人の方が確実に優位に立てることでしょう。

 

稼げれば稼ぐほど人生は楽になる

 会社が、自分に教えてくれない最たるものは、年収を増やす方法だと言います。社内に居続けて年収を増やすルールを知ることは、会社勤めというゲームのルールを知るのと同じ意味です。ましてや、現在勤めている会社を退社して新たな会社に再就職したら年収が増える可能性がある・・・。なんて事など、会社は絶対に教えてくれません。むしろ知って欲しくない事実のひとつでしょう。単純に考えても分かる様により多く稼げればより多くモノが買え、より多く貯金ができ、より多く退職金も年金ももらえるようになります。従ってより多く稼ぐ方法はないか、常に考えながら働きましょう。

 

稼いだ分以上にお金は使う事が出来ない

 次に年収と支出の冷酷な関係について説明しましょう。これからの人生を通じて、年収と年間支出は「年収>支出」となるように調整し続けていかなければなりません。自分が何が欲しいかは問題ではありません。問題は「欲しいものを買うお金があるか」です。お金がないなら貯まるまで買わないか、買うのを諦めることを人生の選択として決断しなければなりません。そして「年収>支出」の差分を貯蓄とし、それを将来の大きな買い物の資金として蓄えていくことを一生続けていくのが社会人の人生なのです。

 

借金は百害あって一利なし

 借金は、常に人生の遠回りであるという事です。人生で許される借金は住宅ローンだけ、といってもいいくらい借金は人生のムダだとされています。テレビCMに登場するお金を貸してくれる会社は、不特定多数の人達にお金を借りる誘惑をします。確かにお金がなくても今欲しいものを買うことはできます。しかし、借金をしたツケは、買い物金額に利息が上乗せされた請求として返ってきます。即ち借金をすると支払わなくてもいい利息を支払わなくてはならず、だいたい借金しなければ、利息分で別のものが買えると考え、とにかく人生から借金を極力減らしましょう。

 

保険には充分理解してから入る

 新社会人の洗礼のひとつに、生命保険の勧誘があります。会社ごとに、出入りの保険セールスレディがいて、入るのは当然のことのように繰り返し勧誘してきます。すでに社会保険適用されている正社員であれば、会社の健康保険制度、雇用保険制度、年金制度が、病気やケガ、失職のリスクのかなりの部分を公的にカバーしています。実は民間の保障の必要性はあまり大きくないとも考えられます。たとえば、手取りが月20万円にも満たない独身の20歳代が、毎月数万円の生命保険に入って1000万円の死亡保障をつける必要はありません。そんなお金が捻出できるなら、その分貯金するか、その金額で年収を増やす為の資格を取るなど、したほうが効率的なお金の使い方だと思います。

 

投資の勉強をする事で未来に差がつく

 株式投資をやるかやらないかでいえば、もはややるしかないものの1つです。投資情報は素早く豊富に入手可能で、投資費用は値下がりし、税金を免除する口座すら存在する時代です。投資をする環境は整い、ますます預金金利は超低金利が続いています。22歳の入社から60歳の定年まで、定期預金をひたすら積み上げた者と、国内外に株式投資を行った者の資産格差は2.4倍にも開きがあるとされています。仕事では同じ年収だったはずが、老後の豊かさは歴然と差がつきます。経済成長の成果を自分のお金を増やすエンジンにした者に最後は経済的豊かさがついてくるのです。とにかく、これからは投資知識と投資経験を現役時代に得ておくべきでしょう。

 

最後に

 何れにせよ、人より早く知ることができれば人生に差をつけることができ、知るタイミングが遅ければ遅いほど人生で遠回りをすることになります。とにかく早ければ、早いに越した事は、ありません。そうする事で、人生はずいぶん楽になると思います。お金の知識をぜひ早めに身につけて、それぞれのお金を増やすスキルを身に付けよう。