松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

ビジネスの基本は諸葛亮孔明から学ぶに限る

 

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歴史上の人物でもし会って話が出来るとしたら沢山いすぎて選びきれませんが、その中でも諸葛亮孔明さんは、是非会ってお話を聞きたい一人です。色々書籍等出ている中、とくに三国志は、有名なところですよね・・・。

それに映画も沢山作られています。そこで普段仕事で「こんな上司がいれば、いいのにな~的理想像を諸葛亮孔明の名言をほんの一部ですが紹介しましょう。

 

天才軍師孔明が今の時代にいたら超一流コンサルタント

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 数え上げれば限が無いくらい沢山の名言が残る諸葛亮孔明さんですが、実際、全て本当の話で尚且つ現代に生きていたらぶっちぎり№1コンサルタントになっているだろうなと思います。軍師がこの様な名言を残すならば、いまの防衛大臣とかもひょっとしたら意外に沢山の名言を残してくれるかもしれませんね・・・?

 

夫れ用兵の道は、人の和に在り
それようへいのみちは、ひとのわにあり

「兵を統率する心得は、人の和を得ることにあり、人の和があれば命令されなくても人々は自ら戦おうとするようになる」即ち、スタッフの気持ちをよく理解する事によりお互いの信頼関係が築かれ、そして組織の中で互いに理解し合えれば命令されなくても人々は自らするべき事今何をすべきかを理解し行動に移す。従って指示待ちの族は必然的に存在しなくなると言う事では無いでしょうか。

 

 

小善を必ず録し、小功を必ず賞せば、則ち士勧まざる無し
しょうぜんをかならずろくし、しょうこうをかならずしょうせば、すなわちしすすまざるなし

 「小さな善行でも必ず記録し、小さな功でも必ず賞すれば、部下はすすんで働かないことがない」小さな良いことでも必ず記録し、小さな功績でも必ず評価すれば、部下はすすんで行動に移す。社会人であっても子供を育てるように理屈を教え、やって見せて失敗を叱らず出来た事だけを褒めてあげる。現代社会での人を成長させるプロセスは「見て覚えろ」「叱られてなんぼ」では、限りなく非効率になる。

 

 

将帥、勇ならざるは、将なきに同じ
しょうすい、ゆうならざるは、しょうなきにおなじ

 「大将が勇猛果敢でなければ、大将がいないのと同じようなものだ」要するに圧倒的指導力の持ち主で無いと人は、必要とする人材はついてこないと言う事です。そうなると口先だけの上司では、アウトです。実力、実績、求心力など現役で通用する実力者で無いと認められないというリーダーにとってとても厳しい名言です。

 

 

夏に扇を操らず、雨に蓋を張らず、衆と同じくするなり
なつは、おうぎをとらず、あめにもかさをはらず、しゅうとおなじくするなり

「軍用の井戸から水が沸かないうちに、渇を口にしてはならない。
食事が出来ていないのに、飢えを口にしてはならない。
火がまだ焚けていないのに、寒を口にしてはならない。
幕舎が張られないうちに、疲れを口にしてはならない。
夏でも扇子で扇いだりせず、雨でも傘を張らず、全て部下たちと同じようにしなくてはならない。」要するに、将としての心構えです。孔子曰くこういう配慮が信頼へと繋がっていくと考えていたのでしょう。

 

 

まとめ

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軍師、賢者たるものは、つつましく将という立場であっても部下たちと同じ環境で才覚を発揮できることが優れたリーダーだと言う事です。ただ、権力にあこがれ、優雅な暮らしを求めて上を目指す人は、沢山います。乱暴に根性論や、精神論が肌にあっている人も沢山いると思います。そこには正解、不正解は無いのです。ただ自分が、選択肢の中でそうありたいと思う指導者が独裁的ではない諸葛亮孔明だったのです。