夏本番!百年の恋も冷める冷めないは体臭対策で決まる
人間の五感である視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚その中でこれからの季節特に気を使わないといけないのが、嗅覚である。
オトコ臭に加齢臭そしてミドル脂臭が覚醒する季節
近所の側溝から始まりシンクの排水溝キッチンのゴミ箱と夏以外さほど気にならないのに気温が上がったとたん容赦なく猛威を奮う諸悪の根源。
そして笑ってられないのが男性人である。そこで極力臭いを抑えたいのが人情です。という訳で体臭対策について考える事にしましょう。
知らなかった加齢臭の10倍臭いと言われるミドル脂臭
本格的な夏を間近にして、自分の臭いで周囲に不快感を与えないよう体臭に気を配る男性人が増えているそうです。CMなんかでも耳にするこのフレーズ「オトコ臭」です。レッテルとしては、まだソフトな感じで「オトコだからしかたが無いよね・・・。」的な感じで比較的心に傷が付かない気がしますが、そこに僕も初めて耳にする「ミドル脂臭」なる者が出現しました。
聞くところによるとどうやら主に後頭部そして耳の後ろ辺りから出ている臭いという事です・・・。その臭いの元の原因は、 「ウ~ン・マンダム」でお馴染みの(株)マンダムが発見した【ジアセチル】という成分だそうです。
ミドル脂臭を科学する
ミドル脂臭は、加齢臭の10倍臭いニオイを発するとされています。ミドル脂臭ができるメカニズムとしては、汗の中の乳酸が皮膚上の常在細菌であるブドウ球菌に代謝そして分解されることで【ジアセチル】が発生し、皮脂の中鎖脂肪酸臭と混ざることで、強烈な臭いを発生させるのです。要するに「色々混ざってえらい事になる」と言う訳です。
スポーツなんかで体力を消耗すると、汗とともに乳酸が分泌され疲れがたまったり筋肉痛を発症するのは広く知られているところですが、汗をかく環境で仕事をしていると当然「暑い中お疲れさん!」と言ってあげたいところです。ただ、営業や接客など、人と接する仕事の方は、その体臭が企業のイメージや評判まで損なうこともあるので何れにしても注意しなければなりません。
体臭を消すに至っての注意事項
実は、たしなみとして男女ともよくつける香水などの良い香りがミドル脂臭と混ざり、さらに悪臭に拍車が掛かるのです。下手をするとスメルハラスメントになりかねませんね・・・。このスメルハラスメントの厄介なところは悪意がないということです。
職場での臭いのクレーム
職場での臭いのワーストは、体臭そして口臭が断トツ2トップです。そして、香水が上位に入り、柔軟剤もスメルハラスメントになるということです。
匂いには好みが左右するので難しい部分でもありますね。特に歯周病臭は自分で気がつかないこともあるので、絶対的に要注意です。
臭い問題は、メンタルに関わっているので意外に根が深いため、会社全体で「スメルマネジメント」の方針を決め、全員で臭い対策するのが理想かと思います。ただ、こんな問題で会議をするのは、現実問題かなり難しいですけどね・・・。
日常生活で心掛けてみて損はない事
- 運動をして汗をかく
運動不足の人の汗はアルカリ性が強く、細菌にとっては大好物な汗となるため。 -
肉を食べる時は緑黄色野菜と一緒に摂る
肉類は、酸性食品なのでアルカリ性食品を多く摂取し中和させる。 -
毎日湯船に浸かる
暑い=夏はシャワーだけ浴びるのは汗腺機能が低下するのでNG。 -
クーラーをあまり使わない
クーラーに体が慣れると汗腺機能が低下し汗が臭くなる。 - 梅干を食べる
梅干のクエン酸が乳酸を分解し、体外に出しやすくする。
まとめ
僕自身幸いにも、面と向って「臭い!」と言われたことがないので匂いの傷心を味わった事は無いですが、傷つかないまでも絶対嫌な気持ちになるでしょうね。僕もこれから「日常生活で心掛けてみて損は無い事」をひとつでも多く実行して減臭したいと思います。