松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

積み替えと言う名の新たな車の窃盗

 

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新しいセキュリティーが生まれると更に新しい手口で車を盗もうとする事件が後を絶ちませんまさにいたちごっこですね。

 

どんどん開発される車泥棒の手口

今日の夜、通勤で車と接触してしまいました。僕のバイクのミラーと車のミラーどうしの接触でした。信号待ちで停止している車のわきを僕がすり抜け様と走行してての接触でした。

僕は接触した瞬間すぐに気付いたのでバイクを路肩に止め接触した車を待っていたところ、直ぐに後ろから接触した車が停車。車の方が「当たりました?」と声を掛けてきました。僕もその時は徐行しながらのすり抜けだったので僕のミラーがチョコッと向きが変わったくらいで双方傷らしいものは、見当たりませんでした。僕も「すみません当たったはずなんですが・・・?」と答えると相手の方が「どうもなさそうだし気を付けて走ってくださいね」と軽い注意をされ事なきを得ました。

日頃、車に対して「危ない運転しやがって!」と文句を言っときながら自分がやらかしてしまいました。大いに反省したいと思います。明日からは、すり抜けする場合要注意の最徐行で行います。猛省・・・。

さて、本題に入りたいと思います。前回リレーアタックという車の窃盗について記事を書いたのですが、またもや新しい手口の車の窃盗が激増しているそうです。その手口の名は、「必殺!積み替え」だそうです。必殺かどうかは分かりませんがとにかく新しい窃盗方法には違いないのです。

 

 

特定車種限定の窃盗?

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まず最初に、ザックリ説明しますと車を制御するコンピューターを予め窃盗用に用意した別の機器にすり替えてエンジンをかけ、そのまま走り去る窃盗事件です。それがここへ来て頻繁に発生しているそうです。いわゆる「積み替え」と呼ばれる手口だそうです・・・。また、不思議な事に主に被害に遭っているのはトヨタのハイブリッド車「プリウス」に限定されているのです。

警察の方では、新たな自動車盗の手口とみて警戒を強めている模様です。最近の事件としては6月上旬に大阪堺市のコインパーキングから、プリウスが盗まれたそうです。そして、すでに目的を果たした後だったのか、約10日後、車は約6キロ離れた大阪市内で乗り捨てられているのが見つかったそうです。

ハンドル付近のカバーがこじ開けられ、車の制御機器が取り外されているのが確認されています。

 

 

スマートキーが主流の車が狙われ出した

現在多くの車は電子制御されています。仕組みとしては、本来のスマートキー(電子キー)を操作すると、登録番号が一致して制御機器が作動し、ドアの鍵が開いたり、エンジンがかかったりする仕組みになっているのが一般的です。そして今回は、その制御機器を付け替えると、それに伴って別の電子キーが有効になる方法を利用した事件なのです。

また、和歌山県橋本市の住宅街でも昨年6月、積み替えでプリウスが盗まれているそうです。県警が窃盗容疑で逮捕した自動車整備工場経営者(31)ら男2人は「積み替えた制御機器はインターネットで購入した」と供述。盗んだ後で取り外し、別のプリウスを盗む際に再利用していたと言うのですから恐ろしい話ですね。

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まとめ

僕んちの車もスマートキーを使っていますが、前回の「リレーアタック」にしても今回の「積み替え」にしても盗られる時は盗られるんだなと改めて感じました。しかし便利なインターネットの世界で簡単にほぼ何でも手に入るネット通販正しく道徳をもって利用すれば凄く素晴らしいシステムなのに明らかに犯罪に直結すると分かっていながら販売される違法なものを取り締まっていく方が急がれる様な気がします。

勿論、僕が思うまでもとっくに取り組んでいるんだと思いますが、成果が上がっていないところを見るとやはり凄く難しい問題なんでしょうね・・・。

 

www.matsumurado.com

参考資料:朝日新聞