レジ打ちスタッフにも当然言い分がある

僕は、毎週数回は、コンビニやスーパーに行って買い物をします。買い物を終えレジに並ぶ時、心の中で前に並んでいる人に「沢山買いすぎとちがいますか！」とか「先に小銭を直ぐ出せるよう用意してればいいのに･･･」など文句ばかりつぶやいています。勿論、表情には微塵も出さずポーカーフェイスでいつもニッコリです。この感覚は、ATMで並んでいる時も、時々思います。よく遭遇するシチュエーションは、誰の通帳か分かりませんが何冊も出してきて記帳しまくる人です。あれ何なんでしょうね。ホント結構、遭遇するんです･･･。

レジには何時もドラマがあります

さて、話を戻しましてレジ打ちの仕事って華麗なレジ捌きの人もいれば、凄くマイペースの人もいます。そして並ぶ際が緊張の一瞬なのです。番号の振ってある数台のレジへゆっくり進み、いかにレジ打ちの速いスタッフを見極めるかで、買い物の滞在時間が大きく左右するのです。見込み違いで遅いレジ打ちに当たった時の失望感は、かなりの精神的ダメージを負います。

レジ打ち係の気持ちを察する

 レジ打ちの仕事は、不特定多数の客を相手に延々と作業をするため、ストレスを感じることが多いでしょう。例えば、レジ打ちスタッフがアルバイトの場合、精算前に割引券やクーポンの有無をお客に尋ねるもののお客は上の空、会計後に罪悪感も無く何食わぬ顔で割引券やクーポンを提示されることもしばしば･･･。そんなときアルバイトの心の中を覗いてみるとこんな心の叫びが聞こえてきそうです。

「アルバイトでは、返金することは禁止されていますので社員さんをいちいち呼ばなければならなくて面倒です。 私のミスではないのにレジが止まり、周りからは白い目で見られてしまいます。」など･･･。また、会計中に「あのー袋ください」とか「〇〇（商品名）何処にありますか？」という お客様結構いるそうです。 そんな時レジ打ちスタッフは、「せめてお金の計算が終わってから聞いてくれたらいいのに･･･。」などの思いが込みあがってくるでしょうね。お金を扱っている最中に話しかけられると誰でも混乱して打ち間違えも起きやすいのは当然です。

他にも僕はあんまり見たことありませんが、順番抜かしをしてトラブルを起こすお客がいたりするそうです。それにもレジ打ちスタッフは、イライラしてしまい並び方についても凄くストレスを抱える事になります。

順番抜かすな！いちいち理由を尋ねるな！

「順番にお呼び致します。列の最後尾でお待ち下さいませ。」コンビニなどのレジの場合では、精算待ちの客が一列に並び、空いたレジで会計する場合が殆どです。しかし、ルール通りに並ばない人もいて、客同士でトラブルになるケースもあるそうです。因みにコンビニアルバイト経験者に話を聞いてみたところ、クレームを言ってくるのは中年男性が多かったそうです。因みに僕は、そんなこと一度も言った事無いですが･･･。とにかく少しでも気に食わないことがあると「謝れ」と言われることがあり、精神的にダメージを受けていたそうです。また、会計を全て小銭でしようとしたり、タバコを番号ではなく「セッター＝セブンスター」や「マルメンライト＝マルボロ・メンソール・ライト」など略称で注文したりするお客に苦戦したそうです。ある意味一種のスラングみたいなもので吸ってる人しか分からない事もあるでしょうね･･･。

思うに

いつもお客の立場で、レジを通っていたのでそれなりに心労があるんだなと思いました。これからは、優しい目でレジ打ちスタッフを応援したいと思います。ただ実際、その場に立つとまた、ついつい、イライラしてしまう自分がいるような気がします。並んでいて後ろに立たれるとなんともいえないプレッシャーを感じそれでレジ打ちスタッフにイライラ感を抱いてしまうのかもしれません。