松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

塩分の摂りすぎは体に悪いのに毎朝のみそ汁はいいのかな

 

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ひたすら食欲の秋が続く今日この頃ですが、さすがに運動しないとヤバイ感じがして来ました。とにかく僕は、食卓に出されたものは全てたいらげなければならない性分なのです。そこで厄介な問題ひとつありまして、割り当てられたおかずは全部食べていいと思うのですが、問題は、箸休めに出てくるお新香やお漬物をペロッと行っちゃうことなんです。胡瓜一本分が出たら一本、茄子一本分が出たら茄子も一本と一切れ二切れでは、すまないのです・・・。これって絶対ヤバイですよね。分かってはいるんですが、どうも止められないのが、僕の大いに意思の弱いところなのです。

 

塩分の摂りすぎは百害あって一利なし

そもそも塩分の摂りすぎは、脳卒中に限らず、普段の生活習慣が病気の原因になりやすいことはよく知られています。日本は島国で、アメリカ大陸やユーラシア大陸など大きな大陸に属する国々に比べて他国の影響を受けにくく、独自の文化を形成してきましたが、食生活にもその影響が色濃く出ています。また南北に長い国土で地形的に四季がはっきりしていることもあり、食生活に四季折々のものがあることも特色です。

平成25(2013)年に和食がユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に登録されたことも、そのあたりが評価されたのではないかと思います。しかしながら第二次世界大戦後どんどんアメリカの食文化を押し付けられ今や日本は、完全に欧米化しています。人の身体は、自身が生まれ育ったその土地ならではのものを食するのが一番なのです。

 

 

塩分摂取量は世界トップクラス

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和食は油ものや肉が少なく、ヘルシーなイメージが強い一方、しょうゆ、みそを使用しているものが多く、漬物や乾物など塩漬けの食品も多くあります。そのためカロリーは低いですが、塩分が高いことが欠点としても知られています。

世界的に見ても日本は塩分摂取量が多いとされています。塩分摂取量が多いと高血圧を生じやすくなり、そうなると脳や心臓の疾患を起こしやすくなります。

しかし、日本は世界有数の長寿国です。その理由の一つとしてみその成分が注目されています。広島大学でラットを用いた研究結果によりますと、単に高塩分を餌にしたラットと、みそ汁として塩分を与えたラットでは明らかな差があり、みそ汁のラットでは高血圧にならず、脳出血などの脳の病気になる率も低塩分のラットと差がなかったということです。

 

 

先人の生み出した傑作加工食品The Miso

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当然、みそが発酵食品であることや大豆の成分(イソフラボン)などが身体に良い影響を与えていることは容易に理解できるところでもあり、美味しい食べ物である事も間違いありません。それにしても昔ながらの日本食には何か力があるのかもしれませんね・・・。何れにせよなるべく正確な情報を収集して適正な食事を心がけて身体と脳を守りましょう。

 

 

最後に

我が家は、家族全員味噌汁が大好きです。特に具の多い豚汁なんかは、丼一杯食べるというか飲んじゃいます。僕が、唯一苦手なのが、かす汁です。コレは、上手く説明できませんが、ダメです。骨だらけの鮭のアラも苦手だし、酒かすも好きになれないのです。それ以外は、何でも食べちゃいます。それと、具の無くなったみそ汁に太巻き用の海苔を四等分に切って、一枚ずつ浸して食べるのが最高に美味しいんですよ。