物欲をコントロールしながら貯金する方法

いつも思いますが本当に買い物はいいですよね。なんともいえない充実感、そして新しいモノを手に入れた瞬間の満足感･･･。しかし、僕のように物欲が強くてついお金を使いがちな人は、買い物をした時の気持ちは満たされても、現実に目をやれば、お金がなかなかたまらず将来に不安しかない人もいるのではないでしょうか？そんな物欲が強い僕達でも、「したつもり貯金」を実践すれば、無理なく貯金を増やすことができるのではないでしょうか。そこで今回は、例え僅かでも正攻法でお金を貯める方法を考えていきたいと思います。

したつもり貯金を実践する前に必要なこと

したつもり貯金を実践する前に、意志を貫く為必要なことがあります。それは、貯金専用の口座を作ることです。カードの引き落とし口座をお給料の振り込み口座と一緒にしては、いけません。　それは何故かと言うと貯金を増やせる状態では無いからです。例えば、カードの引き落とし口座に常に預金が入っている状態だと、「残高があるからいいや」とつい買い物のブレーキが緩くなってしまいます。なので、つもり貯金を実践する前に、1つ貯金専用の口座を作るのです。そして貯金専用口座をどの銀行にするか、その点もちゃんと選ぶポイントがあります。それは、入出金時の手数料がかからない銀行です。参考までに、ゆうちょ銀行などいかがでしょうか？ゆうちょ銀行は、普段手数料がかからないのはもちろん、土日祝日でも手数料がかかりません。また、スーパーの近くにATMが設置されていることも多いですし、日本全国どこにいても利用できるので、転勤の可能性がある人に有効です。そのほかでは、ネットバンクがあります。楽天銀行や新生銀行など、利用状況に応じて手数料が無料になったりするようです。コンビニからでも利用できる手軽さも魅力ですね。

したつもり貯金は地味なコツコツ戦法が有効

したつもり貯金は、「買ったつもり」、「行ったつもり」で、お金をためるという方法です。例えば、家でコーヒーを飲んだ時、コンビニでコーヒーを買ったつもりで貯金をしたり、お昼のお弁当を持参した時、ランチ代を払ったつもりで貯金して、お金を増やしつつ節約します。したつもり貯金は、毎日少しずつお金をためていくものですから、浮かせたお金をいちいちATMへ入金するのはとても面倒臭くて、手間もかかります。だからと言って、財布に入れっぱなしにしたり、家にそのまま現金を置いていては、「つい使ってしまった」という最悪なことになりかねません。

開かずの貯金箱をもう一度

そこで役に立つのが、昔ながらの「開けられない貯金箱」です。開けられない貯金箱は、たいがい一度は使ったことのあるのではないでしょうか？開けられない貯金箱は、名前の通り、お金を入れても簡単には開けられない様な作りになっているものです。陶器のものは割らなければ開けられませんし、缶タイプのものは缶切りを使わなければ中身を出すことができません。簡単に開けられない貯金箱で、したつもり貯金をすることで、せっかくためたお金を使ってしまうことを防ぐことができます。また、「この貯金箱がいっぱいになるまでは空けない」、「早く満タンにしたい！」という気持ちになり、したつもり貯金を継続するためのやる気にもさせてくれます。

買い物の回数を減らすことが成功への道

物欲を抑えるためには、単純に買い物の回数を減らすことが有効です。ですが、気持ちだけで物欲を抑えることはなかなか難しいものです。そこでおすすめなのが、買い物がしたくなるものをできるだけ避けることです。例えば、お気に入りのショップのメルマガの解除や、ショッピングアプリの削除です。メルマガには、お得なタイムセールの案内や、新作入荷の紹介など、買い物好きにはたまらない情報が載っています。また、ショッピングアプリも、しょっちゅう通知が来ますし、今人気のフリマアプリは、少額で欲しいものが気軽に購入できるとあって、ついポチっと買い物をしてしまいそうになるトラップが仕掛けてあります。こういった、物欲を刺激するものからできるだけ遠ざけることが、したつもり貯金を成功へ導くカギなのです。また、ダイレクトメールが来ても、読まずにそのまま捨てるようにするなど、衝動買いへ繋がらない様な対処も大切ですね。しかしながら、したつもり貯金を実践していても、そう簡単に物欲は抑えられない時もあります。そんな時は、必ず我慢するのではなく、予算を決めてその範囲内で購入すれば、ストレスも幾分か解消できるでしょう。

最後に

と、書いてみたものの僕自身正直、全然自信がありません。しかしながらせっかくの作戦なので、挫折を前提に･･･イヤ、成功を前提に頑張りたいと思います。まず感じの良い預金箱を買わなければ･･･？