優しい人はお金が貯まらないという都市伝説
今日は、任天堂スイッチのオデッセイ発売日でした。先週あたりからゲーマーの娘より外堀を埋める様に「面白そうやね~・・・」と情報が耳に入りだし本日発売当日を迎えました。何せ6,000円もするソフトなので学生のお小遣いでは、厳しいのは無理もありません。買ってあげても良かったのですが、世の中そんなに甘くないぞ的な意味も少しこめて「買うのであれば半分出してあげる」と提案したら「買う!」と即答でした。という訳で我が家に新たなスイッチのソフトオデッセイがやって来ました。因みに僕も月末で3,000円を出してあげて財布の中を見てみると1,000円札が1枚のみとなっていました・・・。
お金よりストレスが貯まっていたら要注意
そんな訳で子供には、今回3,000円だけの提供をしましたが、なんとなく自分にもそうですが財布の紐が若干ゆるいのは日ごろから気にしています。そこでそんなゆるい財布の紐を固く結べるコツを調べてみたいと思います。一般的にお金の悩みを聞いていると収入とは別のところに大きな問題が隠れている事がしばしばあるようです。そして一応に共通しているのは、比較的優しくていい人だということです。
主なお金を使ってしまう理由
- 人をがっかりさせたくない
- 人に喜んでもらいたい
- いい物なら長く使えるはずだ
- どうせ買うならまとめて買った方がいい
- せっかくの誘いは無理をしても乗る
- いつも相手の立場に立って考える
- こんな物も買えないの?と思われたくない
- ケチと思われたくない
- お金が無いようだと思われたくない
いくら収入が多くても、使えるお金には限りがあります。この断れない人たちに今必要ではない物の支出についてこんな理由が考えられます。
- 何も買わずに店を出るのは悪い気がして
- 付き合いで断れなくて
- 2枚買うと安くなると言われて
- 『何にでも合います』と勧められ、試着をするうちに何となく断れなくて
- 顧客向けのバーゲンで、何も買わない訳にいかなかったので
要するに断れない人は、必要がない支出でも優先すべきは自分の予算ではなく、自分がどう思われるかだと考えるようです。そのため、いい人だと思われる代償にクレジットカードの請求を見た時に後悔し、後でストレスを感じることになるのです。とにかくこの状況を打破すべく自分のお金に対して自分で主導権を握るために、覚えておきたいポイントをいくつか挙げてみましょう。
お金ではなく時間の方が大切と考える
断れない人は、お金よりももっと大切な時間を失っている事に気づきましょう。お金なら頑張って働けばまた来月入ってきますが、今月の時間はもう戻ってきません。例えば、義理で行くランチの時間、あれこれ試着する時間、必要もない化粧品について説明を受ける時間、さらに、どうしようか?と考える時間、断ったら相手が気分を害するんじゃないかしら?と悩む時間、買った後で、断れば良かったと後悔する時間。こうして考えると、意外に多くの時間を使っています。人生は時間で出来ています。お金を断る理由にしてしまうと、なかなか断れない人も、時間を理由にすると、また考え方がかわり、断れる人になれるケースが多いのです。お金が無くて断るのではなく、お金は働けばなんとかなるので、お誘いや店員さんのおすすめを受け入れることも出来るのですが、断る本当に理由は自分の時間を他に使いたい物があるからだと考えることにしましょう。
そつなく断る方法
一流の「お断り法」なら、相手が気分を害するどころか、あなたの価値を高めることも出来ます。どんな、誘いやお買い物も、「Thank you. But」まずは、「ありがとう。せっかくのお誘いだけど……」「本当にたくさん見せていただき、ありがとうございました」と必ず、お礼を言いましょう。そして、この後に来る言葉で締めくくるのです。
お友達の誘いの断り方
- 先約があって
- 研修を受ける事になっているの
- お金のセミナーに申し込んでいるの!
- 久しぶりに家族と出かける様があって
- お部屋の模様替えを考えていて、家具を見に行く予定
- 大掃除の予定
お店でも「この色大好きで、同じ色を持っているので・・・」「もっとゆっくり見たいけれど今日は時間がないのでまた来ます。」などと店員と距離をとり、滞在時間の短縮を図る。一流の断り法は、相手の非を理由に断ったりしません。例えば、「ここが汚れているから」「この色が暗いから」「ちょっと安っぽい」「ワンシーズン前なんでしょ」等々。これでは、相手を不愉快にさせてしまいます。相手の気分を害さないために、まずは相手のお勧めの素晴らしさを認めてから、お断りしましょう。
断るならなるべく早く
お友達からメールが来て、一度「行きます」「行けたら連絡します」と言った後で断るのは、もっとパワーが要ります。メールを見た時にきっとあなたの中では断るセリフを探しているはず。その場で、メールを打ちましょう。時間が経てば経つほど、断りづらくなるし、相手も困ります。また、ウインドウショッピングなら、「今日は誕生日にもらう物の下見です」とか「サンタに何をお願いしようかと思って」と先に言っておくとお店も出やすくゆっくり商品を見れます。
最後に
こういうたとえは、考え出すときりがありません。僕も仕事がら接客のロールプレイングは、沢山してきましたので、ほんと沢山のやり取りがあります。最後は、やっぱり強い意志がものを言うのでしょう。そうなると僕はまだまだ意志を鍛えなくてはと改めて感じました。