松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

臭いに支配された新幹線で味わう苦痛 

 

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昨日の続きになってなんですが、僕は新幹線での飲食は、コーヒーくらいで弁当等を食べるなんてした事がありません。しないのは、即ちされるのが苦手だからです。僕は、もともと小さい頃から乗り物酔いをする子供でした。乗用車は、もちろん電車やバスに至るまでオールラウンダーでした。なので遠足などで必ず乗り物に乗る時は、母親に酔い止めの薬を持たされていました。今でこそ自分がハンドルを握る時は車もバイクも酔いませんが、まだ人の運転だと場合によっては、酔ってしまいます。

臭いで簡単に体調不良を起こしてしまう怖さ

そして新幹線も同様、未だにあるきっかけで簡単に乗り物酔いをしてしまうのです。あんなに乗り心地が良くても一度、何か嫌な臭いを感知すると、いっきに気持ち悪くなって酔ってしまうのです。そして夕方の新幹線は、ほぼ100%その臭いが車内充満しているのです。

 

 

つい胃袋の中の臭いを想像してしまう

とにかく酒と弁当の臭いが車内で混ざるとどうしても頭の中でブレンドされている酒と弁当が連想されてしまうのです。特にビールと何かよく分からないお弁当・・・。コレはまさに最高のコンビネイション攻撃です。僕はこの攻撃を受けるとイチコロです。なのでいつも帰りの新幹線は、僕にとって地獄なのです。

 

 

朝から洗礼を浴びてしまった

その地獄は、今回なんと行きから始まったのです。隣に乗り合わせたサラリーマン風の若い男性が横に座っていてテーブルを出し500mlのペットボトル入り緑茶を置いていました。何となく嫌な予感がしましたが、京都を出て30分後くらいにその予感が、的中してしまいました。なんとテーブルの下から出てきたのは、白いスーパーの袋に入った明らかにお弁当的なものでした。「勘弁してよ、まだ朝の9時ですよ・・・。」と心で思う気持ちもむなしく、その袋からおもむろに弁当らしきものを取り出してきたのです。

 

 

遂に現れた朝からそれを食べるか~・・・

そして、その正体はなんとカツ丼でした!長方形の弁当箱に規則正しくカツが並び、その上にとじられた玉子がのっていたのです・・・。そして躊躇無く容器を開け食べだしたのです。本人は大満足だったと思いますが、僕にはとても辛いものがありました・・・。そして臭いは、期待を裏切る事無く強烈で僕は想定外の行きしから見事にノックアウトしてしまったのです。

 

 

恐怖に震える帰りの新幹線

そしてガッツリ会議を終え、帰りの新幹線で恐怖の時間が始まったのです。週末ということもあって当日切符の窓口は、いつも以上に一杯だったような気がします。それに全く席がとれず、何とかとれたのが予定より1時間遅れの切符でした。それでも3列シートの真ん中を確保となりました。普段なら絶対にとらない席なのですが、早く帰りたかったので渋々の購入です。

 

 

期待を裏切らない展開に唖然

そして期待を裏切る事無く、窓側に座った女性は、ブラックの缶コーヒーと調理パンを食べだしました。そして通路側の席に座った男性は、食べる事はしていないのですが体臭にかなりの問題ありでした。おもむろに持っていたタブレットで漫画を読み始めました。「体臭は、凄いけれど何も食べないならいいや・・・。」と思ったのもつかの間、ポケットから湿ったお菓子をむしゃむしゃ食べだしました。丁度マドレーヌみたいな感じのお菓子だったと思います。それを、水分の補給もせずどんどんポケットから出しては食べていました。こうなったらなるべく気にしないように僕もタブレットで映画を見ていましたが、集中できず諦めて寝ることにしました。すると逆に集中力が高まり食べる音に敏感になり寝るどころではありませんでした。そして最後は、イヤホンで音楽を聴きながら寝る戦法をとり何とか京都に帰ってこられました。

 

 

最後に

しかしながら、良い事は中々続かないのに嫌な事ってけっこう重なりますよね。おかげで、その後も家に帰る道中の在来線でもずっと気持ち悪くてホント家で寝るまでムカムカした状態が続きました・・・。