松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

夏の汗、気になる臭いとその対策

 

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 昨日までの夏季休暇も終わり今日から仕事です。台風のおかげで、外に出られたのはたった1日でした。それでも集合場所の山科から貴船経由で花背峠に入り佐々里峠を越え美山はかやぶきの里まで走り、帰りは周山街道から観光道路を使い金閣寺を横目に集合地点の山科到着です。距離にしたら約130㎞くらいですが、コレをカブで走破するとなるとなかなか過酷なものがありました。それにしても毎日暑い日が続きます。今回は、台風の真っ只中だったのもあり、合羽を着ながらのツーリングとなりました。おかげさまでいつも以上にたっぷり汗をかかして頂きました。ましてやこんな暑い日は水分もそれなりに摂るので、いつも以上に汗も沢山かきました。そこで今回は、そんな汗の臭いについて調べてみる事にしました。

 

人に迷惑をかける汗臭に迫る

 暑くなると体臭というか汗の臭いが気になるものです。そもそも人の臭いは印象を大きく左右すると言われています。それだけに、自分の臭いを以上に気にしすぎることに陥るビジネスパーソンも少なくないようです。特に夏は、臭いを体内で発生・放出・感知しやすいという3悪条件がそろう体臭のシーズンでもあるのです。そして、その夏に、汗の臭いと並んで強まりやすいのが、体から出る錆びの臭いだそうです。具体的には、皮脂の酸化いわゆる体から出る錆びによって生じる古い油のような臭いのことだそうです。とにかくこの季節、対人関係においても無視できない臭いのストレスから解放されるためどうすれば良いのでしょうか。

 

臭いは人を印象付ける

 たとえば、この季節初めて仕事をする人の印象を事前情報として他の人に聞いてみたとします。すると、「その人は、近づいてくると臭いで直ぐ分かりますよ・・・。」とか「その人がいなくなっても、しばらく臭いが残っていますよ・・・。」とか「夏は特にキツイかも・・・。」など、気が付くとその人の情報は臭いの事ばかりということもあるかもしれません。そもそも自分の臭いを気にしすぎて、強い香水の香りに頼っている人なんかは他人の臭い同様に自分の臭いを意識してそれにストレスを感じているのではないでしょうか。人の振り見て我が振り直せではありませんが、自分も周りの空気を汚していないかと過剰に気にしてしまうのかもしれませんね・・・。

 

蒸し暑さと臭いの関係

 ところで臭いで代表的なのがなんといっても加齢臭でしょう。その加齢臭は通常40代から目立ち始めるといいます。そして当然その年代の人たちは、この季節とても気にしていると思います。ただ、夏は、高齢者に限らず若い人でも臭いが気になると思います。それにしてもなぜ、この時期、臭いが気になるのでしょうか? それは、例えて言うなら、キッチンの生ゴミと同じ原理かもしれません。寒い季節は気にならない生ゴミの臭いも、夏のほうが断然気になります。即ち、高温多湿になると、臭いを強く感じるようになるんです。たとえば、冷凍したものは臭いません。要するに臭い分子は気温が上昇すると拡散しやすくなる性質があるのです。更に湿度が上がると水の分子と一緒になることでさらに空中を飛びやすくなるので、鼻の中にも飛び込んできやすいという訳です。

 

臭いのすべてが覚醒する季節

 これで暑い季節の臭いが気になるのは気のせいではなかった事が理解できたと思います。ただでさえ、暑い時期は皮膚上の雑菌が繁殖しやすく、汗の臭いが強くなる時期です。この汗臭さに皮脂腺からの悪臭がプラスされたら、恐ろしい事になります。それにしても錆びた臭ってイヤな響きですよね・・・。

 

体の錆びた臭いとは

 とにかくこの臭。本当に厄介なのです。人の体は、活性酸素による酸化ストレスによって劣化即ち錆びついていきます。つまり、体の錆びから出る臭は体が酸化した臭いなのです・・・。古くなった食用油は酸化して臭くなります。人間もそれとまったく同じという訳です。人間の皮膚は、皮脂によって潤いを保っていますが、体内から出てくる脂も酸化すれば、古い油のような臭いになるのです。なので加齢臭も錆びた臭の一つと言えるでしょう。この臭いは、ある意味体からの警告サインとも言われています。因みにどの様な事かというと、活性酸素の産生が、その傷害から体を守る抗酸化防御機構を上回った状態のことだそうです。

 

最後に

 とにかく夏は、色んな悪臭が生じる条件だらけです。自分が古い油の臭いをさせている可能性があると感じた人は、正直ショックだと思います。しかし、最近は様々ケア商品が、出ているので気になる人は、ドラックストアなどでそれっぽいコーナーを見つけ良さげな商品を購入して試してみてはどうでしょうか・・・。