老後に憧れの海外移住をするなら
僕の夢は、叶うかどうかは別としていつかは、海外に移住が出来たらいいなと思っています。当然ちょっとやそっとの小銭を貯めたくらいでは、海外での生活なんて夢のまた夢でしょう・・・。それでも「If you can dream it, you can do it.」です。これは、Walt Disney(ウォルト・ディズニー)が生前言っていた名言のひとつで「夢見ることができれば、それは実現できる。」という意味です。僕はいつも何か「こうならばいいのにな~」と思うときは、いつもこの言葉を頭の中で唱えるのです。そんな数ある「こうなったらいいのにな~」のなかにあるのが海外移住なのです。人によっては現役時代、慌ただしくしていたので、リタイア後はゆっくりしたいと思うのかもしれません。そこで海外移住にはどのようなメリットがあり、どの程度の費用が必要なのか。がんばって考えて見る事にしました。
老後で海外移住することのメリットとデメリット
海外生活は憧れだけでは生活し続けられません。海外居住のメリットやデメリットは、どのような点があげられるんでしょうか。
メリット
- 異文化交流ができる
- 英語力をはじめとした外国語を話せるようになる
- さまざまな人と知り合い、新しい刺激を得られる
- 日本と比較して物価が安い
- 過ごしやすい気候
デメリット
- 水や食事が合わない
- 気候が合わない
- 現地の人の話し言葉がわからない、言葉が通じない
- 治安が悪い
- ビザの手続き、税金や年金関係の手続きがわからない
- 医療制度が不十分で安心できない
- 交通網が発達していない
- 現地に知り合いがいないと頼りづらい
言葉や気候、宗教上の違いや文化、医療、税金など、海外には日本との違いが数多くあります。ずっと住み続けられる国なのか、あらかじめよく検討する必要があるでしょうね。因みに滞在して3ヵ月間は観光ビザで過ごせる国もあるようですね・・・。実際行動に移すとしても、いきなり海外移住をするのではなく、ロングステイをしてみて生活ができるようであれば海外移住をするのでもいいかもしれません。
海外移住にはどれくらい必要なのか?
調べによると海外に移住するときには、リタイアメント査証という退職者ビザが必要だそうです。また、海外に住んでいたとしても手続きをすれば年金の請求をすることもできるようです。年金が受給できるようになっても、自動的に受け取りができる訳ではないようなので注意が必要です。海外移住の際には、現地までの渡航費用、日本から海外への荷物の郵送費用、リタイアメント査証取得費用、これ以外に現地での生活費がかかります。東南アジアであれば月々15万ほどあれば生活ができると言われていますが、北米の場合は生活費がさらにかかります。北米は住居費や食費が高く、東南アジアの1.5倍から2倍の生活費がかかると言われます。欧州も国ごとに物価が異なります。たとえば東欧は東南アジアと似た金額で生活ができると言われますが、イギリスや北欧は北米と同程度の生活費が必要だと言われます。
余裕を持った資金計画を立てる
このように、海外への移住は国によって生活費が当然異なります。国によっては年金の範囲内で生活できますが、ゆとりのある生活を過ごすのであれば、年金だけでは足りないかもしれません。また、今は日本より物価が安い国も、いざ自分たちがリタイアをして老後に海外移住するときになれば、物価が上昇していることも考えられます。為替も動くので、現地通貨に変えようとしたときに円安に触れていると、思ったほど両替できない可能性もでてきます。そのため、ある程度の余裕を持った資金計画を立てておく必要があると言えますね。住みたい国が決まっていて、日本でも外貨預金ができるのならば、毎月積み立てを行うという方法や、円高に触れたときに外貨を購入して備えておくという方法もあるでしょう。
海外移住をするならライフプランと資金計画を立てる
本気で老後に海外移住を検討するのであれば、将来のライフプランを考え、少しずつ計画を立てて実行するのが実現できる近道でしょう。僕の場合はこの方法は出来ませんがもし、20年ほど若返られるのであれば、若いうちから毎月コツコツ費用を貯めて、将来的にまとまった資産となるので、ライフプランを立てるにあたり、いつどのようなライフイベントがあり、そのときにいくら必要なのかを具体的にイメージをしたうえで資金計画を立てましょう。もし、一人で考えるのが難しければ、ファイナンシャルプランナーなどのお金の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。さまざまな切り口からお金の見直しやアドバイスをもらえることでしょう。
最後に
僕も最近遅ればせながら、500円玉貯金を試みようとブタさんではありませんが、陶器の貯金箱を手配しました。確かに気の遠くなる様な話ですが、「千里の道も一歩から」です。頑張りたいと思います!ただこの貯金箱フタの部分が、ゴム製なので容易に出し入れが可能なんです。なので意志の弱い僕としては、この段階ですでに試練の始まりかもしれません・・・。
参考資料:PrivateFPonline