松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

社会人20年目で考えるお金の習慣

 

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 昨日は、娘の友達が家に泊まりに来ていました。奥さんは、福井県に出張だったので今朝の朝ごはんは、僕がもてなしてあげました。卵の数が足りなかったので牛乳でかさ上げしたフワフワオムレツとロースハムのソテーそれとキャベツをカレーパウダーで炒めて、ご飯とオニオンスープそれに昨日奥さんが作ってくれた肉じゃがを出してあげました。ボリューム満点とはいきませんでしたが、何とか格好がつきました。今度お泊りで友達が来たあら、パンケーキでも焼いてあげたいと思います・・・。さて今回は、社会人ど真ん中の人達が使うお金について考えてみたいと思います。とにかく、この年齢での金銭感覚は、将来大きく明暗を分けることになるのでまさにセンスが求められます・・・。

 

人生での大きな出費がほぼ同時に押し寄せてくる年代

 一般的に考えれば、社会に出て20年も勤めると、住宅ローンの支出に加えて、子どもの中学受験や高校・大学進学と教育費にかかる費用が家計の多くを占めてきます。さらに60歳以降の老後資金に関しても不安を覚えるようになるのが丁度社会に出て20年くらいの年齢で言うところの40代の特徴です。そこで40代だからこそ、やっておくべきお金の習慣について調べてみる事にしました。

 

専業主婦やパートなら正社員として社会復帰を目指してみる

 40代になれば子どもの手が少し離れることもあり、仕事に就きやすくなります。これまで専業主婦やパートという人も、正社員として社会復帰し、キャリアアップとともに収入アップが図れるようにしていくことが良い方法だと思われます。そもそも正社員として働くメリットとを冷静に考えて見ましょう。正社員になるメリットとして、まず、安定収入が増えることです。時給計算ではないので、毎月安定した収入になり、頑張り次第では収入を増やしていく事もできるでしょう。

子どもが大学等に進学する頃に、収入をしっかり増やせるようにしていくことが大切です。それに、社会保険の存在が大きいです。自分の病気やケガ、又は親の介護で休職する状況になっても、傷病手当や介護休業給付金等で、休んでいる間も給料の約7割のお金が支給されます。パートのように、休んだら収入が無くなるということが防げる為、自分と家族の生活を守ることができます。そして最大のメリットは、厚生年金の加入により老後資金を増やすことができることです。ただでさえ支出が増える40代の時期に、老後資金としてさらに貯蓄を増やすというのは意外と難しいものです。しかし、正社員になれば、厚生年金の加入により必然的に老後資金の確保ができるようになり、漠然とした老後の不安も確実に減らすことができます。

 

好きなことで稼げる将来を作る準備

 これからの時代、老後資金を年金と貯蓄だけでカバーするのは不安があります。やはり60歳以降も働けると、不安も減るでしょう。しかし、高齢になれば、体力の衰えは否めません。また、必ず雇用されるという保証もありません。そもそも雇用主からすれば、若くて元気な人を雇いたいと思うのは、当然と言えば当然なのです。だからこそ、60代以降は、自分で起業し、自分のペースで好きな仕事で稼げるようになりたいものです。その為には、起業することを想定し、好きなことや得意なことを特化させていく必要があります。その分野で起業し稼ぐにはどのようなスキルや物事・人脈が必要なのか?ということを考え、動き始めましょう。タイミングとしては、40代から勉強を始めることです。本業をこなしつつ副業で稼げる自分を作るには、時間・体力・情熱が必要になります。できれば、50代になって考えるのではなく、時間・体力・情熱のある40代から考え、行動をスタートさせられれば理想的でしょう。最近一部の企業では、副業に関する規制が緩和されはじめたので、早ければ50代で副業を本業にすることも可能かもしれません・・・。

 

節約を積極的にそして家計のスリム化を図る

 40代の一般的問題として、夫婦共働きで世帯年収が多い割には貯蓄ができないご家庭が意外に多い事です。その原因は、やはり物欲というか消費意欲がまだまだ高く、子どもにもお金がかかる時期なので、収入が増えた分だけ消費に回してしまうことが考えられます。しかし、40代半ばから50代前半には子どもが大学等に進学し、教育費の負担が増え、家計が一番苦しい時期を迎えます。だからこそ、その時期に向け、40代のうちにできるだけ家計をスリムにしておくのです。

家計のスリム化エトセトラ
  • 住宅ローンの繰上げ返済
  • 保険の見直し
  • 車にお金をかけ過ぎない
  • ボーナス払いはしない
  • ガス、電気の契約の見直し
  • 携帯の家族割利用、格安携帯への移行
  • 節約レシピなど、料理の腕を上げる
夫婦別財布の場合

また、共働きの場合、夫婦別財布になっているご家庭も少なくありません。夫婦別財布の場合、支出に関して透明性がないので、お互いが何にいくら使っているのか把握できない分、節約意識は高まりません。夫婦別財布であっても、貯蓄の計画だけは一緒に話し合い、教育費・老後資金の確保に向け、一緒に取り組んでいくようにしましょう。

子どもに金銭教育を与えよう

これは、我が家の課題でもありますが、子どもと家計やお金の話をスタートさせ、なぜ、節約や貯蓄が必要なのか?教育費にいくらかかるのか?と家族で考え、家族で取り組む必要性を伝えていくことで、親子で金銭感覚を整えていくことができるようになると考えます。 

 

最後に

 40代は家族全員が忙しい時期になります。親は仕事、子どもは習い事や塾、部活などで、それぞれが忙しく家族全員の休みを合せることが難しくなります。家計やお金と向き合うのは、全て自分と家族の今と未来の幸せと考えましょう。しかしお金は倹約と貯蓄だけが目標ではありません。倹約して貯めたものを、自分と家族の今と未来の幸せのためにどう使っていくのかが最終的目標なのです。