松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

日常生活を何気に時給で換算してみたら怖くなった

 

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お金を使う時、財布の中からお札や小銭、現金で全てを決済すると見る見るうちに財布の中からお金が出て行き、お金を使っていることを実感します。ただそれと同時に、お金が無くなった時の事を想像すると身の毛もよだちます・・・。その点クレジットカードや電子マネーなどは、その無くなった時の恐怖をあまり感じないのでつい使い過ぎてしまう傾向があります。それでも現実は、確実に使っています。

 

時は金なりの本当の意味を理解する

僕は、いつも仕事から帰ったらお風呂に入って夕食を済ましてテレビをみてブログを書いて布団の中で「Amazon Music」を聞きながら寝ます。因みにごく普通のサラリーマンの人達は、毎日の夕食時から眠るまでの2~3時間をどうやって過ごしているのでしょうか?例えば、バラエティ番組を見てたり、ドラマを見てたりとやはりテレビを見ている人が多いと思います。しかし、もしその番組を見るために1時間848円を払わないといけないとしたら、払ってでも見たい番組はどれくらいあるでしょうか。

 

僕が関わっているオートバイの販売でもそうですが、金融にか関わる仕事は何につけても「機会損失」という考え方があります。簡単にいうと「儲けそこなったお金」の事をさします。働けば手に入ったはずの賃金を、テレビを見て過ごしたことでみすみす手に入れられなかったとします。それはつまり、その時間分の時給を払ってその番組を見たのと同じという考え方になるのです。家に居ると、お金は1円も使っていないから節約という事にある意味なりますが、その間に稼げたはずのお金を支出していると考える事もできます・・・。なのでそういうものの見方をする事によって、なんとなく過ごし方は違ってくるのではないでしょうか。

 

 

24時間を時給でシミュレーションしてみました

平成29年10月時点で最低賃金が改訂され、この事によって厚労省のだす最低賃金時間額は、全国平均は848円に上がりました。因みに京都市内は、856円です。なので時給は、地域格差があるので、今回はこれを元に考えてみる事にしました。もちろん実際にはもっと稼いでいる人はいるでしょうけど、ここはあくまでも参考にして下さい。

1日24時間 × 848円 = 2万352円 
  • 睡眠 : 6時間 = 5,088円
  • 通勤 : 2時間(往復) = 1,696円
  • 食事(準備・片付け・食事時間) : 3時間 = 2,544円
  • 洗濯 : 0.5時間 = 424円
  • 掃除 : 0.5時間 = 424円
  • 労働 : 8時間 = 給与分
  • 余暇 : 3時間 = 2,544円
  • その他の雑用 : 1時間 = 848円 

例えば6時間の睡眠でスッキリ眠って疲れが取れている人は、毎日約6,000円のマッサージ代でリフレッシュしている計算になります。逆に、眠れず悶々としている人は損失が増えていっていると考えられます。この様に考えてみると限られた時間を有効に使うことの大切さがいかに重要かがわかります。

 

 

時短の価値とアウトソーシングの価値

自分の時給を計算してみて、それを下回るのであれば、思い切ってアウトソーシングをしてみるのも方法の一手です・・・。例えば、掃除も、ハウスクリーニングを受けるのは高いと思うかもしれませんが、それでも自分の時間を使って長時間汚れと対決した結果、大して綺麗にならないのであれば、最初っからプロに任せてピカピカにして貰うほうがコスパが断然イイと思います。また、浮いた時間で別の生産的な活動をする事で、アウトソーシング費を削るよりも大きなリターンがある可能性も出てきます。そうしてお金持ちは、時間を有意義に使いそしてお金も有意義に使っているのです。まさに、時は金なりですね・・・。

 

 

最後に

何でもかんでもお金で考えるのが良いわけではありませんが、ひとつの指標にしてみるのは悪い事ではないと思います。気の進まない付き合いに無理やり出かけて行くと、食事代だけでなく時間分も損をしてしまいます。最近は、この手の記事を書く事が多くなってきたせいか本当に時間は、大切だなと心から思う今日この頃です。