松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

猛烈に痛い口内炎の原因と治し方

 

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4~5日前に左上あご辺りの唇付近を食事中に思い切り噛んでしまい5㎜位あろうかと言うほどの巨大口内炎ができてしまいました。とにかくこの口内炎は、小さくても大きくても全く関係なく凄く痛いです。そこで今回は、そんな忌まわしい口内炎を徹底的に調べ、口内炎で悩んでいる人の少しでも役に立てればとガッツリ書いてみました。

 

無茶苦茶痛い口内炎の種類と原因を探ってみた

とにかく強烈にしみたり、痛みが続いて食事や会話するのもつらい憎き口内炎。そんな口内炎には、さまざまな原因や種類があるとの事に僕は思わず動揺してしまいました。そうなると当然の事ながら、症状にあわせたケアが大切になってきます。症状を見極めて、きちんとすみやかにケアし、口内炎ができにくい口内環境を守りましょう。

 

 

そもそも口内炎の特徴とは

口の粘膜に起こる、痛みを伴う炎症が口内炎の特徴です。それに厄介なのが、ひとつだけでなく、いくつもできる場合もあるのです。口内炎は、その名の通り、口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。主に頬の内側をはじめとする広い範囲に発生する炎症で、多くが痛みを伴います。そしてひとつだけでなく、いくつもできたり、長引く場合が多いのです・・・。口は、食事や呼吸、会話などで外部に接する器官だけに、ほこりや細菌、ウイルスなどの影響を受けやすく、口内炎を引き起こす原因もあらわれる症状もさまざまだそうです。

 

 

口内炎の症状について

痛みや腫れ、ただれや出血など、口内炎とひとくちに言っても様々だそうです。軽度なものから重度なものまで、いろいろな症状があるようですが、中でも最も多いのが激痛が伴うアフタ性口内炎と呼ばれるものです。白か黄色の膜で覆われた米粒くらいの潰瘍ができ、食べ物がいちいちしみるのです。通常1~2週間も掛かりやっと治るのですが、それがまた繰り返しできる場合もあるというから堪りません。

僕は、今だかつて経験はありませんが重度になると、びらんと呼ばれるただれや、白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴や水疱ができる場合もあるそうです。こうなると食事や会話もできないほどの痛いそうです。恐ろしい・・・。いずれの症状も、間違いなくからだの不調を知らせるシグナルである口内炎。常日頃からそうならない様栄養バランスやライフスタイルに注意しましょう。

 

 

口内炎のできやすい部位

頬の内側や歯ぐきなど広い部分によくできます。口の中やくちびるなど周辺の広い範囲に腫れや炎症が及ぶ口内炎。主に頬の内側や歯ぐき、舌にできやすく、唇や口蓋、のどの周辺にできることもあります。また、できる部位によっても分類されてるそうです。歯ぐきにできたものを「歯肉炎」、舌の場合は「舌炎」、唇や口角では「口唇炎」「口角炎」といった用語で呼ばれています。食事や歯磨き、会話するたびに、しみて痛む口内炎は、食欲もなくなるので栄養不足になったり、ストレスを感じたりとやってられません。さまざまな種類があり、原因もメカニズムも異なる口内炎。内臓に通じる口の中は、全身の疾患につながることもあるので、注意が必要です。「口内炎くらい…」と軽く考えずに、症状を見極めて正しい方法で早めに対処することにしましょう。

 

 

 

栄養バランスの乱れ

口内炎ができる原因は、まず栄養バランスや生活習慣の乱れによって、抵抗力がダウンし、口の粘膜が弱ってしまうことが主な原因とされています。そして歯みがきやあわない義歯、やけどなどによる傷が引き金になります。加齢やからだの不調、薬による影響も、口内炎を起こしやすくする原因になるそうです。

 

 

ビタミンB群の不足が招く口の粘膜や唇の炎症

忙しい生活で食事が不規則になり、栄養バランスが崩れてしまうと、すぐに口内炎ができるという人も多いのではないでしょうか。健康には、バランスよく食べることが大前提ですが、栄養素の中でも特にビタミンB群は口腔など粘膜の健康に大きく関係しています。代謝に関わるビタミンB2が不足すると、口内の炎症、唇のひび割れなどの原因に。さらに免疫のビタミンといわれるビタミンB6が足りない状態では、細菌の影響を受けやすくなり、口内炎を招きやすい状態になってしまうそうです。ビタミンB群には相互作用があるのでまとめてとった方がより効果的だそうです。食事で摂りにくい場合などは、医薬品で一緒に補う方法が効率的です。

 

 

ストレスや疲れ、睡眠不足

口の中の粘膜は、代謝を繰り返して、常に新しく生まれ変わっているそうです。しかし、たまった疲れや睡眠不足が続くうちに代謝が滞りがちになり、粘膜の再生力がダウンします。そうなると荒れやただれといった潰瘍が口内の表面にできてしまうのです。疲れとあわせて、ストレスが溜まっているときにも口内炎はできやすいのです。できるだけ栄養バランスの整った食生活や規則正しい生活、よく睡眠をとり、さらに上手なストレス発散を心掛けておく習慣が口内炎予防に繋がるのです。

 

 

口呼吸からの口内乾燥が原因のひとつ

加齢やストレス、ドライマウスによる唾液の減少により、できやすい環境になってしまう口内炎。唾液(だえき)が減って乾燥した口の中は、汚れを洗い流して抗菌の働きをする事がでません。本来、粘膜の保護や修復する役目がある唾液は、口内を正常に保つためにも重要なのです。たとえば歯みがきや食事、頬を噛んだりして口の中に傷ができた場合、唾液の分泌が少ないと細菌を洗い流せずに増殖してしまうのです。そして口内炎ができてしまいます。唾液の分泌が減少する原因としてまずあげられるのが、加齢だそうです。年齢とともに唾液腺の機能や周辺の筋力が低下することにより、唾液の分泌が減って口内が乾燥するのです。そして舌の痛みや口内炎が発症しやすくなるのです。若い世代の人達でも、口呼吸や喫煙、ストレスなどは口内炎や口腔衛生の大敵です。薬や病気によって唾液が減るドライマウスの影響も近年増加の傾向にあるようです。頬の内側の粘膜や舌がねばついたり、へばりつく感じがしたら、口内の乾燥と口内炎の発症に気を付けましょう。

 

 

細菌・ウイルスなど

もともと僕たちの口の中には、無数の常在菌や微生物が生息し、互いに牽制しあいながら健康的なバランスを保っているといいます。しかし、さまざまな原因でバランスを崩すと口内環境が一気に変化するのです。そして特定の菌が繁殖して腫瘍性の口内炎ができたりします。さらに、歯みがきや間違って頬の内側を噛んだり、入れ歯や矯正器具でできたちょっとした傷にも感染して炎症を起こしやすくなります。また、ウィルス感染による口内炎も要注意だそうです。特に夏場になると活発になるウィルスもあるようで、感染すると症状が重く、強い痛みや高熱が出る場合もあるそうです。外気と接し、食べ物を最初にからだに取り込む場所である口は、細菌やウィルスの影響をダイレクトに受ける器官でもあります。細菌やウイルスに感染しないためにも、口の中はいつも清潔にしておきましょう。

 

 

病気や薬によるもの

口内炎の原因として、栄養状態とともに、からだの不調も考えられます。繰り返しできたり、長期化する場合は、病気を疑って注意することも必要です。風邪などの発熱は、粘膜の健康を守るビタミンB2を消耗することから、特に口内炎ができがちです。病気に伴う投薬で口内炎ができことも少なくないそうです。前述にもある様にもともと僕たちの口の中にはいろいろな微生物がいて、互いに抑制しながら細菌やカビの繁殖を防いでいます。ところが抗生物質の長期服用により、このバランスが崩れると、口内の炎症をおこすことがあるのです。

 

 

最後に

そういえば歯磨き粉に含まれている合成界面活性剤が炎症を引き起こすことがあるそうです。口内炎が気になる時は、歯磨き粉のラベルで成分を確認しましょう。もちろん、ゴシゴシこすって粘膜を傷つけたりしないようにするのは、言うまでもありません。とにかくていねいに磨きましょう。凄く痛い口内炎を、長引かせたくないし、繰り返したくありません。なので、原因を突き止め、早めの対策を打ちましょう。いつもの食事や生活をちょっと見直す心がけが口内炎を防げると僕は確信しています。