松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

信じられない嘘を平気でつく人に対して

 

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昔から「嘘つきは、泥棒の始まり」とか「♪ 嘘ついたら針千本飲~ます。」など、とにかく嘘をつくことはいけない事と決まっています・・・。しかしながら僕もそうですがこの世の中のほとんどの人が嘘のひとつやふたつ、ついた記憶があると思います。時には、その嘘がバレてしまい、とても気まずくなったことがある人も中にはいるでしょう。もちろん、普通の人はむやみやたらに嘘をついたりしないと思いますが、世の中には時おり信じられないような嘘を平気でついてしまう人がいます。と言う訳で今回は、こうした人に平気で嘘をつける人は、どんな精神状態なのか、そして他にどんな病気と関連しているのか、また、心にどんな闇を抱えていることが多いのかを推測してみる事にしました。

 

うそに関連する心の病気

とかく嘘というのは、さまざまな心の病気で映し出します。例えば、本人にうその自覚がないとします。「子供の頃、ある有名人と仲良しだった」という嘘を例にとって考えてみましょう・・・。仮に、本人に子供の頃の記憶が全然なく、たまたまその有名人と同じ学校に通っていたとしたら、話を作ってしまったのは問題ですが病的意義はあまりないと言えるでしょう。しかしもし、その有名人と全然関係がないのに、そう信じこんでいるのならば、妄想ですので、病気の可能性があると考えます。

 

 

現実と妄想がゴッチャになる

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妄想は、妄想性障害や、現実と非現実を見失ってしまうことが特徴的な統合失調症などでよくみられる症状だそうです。そして次に、嘘をついている自覚があるとします。もし、何かビジネスで相手の信用を得る為に嘘をついたのなら、完全な詐欺的行為です。実際、何かの利益を求めて、極端な嘘を頻繁につく事は、反社会性人格障害と言っても過言ではありません。

 

 

人に注目されたいから始まる嘘

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しかし、このような嘘は、自分に自信があまりなく、相手に自分をよく見せたいが為に、ついてしまう場合が多いと考えられます。実際、自分に自信を持てない人の中には、病的に嘘をついてしまう事があるそうです。しかし相手のちょっとした質問を自分に対する攻撃と受け止めて、不安を覚えてしまい、その不安感を取り除くために、後のことを考えず、衝動的に訳のわからない嘘をついてしまう人もいるでしょう。

 

 

病的に嘘をつく人への対処方法

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もし、周りに平気で嘘をつく人がいたら、そういう人とはまず距離をおくべきだと思います。しかしながらそうは行かない場合もあります。それは、その人が自分の家族だったらという事です・・・。病的に嘘をつく人は、衝動的に必要もない嘘をついてしまい、嘘をつく事がいわば生活の一部になってしまっているのです。少しオーバーのようですが、精神科を受診し、心理療法を受けることが望ましいと思います。本人は、まさか自分の嘘によって、日常生活で問題が生じていることを自覚していない場合が多いので、自分からは、精神科を受診することはまず、あまりありません。

 

 

最終的には家族や仲間の協力が必要になる

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やはり最終的に嘘を辞めさせるには、家族全員で、本人に向かって、嘘がさまざまな問題を引き起こしていることを自覚させる事が重要になると思います。実際のところ医療の世界でも、病的な嘘の実態は、よくわかっていない部分が多いそうです・・・。精神医学的には、病的な嘘、それ自体を病気とみなすべきなのか、それとも、他の心の病気の症状とみるべきなのかという微妙な問題でもあります。もしかしたら、病的に嘘をつく人は意外に多いのかもしれませんね・・・。

 

 

最後に

僕も含め嘘をつく人は、小さなものから大きなものを入れると何がしら1年中なにかのタイミングでついてるような気がします・・・。それに、嘘も方便という言葉もある様にこんな形の嘘まで入れれば、絶対限りなく100%に近い人達が、ついているでしょう・・・。ただ問題は、前述のように詐欺など、明らかに人へ迷惑をかける嘘が問題なのです。それ以外の嘘は、大人になるにつれ良心の中で消えて行く様な気がします。