松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

少ない収入でもお金が貯まる秘訣

 

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それにしても毎日寒い日が続きます。僕の地元では、雪こそ降っていないものの今朝、車の気温計を見たら-6℃でした。寒すぎです・・・。この強い冬型気圧配置の影響は、もちろん京都だけではありません。日本全国だと思いますが、特に北陸地方で、猛威をふるっている状況のようですね。ニュースなんか見ていると福井市ではなんと37年ぶりの大雪になっていて、おまけに福井県内の国道8号で車、約1500台が立ち往生していて、自衛隊まで登場する非常事態だそうです。積雪も平年の6倍超の大雪だそうです。それにしても雪国の人は大変ですね。僕は恐らく雪の積もるとことでは全くもって生きていく事ができないかと思います・・・。話はコロッと変わりまして今回は、「少ない収入でもお金は貯められる」をテーマに考えてみたいと思います。

 

年収が多いと貯金も多いは一概に言えない訳

そもそも収入とは様々な条件の中、人によって様々です。そんな中、年収が高いと貯金が沢山あり、逆に年収の少ない人は貯金がない・・・。というそんな先入観をなんとなく持っていましたが、どうやらそうでもなさそうです。どちらかと言えばそれは誤った先入観といえそうです。収入格差の大きい今の時代ですが、実は年収が低いといわれる人のほうが、年収の高いといわれる人よりもしっかりと貯金していたりするようなのです。そして今回は、その秘密に迫りたいと思います。

 

 

年収の高い人はお金を貯めるのが苦手

ファイナンシャルプランナー曰く不思議なことに、年収800万円とか、1,000万円を超えるような人たちが、貯金ができないと言う話をよく聞くそうです。ひどい時には毎月何十万という返済が必要な借金を抱えている人もいるそうです。また、年収600万円を超えてくると、多少やりくりにゆとりが出てくるようで、お金に対する危機感が薄れてくるとか・・・。子供の教育費を増やしたり、生命保険も過剰に加入していたりするケースもあるのでしょう。

そして年収800万円を超えると、それらのほかに趣味や車にもお金を使う傾向が強くなり、普通よりチョッといいモノ志向になるそうです。そして必然的に家計もメタボになっていくのです。さらに年収1000万円を超えてくると、それぞれに掛けるお金が過剰となり、自分は稼いでいるんだから、このくらい大丈夫・・・。そんな思いが徐々に沸いて来ます。従って、こういうゆとり任せのやりくりが当たり前になり、お金が残らないのがその原因なのです。要するに節約意識が薄いということですね。

 

 

年収が低い人はお金を貯め易い

年収が高い人はお金を貯めにくい場合があると書きましたが、逆に年収が低い人はお金が貯めやすいのかと思うでしょう・・・。でも、数字からみても、生活の状態から見ても、決してそういう訳ではありません。恐らく金銭的には厳しい状態のはずです・・・。だからこそ逆にに、お金に関する勉強をしっかりしたり、ささやかな夢を実現するために、わずかながらも貯金をコツコツしていきます。それが貯金をする大きな力になっているのです。生活は収入の範囲で必ず収め、金銭的不安が強いために何とかお金を貯めておかないと、という意識を強く持ちます。無駄に使えるお金がないから無茶な使い方はしないし、どうするとお金が貯まるかを考える。そんなことが、お金を貯める力になっているのです。

 

 

年収200万円の人が困らない理由

それでは年収200万円で、どうすれば生活に大きく困ることはなく暮らせ、貯金がある状態を作れるのでしょうか?実は先にお話ししたように、お金を貯めるための鉄則をきちんと守っているだけなのです。ただただ収入の中でやりくりする。ズバリこれだけなのです。時には我慢したり、他人を羨ましく思う気持ちを置き去りにし、収入で収まるような生活をする事、それだけを守るのです。そしてその中から、自分の不安をカバーするための貯金を、コツコツ少しずつ作っていきます。こういう人は、必ず支出に優先順位を持っています。まずは食生活に困らないという状態にできること。子供の学校の費用、身の回りをある程度整えることなど、人並みの生活を送るために支出にメリハリをつけているのです。

 

 

最後に

お金を貯めるということについては、年収はあまり関係ないと考えます。年収の多い人は余裕があるという意識が貯金の最大の敵となっているからです。逆に、年収の低い人は余裕がないということが励みになっています。大切なのは、「お金を貯めたい、貯めなくてはいけない」という強い気持ちです。貯めて何をするのか、何にお金を使おうと思っているか、これが一番大切なお金を貯めるためのポイントなのです。