松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

節約に隠されたデメリットとを探る

 

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最近頑張って無駄なものにお金を使わない。不要な出費は控える。同じ満足度を得られるなら、できるだけ安く済ませる。いわゆる節約や倹約の努力をしている真っ最中です。ただ、確かにこれらの節約や倹約は今の僕にはとても重要な事なのです。生活の損益分岐点を下げ、ローコストで生活できる体制を作っておくのもある意味必要なことなのです。しかしながら、こればっかりに特化して取り組んでいると何か小さい人間になっていくような気もしないではありません・・・。そこで今回は、節約について少し考えてみたいと思います。

 

節約では限界がある

確かに節約言うのは、給与カットやボーナスカットなどによる緊急時には、こうした止血策は効果があると言えます。収入を増やすには、ある程度の時間がかかりますが、コストカットはすぐにできるからです。しかし、今後予想される増税や、社会保障関連の負担増を考えると、節約だけでは追いつかないかもしれません。たとえば消費税が10%になったら、自動的に生活コストがアップします。健康保険料や年金保険料がアップすれば、さらに生活が圧迫されます。そうなると、使える金額がどんどん目減りし、人生の自由度も狭くなってしまいます。それに、生活にはやはりお金がかかります。より快適な生活をするには、やはりお金が必要になります。手取り月収が30万円だとすれば、いくら節約しても、使える上限は30万円なのです。

 

 

節約は発想の貧困化に繋がる

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そして、節約志向のもっとも大きなデメリットは、発想の貧困化です。節約は簡単です。購入対照になる物はすべて比較して、値段の安い方を選ぶだけだからです。住宅ローンの金利、家電製品や洋服、ケータイ料金や野菜の値段しかり、です。あるいは、ただ単純にガマンして買わないというのもあります。しかし、なかなか収入が上がらない中で「いかに収入を増やすか」について真剣に取り組ことがこれからは重要になります。なぜなら、収入を増やすには、より深く考え、より徹底して行動するという面倒くささがあるからです。確かに節約は創意工夫という側面もありますが、収入を増やすための創意工夫と比較したら、雲泥の差だと思います。

 

 

発想を広げる事に気持ちをシフトする

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1円でも安い商品を探したり、廃材で小物入れを作ったりする時間があるなら、これからは、収入を増やすために何かアクションを起こすか、自分を成長させるためにセミナーやスキルアップにお金を使うなどに全力を尽くす必要があります。人間には、視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚の5感がありますが、それ以外にも、第六感から第十感まで、未開発の能力があるとされています。人は生まれてから死ぬまで、脳の機能では最高でも25%、遺伝子に隠されたゲノム情報レベルでは数%しか活用することなく、この世を去ると言われています。にもかかわらず、自分の能力を伸ばし、活かそうという意欲を失ってしまうのは、あまりにもったいないことだと思います。

 

 

まずは収入を増やすことに集中する

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テレビ番組でよく、主婦が涙ぐましい節約と家計管理をしている様子が映し出されています。それはそれで、その他大勢の人にとっては役に立つ番組なのでしょう。でも人によって考え方は様々です。あくせく節約に努力するくらいなら、今以上に収入を増やす方向へ頭と時間を使うことが優先順位としては真っ先に考えなくてはなりません。要するに専業主婦の奥様なら働きに出る、という事です・・・。子育て中だからムリという場合、在宅ワークという手もあります。今の時代、在宅で稼げる方法なんていくらでもあるからです。希なケースですが専業主婦でありながら、アフィリエイトで稼ぐなんて人もいるでしょう。他にも、公募などで論文、エッセイ、写真、商品名、キャラクター名称、川柳、はたまた家事グッズの発明など、全国のコンテストに応募している主婦がいます。彼女が稼いでいるのは年間50万円ほどだそうですが、いつでもどこでもできるし、子供と一緒に頭の体操にもなるので、気に入っているそうです。また、平日は会社員として勤めながら、FCの飲食店チェーンに加盟し、店長を雇って経営している人もいるそうです。

 

 

最後に

そうは言っても、普通の人にはムリだと感じる人もいるでしょう。ただし、「できる」と思う気持ちも、「できない」と思う気持ちも、見方によってはどちらも正解なのです。できると思う人はできるし、できないと思う人はできないからです。実際に普通の主婦が高収益を実現できている人もいれば、最初から無理だとあきらめ行動に移さず無収益なんて人もいます。しかし、理想を持って生活するのと、最初からあきらめて生活するのとでは、結果は異なるであろうことは、容易に想像できると思います。