松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

クレジットカードは社会的信用ツールのひとつ

 

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社会人としてデビューするにあたり車の運転免許を取得したり様々な資格を取られる人も多いと思います。そういった資格は、今後の社会生活においてきっと役に立つツールになるでしょう。それと忘れてはいけないのがクレジットカードの存在です。もちろん、日常生活のうえで現金だけでも、問題ないといえばそうですが、それでも徐々にこのクレジットカードの存在が、無視できなくなりつつあります。ネツト通販の決済も代引きや銀行振り込みなどもありますが、やはりクレジット決済が、便利で様々なポイントなど利用できます。それに今は、ホテルをとる場合ほぼ100%クレジットナンバーを入力しないとネットでの予約が取れません。そこで今回は、そんな案外無いと不便なクレジットカードが、もし作れなかったら・・・。どれだけ困るかを考えてみました。

 

クレジットカードを作るには必ず審査がある

クレジットカードを作ろうと申し込んだのに審査に通らず、作れなかったということが現実に有ったりします。それはなぜて作れなかったのか、また、どうしたら作れるようになるのか。クレジットカードの審査から考えてみましょう。

 

 

クレジットカードが作れない理由etc

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クレジットカードは、カード会社の審査基準を満たすと作ることができます。審査は、申込書に記入する本人の情報や、信用情報機関に登録されている過去のクレジットカード・ローンなどに関わる情報をもとに、各カード会社の基準に沿って行われます。いずれのカード会社も、詳細な審査基準を公表していません。なので、自分が審査に通るかどうかを、事前に確実に知ることはできません。仮に審査に通らなかった場合、その理由を教えてもらうこともできません。一般的には、次のような理由が考えられます。審査に落ちてしまったときは、これらに該当しているかもしれません。

 

 

ひとつには年齢の問題

クレジットカードを作るときは、会員として入会手続きをします。その際に明記されている「入会資格」を満たしていないと、まず審査には通りません。たとえば、入会資格に挙げられることが多い年齢です。たいていは満18歳以上となっていて、高校生は対象外です。因みに若手向けに満18歳~25歳と限定しているものもあるそうです。また、ゴールドカードの多くは満30歳以上を基準にしているようです。ゴールドカードは年齢以外にも独自の審査基準がありますが、年齢が達していないと、原則としてそもそも入会できません。

 

 

勤続年数が浅い場合

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新入社員や転職したての人は、勤続年数が審査に影響することがあります。大手企業など、大企業や安定的な業種に勤めのる場合には、入社間もない時期でも問題ないことが多いとされています。しかし、一般的には勤続年数が1年に満たないと、カードの利用代金の返済能力が低いとみなされてしまうようです。また、アルバイトやパート、自営業の場合も、審査上で不利になることがあるそうです。

 

 

年収が極端に低い

返済能力に大きくかかわる年収も審査対象になります。いくら以上、という明確な基準は公表されていませんが、年収が低い場合には、勤務先や勤続年数など安定性も考慮しながら判断されるようです。ただ、これは自己申告なので実際に調査されないため記入された金額で判断されるようです。因みにゴールドカードの場合は安定的な継続収入があるという項目が入会資格に明記されていることが多いようです。年収の高さだけでなく、安定的であることも重要かもしれません。

 

 

延滞したことがある

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これが、一番重要なポイントです。過去5年間にクレジットカードやローンの返済を延滞したことがある場合、特に不利です。カード会社が入会審査の際に参照する信用情報には、その会社のほか、他社での支払いや延滞に関する情報が掲載されています。クレジットカードやローンの契約が終了してから、または完済してから5年間は情報が保有されていますので、その間に延滞した、延滞が続いてカードを解約されたことがあると、新しくカードを作るのは難しいでしょう。僕がクレジット会社にじかに聞いた内容としては、延滞が、当月おくれた分は、セーフだそうです。ただ、二ヶ月に渡り遅れるとアウトとなります。公共料金も要注意です。電気、水道は、遅れないようにしましょう。

 

 

借入残高が多い

既に持っているクレジットカードでの返済残高が多いとき、キャッシングの利用残高が多いとき、ローンの借入残高が多いときなども、不利になる可能性があります。特に、年収に対してこれらの債務の総額が大きいと、さらに新しいカードを作って返済できるのかが問われることとなり、カードを作ることが難しくなります。カードを作る際に参照される信用情報は、カードに関する返済状況だけではありません。クレジットカードでのお買い物のほか、カードローン、キャッシング、住宅ローンなども含まれます。また、国内には3つの信用情報機関があります。各機関の情報は相互に利用されています。新しく契約しようとするカード会社が加盟している信用情報機関には延滞情報がなくても、他の機関にあれば、審査に響くこともありえます。

 

 

最後に

一度審査に通らなくても、それでずっと作れなくなってしまうわけではありませんので、期間をおき、その間にも絶対に全ての支払いにおいて延滞をせずにいれば、クレジットカードは、作れるかと思います。僕も仕事柄、ローンでオートバイを購入されるお客様の手続をしますが、確かに「今回は、見送らせて下さい・・・。」というお客様は、存在します。それでも次の購入時でのローンが普通に通ったりするお客様もいます。それとローンの通らない人は、クレジットカード同様に延滞と多重債務の人が、圧倒的に多いです。なのでこの二点を注意すれば、ほぼ問題ないと思います。