ツーリング下見in鳥取方面 後編
前回に続きツーリングの下見後編を紹介したいと思います。今回メインのツーリングは、宿泊ありのツーリングなので正直一日で下見をするのは、無理があったんですがかと言って二日かけて下見する訳も行かず、かなりタイトなスケジュールとなりました。
すこし様子が変わった気がする砂丘
近くは、幾度と無く通るのですが、砂丘に入る用事も無く今回訪れたのは、恐らく数十年ぶりだと思います・・・。まず、季節はすこし早いですが日陰の無い砂丘では、確かに注意しなければならない「熱中症」です。
視界にドーンと広がった砂丘です。小雨が降るかなり寒いロケーションだったので写真もそのまんまが、映し出されています。ある意味リアリティーがあっていいショットだと思っています・・・。
ラクダは、写真には写っていませんが3頭いました。僕が昔に来た時は、1頭だけだったような気がしますが、ある意味ラクダは、鳥取砂丘のマストアイティム的存在ですからね・・・。
この感じは、皆様お馴染みのショットです。人影は、まばらですが、それでもみんな「来たからには登ろう!」スピリッツで登っていました。僕は因みに時間が押していたので、このポイントは割愛させて頂きました。
あまりにもイメージがわかないのでとりあえずのぼりの写真だけ写しておきました。それに「美味しそう!ひとつ買っちゃお・・・。」とは、思わなかったので悪しからず。
旧余部鉄橋を見て高さに驚き
余部鉄橋を見てきました。これも昭和61年に事故があった事で有名になりましたが、改めて鉄橋の高さに足がすくみました。
ここを歩いていきエレベーターで上まで登ります。以前は、階段で上がっていたそうです・・・。凄くきれいに整備され公園のような場所で子供たちが遊んでいました。
どうですこの近代的なエレベーター。利用の時間帯は確か午前6時~午後9時30分で利用料金は無料です。
今はもう鉄筋コンクリートの橋に架け替えられ強固な感じになっています。
当時の線路が残されて保存されています。右隣が、新しい橋です・・・。
床には、グレーチングがはめられ歩く事が可能です。因みに歩いてみましたが、かなり勇気が要りますね。高所恐怖症のひとには、絶対無理だと思います。
無人の余部駅です。左側が旧線路です。
それにしてもここから風にあおられ電車が落ちたなんて想像するだけで怖いですね・・・。
昭和61年(1986年)12月28日日曜日午後1時25分頃
鉄橋を通過中の香住発浜坂行き回送列車が日本海からの突風にあおられ、機関車と客車の台車の一部を残して7両が転落、真下にあった水産加工場や民家を直撃しました。
この列車は、団体臨時の和風列車「みやび」、山陰お買い物ツアーなどの一般客174人を乗せて午前9時26分に福知山駅を出発、11時49分香住駅に到着し乗客を降ろした後、浜坂駅に回送するため午後1時15分香住駅を出たあとの落下でした。
橋脚に残ったのは先頭のディーゼル機関車1両と客車の台車3組(1両半分)だけで、現場は約50メートルにわたってレールが曲がりまくら木もずたずたに。
この事故で山陰線は不通となり、直下の国道178号線も一時不通、電話回線も切断されたのか一部地域が一時不通の大惨事となりました。
鉄橋の向こう側に見えるのが、仰向けになって落ちた列車です。落ちてきた列車はここにあった工場を直撃し、建物は跡形もなく壊れてしまいました。
客車内に居た車掌1名と加工場の従業員5名の計6名が死亡、客車内に居た日本食堂の従業員1名と加工場内の従業員5名、計6名が重症を負いました。
最終ポイントの玄武洞は日本のジオパーク
玄武洞公園全貌地図
玄武洞に到着した時には、夕方6時を回っていました。幻想的でとても見ごたえのあるところですが、時間が、時間だけに凄く薄気味悪い感じが漂っていました。
自然に出来たとは、思えない美しさにすこしビビリながら見入ってました・・・。
どうです。この不気味さ?いや、美しさ・・・。
こちらは、玄武洞右隣にある青龍洞です。ここもまたかなり幻想的ですね。本当に自然に出来たのか疑わしいくらいです。
なんとなくカニの身の断面のようにも見えますね・・・。
夕食は昔よく行った富田屋さんへ
昔サーフィンをしていた頃、通っていた富田屋さんです。とにかく安くて美味しいので日本海に来て寄らなかった時が、無いくらいのお気に入りポイントです。場所は、宮津駅前にあるのですぐ分かります。専用駐車場も一応あります。天橋立も近くにあるので近くに行く人は、一度寄ってみて下さい。
最後に
今回のツーリングの下見は、ポイントだけ見るとドライブや観光を楽しむ人にも充分楽しめるものになります。好きなドライブコースで鳥取に行ってみるのはどうでしょう・・・?