松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お給料の使い方、忘れかけてた初心に戻る

 

f:id:rjmatsumura:20180530224933j:plain

今年社会人1年生になった人たちは、最初に貰う初任給をどんな思いで使ったんだろうか?因みに僕が、初任給を貰ったのは、遥か彼方の大昔なので当時の記憶が、全くもって蘇って来ません。その当時は、誰もそうだと思いますが、そんな大して貰えてないと思います・・・。「給料を貰ったら今まで迷惑かけた両親に少しずつ恩返しするんだ・・・。」なんて一瞬は、思ってもみましたが気が付くと全部自分の為に使っていました。それでも最初は、計画を立て貯金なんかもやったりして張り切っていたのですが、何せ大人の社会には、途方もない誘惑がうずめいているので、とても当時の僕では対処できませんでした。とにかく稼いだお金を自分の為に100%使っていた当時がとても懐かしいです・・・。さて、そんなアリとキリギリスの物語に出てくる僕の様にキリギリスをやってると、後々とんでもない事になります。そこで今回は給料日にまずやるべき事、確実にお金を貯めるためにお給料が入ったらどうするのか考えてみましょう。

 

銀行口座は使い分け作戦でいく

まず準備段階として、銀行口座を2つか3つ持っておくといいでしょう。口座自体はあとで作ればいいので、とりあえず次に行きましょう。銀行口座は、目的で使い分けます。ポイントとしては、生活費などの「使うためのお金」と「貯めるためのお金(貯蓄)」を、別の口座に分けます。貯蓄するお金は絶対に引き出さない!と決めて、キャッシュカードを封印しましょう。入金は通帳だけでもできるので使わない工夫を考えましょう・・・。

 

 

必ず出ていくお金を取り分ける

まず最初にやることは、家賃や光熱費など、必ず出ていくお金を取り分ける事です。貯蓄よりも何よりも、生活のベースとなるお金をきちんと支払うことが重要・・・。家賃は金額が大きく、一度滞納してしまうと、翌月以降に支払う金額がどんどん大きくなって返せなくなってしまうなんて事も大いにあり得るので。給料が入ったら、ほかの買い物をする前に、まずこのお金を確保しましょう。家賃は、早めに支払ってしまうか、引き落としやカード払いに使う口座に入れおきましょう。普段使う口座に入れっぱなしは、厳禁です。

 

 

貯蓄用のお金を必ず確保する

次に、貯蓄するお金を取り分けて、貯蓄用の口座に入れましょう。月末に残ったお金を貯金しようと思っていると、結局たいして残らず、いつまでたっても貯金が増えません。これは僕の経験上間違いありません。なのでそうならないように、あらかじめ貯蓄分を取り分けてしまうのです。給与振込口座を貯蓄用にも使いたい場合は、積立にしましょう。要は貯めていくお金は絶対に使わないと、はっきり認識できる形にしておくことが肝心なのです。貯蓄する金額の目安は、給与振込口座に振り込まれた金額の10%~20%くらいがいいんじゃないでしょうか。実家暮らしの人は更にプラスアルファを考えてもいいでしょう。一人暮らしで掛かる家賃や光熱費分を貯金に回せますからね・・・。とにかく貯金は習慣にしてしまえば、こっちのものです。

 

 

お金の使い方を真剣に考えてみる

家賃などを取り分け、貯めるお金を取り分ける。そして残ったお金が、使えるお金ということになります。使えるお金は、貯蓄用のお金とは必ず分けましょう。いつでも引き出せるよう、コンビニのATMなどで無料で引き出せる口座を使うといいでしょう。それにしても使えるお金はこんなに少ないのか・・・?と思う額になるかもしれません。そうなるとなおさら、お金の使い方も工夫しなくてはいけません。一人暮らしの生活費の中で、自分の工夫次第で支出をコントロールできるのは食費です。お昼を手作りのお弁当にする、外食の回数を控え目にする、飲み物は買わずに家でお茶やコーヒーをいれるなどを心がけると、1か月の食費は2万円くらい浮いてくるかもしれません。また無視できないのがスマートフォンなどの通信費です。料金プランの見直しはもちろん、使い方そのものを見直してみましょう。お金だけでなく、時間の浪費も考えてみましょう。

 

 

大きな買い物や旅行などの費用

大きな買い物や旅行をしたい時は、間違っても取り分けた貯蓄用のお金を使ってはダメです。貯まったら使い、貯まったら使いを繰り返していては、いつまでたっても資産を築くことはできません。それはあくまでも将来に向けて貯めていくお金なのですから・・・。なのでそんな場合は、また別にお金を貯めるようにしましょう。

 

 

最後に

と言う訳で、過去の後悔を教訓に考えてみました。僕も若かりし頃にコレをしっかり守っていたら今よりか有意義な生活を送れていたかも知れません。